キューブリック遺稿、「ワールド・ウォーZ」マーク・フォースター監督が映画化
2015年6月26日 12:30

マーク・フォースター監督
Photo by David M. Benett/Getty Images for IWC
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[映画.com ニュース] 巨匠スタンリー・キューブリック監督が遺した映画脚本「ザ・ダウンスロープ(原題)」を、「ワールド・ウォーZ」のマーク・フォースター監督が映画化することになったと、Deadlineが報じた。
「ザ・ダウンスロープ(原題)」は、キューブリック監督が劇場デビュー作「恐怖と欲望」(1953)の後の56年に執筆したオリジナル脚本で、アメリカ南北戦争を舞台に、北軍のカスター将軍と南軍のモスビー司令官の戦いを描く反戦ストーリーだという。3部作の第1弾として企画され、その後はアメリカの西部開拓時代を舞台に壮大な歴史アクションサーガとして映画化される予定だ。
プロデューサーは、フォースター監督とローレン・セリグ(「誘拐の掟」)、バリー・レビン(「オブリビオン」)とレネ・ウルフ(「All I See Is You」)で、キューブリック監督の遺族も全面協力する。映画史に残る傑作をいくつも生み出したキューブリック監督のアイデアが死後に映画化されるのは、スピルバーグ監督が手がけた「A.I.」に続いて2度目となる。
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