【国内映画ランキング】「ONE PIECE FILM Z」がV4!「レ・ミゼラブル」が3週連続2位
2013年1月9日 13:00

[映画.com ニュース]1月5~6日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。2013年、巳年の最初の週末、新年早々景気のいいニュースが飛び込んできた。昨年の12月15日より大ヒット公開中のアニメーション映画「ONE PIECE FILM Z」(全国302スクリーン)が、年末年始も好調な興行を維持し、公開から21日目となる1月4日に早くも興収51億円を突破。5、6日の2日間でも動員25万3299名、興収3億2272万4100円をあげ、週末動員ランキングで4週連続首位を獲得した。
4日現在での興収51億円突破(動員427万人)は、興行収入で成績を発表しはじめた2000年以降の公開作品で、東映配給作品では「男たちの大和 YAMATO」(2005)を超えて、動員・興収とも歴代最高の記録。6日までの累計では動員452万4691人、興収54億5057万8400円となり、先行のアニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(6日現在で興収49億円超)をあっさりと抜き去って見せた。興収48億円をあげた前作「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」と公開23日間比較では興収149・6%と、最終興収60億円以上が視野に。
続く「レ・ミゼラブル」(365スクリーン)は、動員が前週対比で114%と成績をあげ、累計動員170万8674人、興収21億1071万8700円を記録し、3週連続2位をキープ。こちらは最終興収35億円以上が視野に入っている。また、「007 スカイフォール」(871スクリーン)が6日、興収24億円を突破し、前週の4位から3位に返り咲いた。「ONE PIECE FILM Z」の驚異的な大ヒットはもちろん、この洋画2作の踏ん張りもあり、今年の正月興行(1~5日)は、全体興収で昨年を若干上回ったようだ。昨年に引き続き今年もアニメが興行をけん引するか注目される。
ほかにも、4位「映画 妖怪人間ベム」、5位「ホビット 思いがけない冒険」、7位「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタム」が、それぞれ順位をひとつずつ上げ、苦戦を強いられていた「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」も正月の稼働アップで、前週の12位から8位に、「フランケンウィニー」も11位から10位に返り咲いた。6位の「今日、恋をはじめます」は興収15億円を突破している。今年の映画興行を占う上でも幸先のいいスタートと言えるかもしれないが、昨年を上回る興行展開を期待したい。
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