窪田正孝&新井浩文“兄弟”なのに対照的すぎて「話すことが何もない」
2018年1月16日 20:27

[映画.com ニュース] 「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督が4年ぶりにオリジナル脚本で撮り上げた最新作「犬猿」のプレミア上映会が1月16日、東京・渋谷TOEIで開催され、吉田監督をはじめ、主演の窪田正孝、新井浩文、江上敬子(ニッチェ)、筧美和子が出席した。
「ばしゃ馬さんとビッグマウス」「麦子さんと」などを手がけ、ヒューマンコメディの名手として定評のある吉田監督が、「兄弟」「姉妹」をテーマに、羨望、嫉妬、近親憎悪といった身近な存在に抱く感情を、笑いとペーソスを織り交ぜながら描く。窪田が印刷会社の営業マンとして働くまじめな弟・金山和成、新井が刑務所から出所したばかりの傍若無人な兄・金山卓司を演じ、江上が仕事はできるがブスな姉・幾野由利亜、筧が容姿だけがとり得の妹・幾野真子に扮した。
兄役の新井の印象を問われた窪田は、「何をやっても受け止めてくれる方ですし、現場での生き方や姿勢に惹かれた」と深い信頼を寄せ、「芝居で会話をするようなスタンスもすごく似ていた」と熱弁をふるう。だが“兄”新井は、「窪田くんはマスコミの皆さんやお客さんがいるので気を使っている。まったく趣味が合わないんですよ」と、まさかの否定。「待ち時間に窪田くんに『ゲームやる?』と聞くと『やりません』。『じゃあ漫画とか読む?』『あんまり読みません』。『お酒飲む?』『お酒ダメです』。だめじゃんそれじゃあ! 話すことが何もなくて(笑)」とぶっちゃけると、窪田は「そうですね……」と肩を落としていた。
一方、姉妹役の江上と筧は「終わってから2人でごはんを食べに行った」とニッコリ。ここでも新井が「うちら1回も行ってないもん。酒飲まない人、誘いづらいでしょ!」と声をあげると、窪田は「すみません」と小さくなっていた。
また窪田は、劇中で激しい兄弟ゲンカが展開される点について触れ「実際にきょうだいがいるので、昔は血だらけのケンカをしていました」と明かす。「今はもう仲がいいですけどね。でも昔は、ファミコンが飛んで『わあ!』みたいな」と続けると、すかさず「ファミコンが飛んだらわあって何?」(江上)と鋭いツッコミ。慌てて「ファミコンを投げつけられた」と説明していた。
今年の抱負を発表するコーナーでは、窪田は「20代最後なのでお世話になった人に恩返ししたい」と言い、恩返しする相手を問われると「ずっと一緒にやってきたマネージャー」と告白。「マネージャーさんにまったく褒めらことがないんです。でも今回、『ずっと見てきたなかで、この作品がすごく好きです』と褒めてくれたんです」と嬉しそうに話す窪田に対し、新井は思わず「めっちゃ良い子やないか!」。さらに「うちだったら、マネージャーさんになんか言われたらムッとする」と笑いを誘った。
さらに新井は、自身の抱負を「年末に会社でいろいろあったので、今年は去年の1.75倍くらい働きたいなと」と述べ、「マスコミの皆さんよろしくお願い致します(笑)。仕事を頑張るということです」と呼びかけた。「犬猿」は、2月10日から東京・テアトル新宿ほか全国公開。
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