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ガエル・ガルシア・ベルナル主演の社会派ドラマ「NO」が全国公開決定

2014年5月14日 15:15

カンヌ映画祭の監督週間で最高賞を受賞「NO」

カンヌ映画祭の監督週間で最高賞を受賞
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[映画.com ニュース] 国際的に活躍するメキシコのスター俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが主演したチリ映画「NO」が、8月30日から劇場公開されることが決定した。日本ではこれまで、2012年の第25回東京国際映画祭コンペティション部門、13年の第10回ラテンビート映画祭で披露されてきたが、このたび満を持して全国の劇場で上映される。

チリ人監督パブロ・ララインが、かつて母国を支配したピノチェト独裁政権を題材に描く3部作の完結編で、「トニー・マネロ」(08)、「Post Mortem(原題)」(10)に続く作品。第65回カンヌ映画祭の監督週間で最高賞のアートシネマアワードを受賞し、第85回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた社会派ドラマだ。当時の映像を巧みに融合させるためにビンテージカメラを使って撮影し、記録映像とフィクションがうまく交錯し当時を追体験するような効果を生み出すことによって、広告の力が社会に与える影響を観客に問う作品に仕上がった。

1988年、アウグスト・ピノチェト将軍の長きにわたる軍事独裁政権に対して国際的な風当たりが強まる中、ピノチェトの任期延長の是非を問う国民投票の実施が決定する。ピノチェト支持派「YES」と反対派「NO」の両陣営は、1日15分のテレビコマーシャルを展開する一大キャンペーン合戦を展開。「NO」陣営に雇われた若き広告マン(ベルナル)は、斬新かつユーモアあふれる大胆なアイデアで、支持派の強大な権力と向き合い熾烈なメディア争いを繰り広げていく。

また、本作が世界初披露されたカンヌ国際映画祭は、主演のベルナルのキャリアを語る上で欠かせない映画祭だ。00年には脚光を浴びるきっかけとなった「アモーレス・ペロス」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)が批評家週間でグランプリを受賞。04年には、主演作「バッド・エデュケーション」が特別招待作品としてオープニングを飾っただけでなく、チェ・ゲバラの若き日を演じた「モーターサイクル・ダイアリーズ」がコンペティション部門に正式出品された。ベルナルはその実績から、本日14日に開幕する今年の映画祭でコンペティション部門の審査員を務めている。

NO」は、8月30日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開。

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