パンティのぞいたら変態?仏コメディ「ボン・ボヤージュ」飛ばしすぎなマナーCM公開
2017年6月7日 17:00
[映画.com ニュース] 英語リメイクが決定したフランスのヒットコメディ「真夜中のパリでヒャッハー!」を手がけたニコラ・ブナム監督の最新作「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」のマナーCMが、公開された。
「アーティスト」のプロデューサーを務めたトマ・ラングマンが製作を務め、「グランド・イリュージョン」で知られるジョゼ・ガルシアや「美女と野獣(2014)」のアンドレ・デュソリエが出演したハートフルコメディ。整形外科医の父トム(ガルシア)、妊娠中の母ジュリア(カロリーヌ・ビニョ)と2人の子どもたちからなるコックス一家は、祖父と一緒に新車でバカンスに出かける。だが、出発早々にブレーキが故障してしまい、車は時速160キロで暴走する。
映像では、「映画館でのマナーは耳にタコでしょう。でも、マナーをお伝えすると映画を宣伝させてもらえるらしい。じゃあ、マナー言いまーす」と本音丸出しのセリフからスタート。トムがジュリアの携帯を車窓から投げ捨てるシーンや、怒りのあまり車に蹴りを入れ、エアバッグが膨らんでしまうシーン、車内にハチが迷い込みパニックになるシーン、車から身を乗り出した謎の女性が、並走するもう1台の車との間にぶら下がり下着が丸見えになるシーンなど劇中のハプニングの数々が切り取られ、「隣の人をなぐったら痛い!」「パンティのぞいたら変態!」と最早劇場マナーを逸脱したものが並ぶ。「録音・撮影禁止」「飲食時の注意」「喫煙・火気使用の禁止」といった本来伝えるべきものに関しては、テロップを出すだけで「後は読んどいてください」と丸投げする“やっつけ感”全開の映像が笑いを誘う内容だ。
「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」は、7月22日から全国順次公開。