国内映画ランキング : 2004年4月10日~2004年4月11日

映画ランキング : 2004年4月13日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年4月10日~2004年4月11日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 2

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

配給:ヘラルド/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 9
2 1

ドラえもん/のび太のワンニャン時空伝

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 6
3 3

クイール

配給:松竹

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 5
4 6

恋愛適齢期

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
5 4

ワンピース/呪われた聖剣

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 6
6 5

ブラザー・ベア

配給:ブエナビスタ

日劇3ほか東宝系 5
7

タイムリミット

配給:東芝エンタテインメント

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
8

ディボース・ショウ

配給:UIP

日劇1ほか東宝系 1
9 7

イン・ザ・カット

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 2
10 9

イノセンス

配給:東宝

日比谷映画ほか東宝系 6

※ファーストラン時点

春休みが終わり「王の帰還」が返り咲き。新作は振るわず

新学期が始まり、春休みシーズンが完全に終わった。これに伴い、「ドラえもん」「クイール」「ブラザー・ベア」「ワンピース」といったファミリー向け番組は、興収がものの見事に50%近くダウン。この影響で「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」が再び首位に返り咲いた。興収はこの週末までに90億円を突破しているが、最後にもうひとつ踏ん張らないと100億円には届かない可能性もある。春休みが終わったせいもあって、“大人の映画”が頑張らなければならない時期なのだが、先週末新たに封切られた、コーエン兄弟の「ディボース・ショウ」と、デンゼル・ワシントンの「タイムリミット」がいずれも不発。前週公開の「イン・ザ・カット」と下位に3作並んで燻っている。圏外で健闘する「ドラムライン」「真珠の耳飾りの少女」あたりが救いではあるが、この分では、上半期の映画人口は昨年を下回るのが確実だ。今週末には「コナン」「クレヨンしんちゃん」というゴールデン・ウィークの定番アニメ2本が公開となり、それなりの賑わいを取り戻すと思われる。とはいえ、“大人の映画”に好材料が見られないのは相変わらず。

2004年4月13日更新 駒井尚文

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