ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走

劇場公開日:

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走

解説

フランス製コメディ「真夜中のパリでヒャッハー!」シリーズのニコラ・ブナム監督が、夏休みのバカンスでドライブ旅行に出かけた一家が、車内で繰り広げる騒動を描いた。整形外科医の父トム、妊娠中の母ジュリア、不思議少女な9歳の娘リゾン、活発な7歳の息子ノエのコックス一家は、祖父と一緒にトマ自慢の新車で夏休みのバカンスへ出かける。しかし、最新機能を満載したはずのトム自慢の新車はブレーキが故障しており、制御不能に。高速道路を時速160キロで暴走し、無能な警察官や能天気なカーディーラー、そして後部座席に潜んでいたある人物らを巻き込み、一家を乗せた車内はパニックに陥る。プロデューサーに、アカデミー賞を受賞した「アーティスト」のトマ・ラングマンら。

2016年製作/92分/G/フランス
原題:A fond
配給:ギャガ
劇場公開日:2017年7月22日

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(C)2016 Chic Films – La Petite Reine Production – M6 Films – Wild Bunch

映画レビュー

3.0フランス人、こんなバカばっかりじゃないよね

2023年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

『おバカんす家族』のハチャメチャ感が大好きで、大笑いした感じに近く、共通点もたくさん見受けられます。製作年数は2016年ということなのでこちらの方が後発ですね。企画段階で、何らかの影響を受けた可能性はあると思います。

大きな違いは、登場するキャラクターに共感できるかどうかというところ。フランス製ということもあってか、どうにも行動原理にギャップを感じすぎて笑えない事が多いです。アメリカの笑いと、フランスの笑いの違いを比較してみるにはとてもいい題材になるでしょう。

車に対する考え方にもずいぶん差があるようです。この映画ではオートドライブが故障してしまい、160キロ以下にスピードが落とせなくなることがメインの障害になり、やがて訪れるであろう破滅に向かって突っ走る姿をずっと追いかけ続けることになります。

当然、お話の方向としては
(1)大クラッシュの末に家族の誰も助からない。巻き添えで数十人犠牲になる
(2)奇跡的に事態が解決する鮮やかなエンディング。誰も死なない
(3)家族が崩壊する
(4)尊い犠牲によって、みな助かる。この映画では父親か爺のどちらか
などが考えられます。ネタバレになるといけないので、この先は見ていない人は読まないでほしいのですが、誰も(1)は望まないでしょう。

止まれなくなる車なんて誰も乗りたいと思わないし、万が一故障が起きても絶対に起きてはいけない事故です。そんな車が世に出ているという設定について行けないし、もっとも信じがたいウソのひとつでしょう。

さらには、ヘリで救出する作戦が展開したのちに、なぜかバラバラになった車のエンジンも停止しているという都合のよさ。一度宙づりになった車はエンジンが停止するという裏設定でもあるんでしょうか。そもそも、オートドライブの制御パネルが車体の底に配置されていることなんて、考えられない。障害物や、水たまりにはまって機能停止になるのが関の山です。

そのカラクリが、観客だけに見える「神の視点」で語られますが、この映画の最大の弱点です。説得力を増す特殊効果のはずが、所詮は作り事なのだと冷めてしまいます。

道中には、これでもかとばかりに問題が次々に発生していきますが、その原因のほとんどはトンデモな性格のお爺ちゃん。こいつさえいなければ、家族が危機に陥ることもなかったのに。母親は、今までの経験で何も学ばなかったのでしょうか。「この人といると、家族が崩壊する」と。

さておき、非常にテンポよく、勢いだけで最後まで突っ走ってくれますので、絶対に退屈だけはしないと思います。時間の分だけは楽しめること間違いなし。気に入るかどうかはお好みによるでしょう。個人的には、夫婦の秘密の会話が英語で交わされるという裏設定がツボでした。

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うそつきカモメ

2.5典型的ドタバタ劇

2022年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

フランスのコメディを初めて見た。

車中の狭いところで繰り広げられるコメディで、ハラハラしながら笑えたり、シュールな場面もあり、何も考えないで見れる作品。

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キッスィ

5.0欠陥だらけの新車。

2021年12月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

怖い

興奮

むちゃくちゃ爆笑シーン満載でした。

でもこんな車には乗りたくはない!((( ;゚Д゚)))

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Y&M

3.0【”こんな制御システム不能の新車で高速を走るのは、嫌だ!”おフランス、高速オバカコメディ。本当に160キロメーター/hで、撮影したんですか??。ビックリ!】

2021年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

興奮

ー 先日、夕刊のコラムを読んでいたら、”オモシロイ映画は一言で表せる”と言う記事を読んだ。
  曰く、ヒチコックの「鳥」は、鳥が人間を襲う。
「パラサイト 半地下の家族」は貧しき一家、高台の豪邸に侵入。
  では、今作はと言えば
  ”イロイロな事情を抱えた家族が夏休みのバカンスに行くために、新車で出かけたが、制御システムが壊れて、時速160キロメーターで、高速爆走・・。”
  長いな・・。-

◆感想
 ・おフランス映画は、どことなく気取った風があり(個人的意見です。)、”アムール・・”などと言いながら、イチャイチャする映像をさも芸術作品風に描く傾向があるが(重ねて、個人的な意見です。)たまーに、今作や「世界の果てまでヒャッハー!」シリーズのような、おバカコメディが上映される。

 ・今作は、おバカ一直線映画である。
 最新システムを搭載した新車で夏のヴァカンスに出掛けようとした家族が見舞われる制御不能になった車で時速160キロでの高速運転をしながら、隠していた様々な秘密が、露わになって行く・・、と言っても大した秘密ではない。

 ・但し、映像としてはハラハラドキドキで、「スピード」程ではないが、緊張感は醸し出される。

 ・彼らを取り締まる高速警備隊隊員たちも相当におバカで、警備中に青姦をしていたり、制御室の連中も仕事そっちのけで、卓球に興じていたり・・。

 ・BMWをおバカ家族に壊された男の追跡も相当執念深い。

<たまーに、何にも考えずに、おバカだなあと思いながら観る映画も、宜しい。
 但し、見た後の余韻は、微塵もない映画である。
 ”お暇な人は、どうぞ・・、”としか言えない作品。
 観終わった自分自身が何故、この映画を観たのかも謎である・・。>

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NOBU
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