17年ぶり舞台共演、石丸幹二「妖精のよう」も堀内敬子は上から目線「上達したな」
2017年4月16日 19:30
2人はともに「劇団四季」出身で、「ウエスト・サイド物語」「美女と野獣」など多くのミュージカルで共演。退団後は、石丸はミュージカル俳優としての地位を確固たるものとし、堀内はテレビドラマなどに進出してキャリアを積んできた。2015年に堀内が出演したTBSの連続ドラマ「表参道高校合唱部!」に石丸がゲスト出演したことはあるが、舞台での共演は実に17年ぶりとなる。
石丸は「もともと才能のある方。今度は板(舞台)の上でと思っていたので夢のよう。会わなかった17年でいろんなことができるようになり、もう神さま。特にバラエティが面白いが、今回は求められる役ではないので楽屋裏で見せてもらおうと思っている」と期待。堀内も「丸ちゃんのキャラではない役にも挑戦されて、どこかで必ずご一緒したいと思っていた。ありがたい」と応じた。
「パレード」は1910年代に米国で実際に起きたえん罪事件を、ピュリツァー賞作家のアルフレッド・ウーリーが脚色。石丸が身に覚えのない罪で逮捕される夫、堀内はそれを支える妻を演じる。
既に稽古は始まっており、石丸は「ごく自然に始まって、デュエットも多いので当時やっていたスタイルを思い出してピタッと合っていくのが心地良い」とかなりの手応えをつかんでいる様子。堀内は、「かなり年はとっちゃいましたが、お互いの目を見て芝居をすると一緒に頑張っていた時代がよみがえってくる。精神的な深みが出ていると思います」と冗談を交えながら息の合ったところを見せた。
その成果とばかりに、劇中で歌うデュエット「無駄にした時間」をピアノ伴奏で披露し、石丸は「女優としてキャリアを重ねられても、ほぼ変わっていない。妖精のようで、引き出しがたくさんある」と絶賛。だが、堀内は「褒められたから褒めなくちゃと思い考えたけれど、振りの覚えとターンが速くなった。上達したなと思いました」と上から目線で称えた。
石丸は苦笑いするしかなかったが、「20年近く前に書かれた作品だが、現代の現実の世界で同じようなことが起きている。古びていない。そういうミュージカルと向き合い、今この作品でこの役を演じる意味と意義を感じている」と真摯な抱負。堀内も、「稽古のレベルが高くて、(石丸に)お兄さん的に教えてもらいながらついていっています。頼りがいが増しています」と信頼を寄せていた。
他に岡本健一、武田真治、石川禅、新納慎也らが共演。「パレード」は5月18日~6月4日、東京・西池袋の東京芸術劇場プレイハウスで上演される。
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