中条あやみ　参考にしたのは「貞子先輩！」始球式で“呪いの魔球”披露

［映画.com ニュース］　シリーズ累計130万本のセールスを記録した大ヒットホラーゲームの実写映画化「劇場版　零　ゼロ」に主演の中条あやみと森川葵が9月11日、東京・文京区の東京ドームで行われた北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス戦で、始球式に挑戦した。

中条と森川は、15人の女子高生軍団とともに劇中の制服にキャップ姿で登場し、マウンドへ。北海道日本ハムファイターズのマスコットキャラクター「B・B」を相手に、森川の「3・2・1・零！」の掛け声に合わせて中条が全力投球を披露。するとなぜか応援していたはずの女子高生たち、B・Bまでもがバタバタと倒れる演出がなされ、客席のファンから惜しみない拍手が送られた。

始球式に初挑戦した中条は、「練習ではもっと上手に投げられたのに、本番ではズレちゃいました」としょんぼり。始球式で参考にした人を聞かれると、「貞子先輩です！」と即答し、「でも貞子先輩は倒れちゃったから、私の勝ちです（笑）」と興奮冷めやらぬ様子で語った。また「次の機会があれば150キロ越えの投球をしたい」としたり顔で言うと、森川から「無理でしょ！（笑）」とツッコミを入れられていた。

同名人気ホラーゲームを原案に、「多重人格探偵サイコ」「黒鷺死体宅配便」などで知られる小説家・大塚英志氏が書き下ろしたノベライズを、「リアル鬼ごっこ」シリーズや「バイロケーション」など、ホラー映画で定評の高い安里麻里監督が映画化。深夜0時に女の子だけにかかる呪い、学園で起こる神隠しの真相に迫っていく2人の少女の姿を描く。

女子中高生に絶大な人気を誇る雑誌セブンティーンの専属モデルとして活躍する中条だが、中谷美紀、松嶋菜々子、仲間由紀恵、橋本愛など、多くのスター女優を輩出した角川ホラーである本作を期に、女優として更なる飛躍が期待される。「劇場版　零　ゼロ」は9月26日から公開。