釈由美子、結婚報道には笑顔でノーコメント
2015年6月10日 13:30
[映画.com ニュース]女優の釈由美子が本格アクションに挑戦した主演作「KIRI 『職業・殺し屋。』外伝」の完成披露試写会が東京・池袋HUMAXシネマズで6月9日あり、釈と、共演の久保田悠来、文音が舞台挨拶に出席した。
この日は、今月誕生日を迎える釈と久保田に、サプライズで花束が贈呈された。12日の37歳のバースデーを前に釈は、「久保田くんと誕生日が近いので、『まさかのサプライズあるよね』と予想しちゃってたので、やっぱりなって感じなんですが(笑)」と正直に話し、「すごく嬉しいです。ありがとうございます」と満面の笑顔を浮かべていた。また、釈は今年に入ってから交際を開始した男性と7月に結婚を検討していると報じられており、報道陣から質問が飛んだものの、笑顔でノーコメントを貫いていた。
古武道2段の腕前を持ち、「修羅雪姫」(2001)以来14年ぶりの本格アクションに挑んだ釈は、「強くてかっこいいんだけれども、瞳の奥が濡れて泣いているという、守ってあげたくなるようなキャラクターにしたかった」と役作りを振り返った。また、「最近テレビで残念なスキップを披露しているので、『本当にアクションできるの?』と思われがち(笑)」と自虐的に語り、「(映画で)ご確認頂いて、いろんな方に『釈由美子スキップは残念だけど、アクションはできるよ』ってお伝え頂ければ嬉しいです」とアクションシーンに自信をのぞかせていた。
映画は「ヤングアニマル」で連載された西川秀明氏のバイオレンスコミック「職業・殺し屋。」を原案に、孤高の女暗殺者キリの復讐劇を描く。殺人を請け負う闇サイト「殺し屋。」を通して依頼された殺人で快楽にふける殺人者たちを、キリはある復讐のために監視していた。そしてある日、探し続けていた敵(かたき)を見つける。「仮面ライダー」や「ウルトラマン」といった特撮作品のほか、「赤×ピンク」などアクション作品を手がけてきた坂本浩一がメガホンをとる。
「KIRI 『職業・殺し屋。』外伝」は、6月20日から公開。