「海街diary」実写映画化決定!是枝裕和監督が念願かなってメガホン
2014年5月27日 15:27

[映画.com ニュース] マンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の大人気コミック「海街diary」が実写映画化されることになり、第66回カンヌ映画祭で「そして父になる」が審査員賞に輝いた是枝裕和監督がメガホンをとることが明らかになった。
福山雅治主演作「そして父になる」を興行収入32億円の大ヒットに導いた是枝監督の新作が、ついに始動する。オリジナル作品に強いこだわりを持つ是枝監督だが、「原作モノの映画化に心動き、心躍ることは少ないのですが、この作品は一巻を手にした瞬間からどうしても自分の手で映画にしたいと思い続けていた」という。それだけに、「光と闇のちりばめられた四姉妹の物語に出合えたこと。そして、念願かなってその映画化に監督として関われること。今、このふたつの喜びを噛みしめているところです」とコメントを寄せている。
「月刊フラワーズ」(小学館刊)2006年8月号から不定期に連載され、現在5巻まで刊行されている「海街diary」は、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013を受賞。祖母の残した鎌倉の家で暮らす三姉妹(長女・香田幸、次女・佳乃、三女・千佳)は、幼少期に別れたきりだった父の葬儀で忘れ形見である“異母妹”の浅野すずと出会い、山形から引き取ることを決意する。湘南を舞台に、四姉妹となった香田家がつむいでいく新たな共同生活を通じて、清新でリアルな家族の絆を描いていく。
「カリフォルニア物語」「BANANA FISH」「ラヴァーズ・キス」など、多くの代表作がある原作者の吉田は、「映像化のお話はいろいろいただいていましたが、一番に手をあげてくださっていた是枝監督にお任せすることにしました。私自身、是枝監督の処女作品からのファンでしたし。スクリーンの香田姉妹、私も会うのが楽しみです」と話している。
なお、四姉妹を演じるキャストは後日発表される。
「海街diary」は東宝とギャガの共同配給で、2015年初夏の公開を予定。
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