夏帆がホラー初挑戦 ドラマ「悪霊病棟」で霊能力をもった看護師に
2013年5月22日 07:00
[映画.com ニュース] 女優の夏帆が、TBS・MBSで7月から放送を開始する深夜ドラマ「悪霊病棟」で、ホラー作品に初挑戦することがわかった。「もともとホラーに挑戦してみたいと思っていた」という夏帆は、「脚本を読んだだけでも、続きがすごく気になりました。きっと、次が早く見たいと思うドラマに仕上がるんじゃないかと、楽しみです」と期待を寄せている。
お化け屋敷プロデューサーの五味弘文氏が手がけるホラープロジェクト「黒い歯」の一環として製作されるドラマで、町はずれの病院を舞台に霊的能力を持った看護師(夏帆)がさまざまな怪奇現象に巻き込まれていく姿を描く。「リング0 バースデイ」「おろち」などで知られるJホラーの先駆者・鶴田法男が総監督・脚本を務める。
現在放送中の園子温監督によるドラマ「みんな!エスパーだよ!」では、ヤンキー女子高生役を体当たりで演じ、演技の幅を着実に広げている夏帆が、今度はホラージャンルを開拓する。「実は怖いものが苦手で、ホラー作品はあまり見たことがない」という夏帆だが、「ホラーに挑戦してみたいと思っていたので、オファーをいただいてとてもうれしいです」とコメント。「ホラーにもいろんなジャンルがあるので、総監督の鶴田さんのこれまでのホラー作品をはじめ、撮影開始までにいろんな作品を見て、しっかりと勉強しておきたいと思っています」と意気込みを明かした。
今夏に東京、大阪、名古屋で開催されるお化け屋敷イベントとも連動するほか、小説版の刊行や、放送直後からスマートフォン向け動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」と「UULA」で見逃し配信をするなど、多メディアを通してプロジェクトが展開する。鶴田監督のほか、ドラマ「母。わが子へ」の竹園元監督、映画「先生を流産させる会」の内藤瑛亮監督が演出に加わる。全10話予定。