石原さとみ「忍びの国」で大野智の妻に!知念侑李は“先輩”と初共演
2016年8月22日 05:00

[映画.com ニュース] 「嵐」の大野智が主演する時代劇映画「忍びの国」(中村義洋監督)に、石原さとみ、鈴木亮平、立川談春、「Hey! Say! JUMP」の知念侑李、マキタスポーツ、平祐奈、國村隼、伊勢谷友介が出演していることがわかった。
「のぼうの城」「村上海賊の娘」で知られる和田竜氏の累計発行部数55万部を突破する同名小説が原作。織田信長の次男・織田信雄が独断で8000の兵を率いて伊賀に侵攻したが、伊賀衆のかく乱作戦や奇襲によって返り討ちに遭い、伊勢へと敗走した天正七(1579)年の「天正伊賀の乱(第1次)」を題材にしており、知略謀略が張りめぐらされた忍者と侍による壮絶な大合戦を描く。
石原が今作で演じるのは、普段は金の亡者で無類の怠け者だが史上最強の忍びといわれる無門(大野)の妻・お国。安芸の武家から無門にさらわれてきたという役どころを得た石原は、「怠け者で不真面目な無門に対し、常に不安や苛立ちはありますが、叱って尻を叩いて舵を切っていくと同時に、大きな愛情を注ぐ母のような女性だと思った」という。大野とは初共演となるが、「初めて大野さんがセリフを発した瞬間、皆が…無門だ!! と驚き、鳥肌が立ちました。この作品は時代劇アクションであり、恋愛物語でもあります。幅広い世代の方に楽しんで頂ける作品になるよう、最後まで丁寧に演じていきたいと思います」と明かしている。
また知念は、大野と念願の初共演とあって「出演が決まったときは本当に嬉しかったです」。伊賀に攻め込む信長の次男・信雄を演じるが、「新しい自分を楽しみつつ、悔いが残らないよう撮影に臨みたいなと思います」と胸中を吐露した。徹底した役作りで知られる鈴木は、伊賀・下山家の嫡男で、ある事件によって忍びに失望してしまう下山平兵衛に息吹を注ぐ。今作のアクションに臨むに当たり、2カ月にわたり稽古を積んでいるそうで「『人間ではない』忍びの世界で人間の心を持ってしまった平兵衛の悲哀を、大野さん演じる無門と好対照になれるよう、情熱的に演じ切りたいと思っています」。
さらに、伊賀を治める十二家評定集のひとり、百地三太夫に扮する立川は、「落陽」(92)以来24年ぶりに銀幕復帰を果たした。時代劇映画は初出演となるが、「百地三太夫は見た目悪いやつなので、大野智ファンに嫌われるような立派な三太夫になりたいと思います(笑)」とコメントを寄せている。ほか、マキタスポーツは信雄の家臣・長野左京亮、平は信雄の妻となる北畠凛、國村は伊勢国を治める北畠具教、伊勢谷は剛力で名を馳せる信雄の家臣・日置大膳を演じる。
7月4日に撮入した同作は、9月下旬にクランクアップを予定。2017年夏に全国で公開。
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