ビル・コンドン
米ニューヨーク・ニューヨークシティ出身。コロンビア大学卒。メディア業界誌ミリメーターに寄稿したのがきっかけでマイケル・ローリン監督と知り合い、彼がメガホンをとった「ストレンジ・エクスペリメント」(81・日本劇場未公開)で脚本家デビュー。87年の「地獄のシスター」で監督デビューを果たし、98年の「ゴッド・アンド・モンスター」でアカデミー脚色賞を受賞する。大ヒットミュージカルを映画化した「シカゴ」(02)でも同賞にノミネートされ、監督・脚本を務めた「ドリームガールズ」(06)では新星ジェニファー・ハドソンにアカデミー助演女優賞をもたらした。その後、「トワイライト」シリーズの最終章「ブレイキング・ドーン」2部作(11、12)でメガホンをとり大ヒットに貢献。名作ディズニーアニメ「美女と野獣」を実写映画化するプロジェクトでは、監督に起用された。その他の監督作に「愛についてのキンゼイ・レポート」(04)、「フィフス・エステート 世界から狙われた男」(13)など。