「プリティ・イン・ピンク」モリー・リングウォルドが小説家デビュー

Photo:Nigel Norrington/Camera Press/AFLO

［映画.com ニュース］　「プリティ・イン・ピンク　恋人たちの街角」「ブレックファスト・クラブ」などの青春映画に出演し、1980年代にアイドル的人気を博した米女優モリー・リングウォルドが、処女小説を発表した。

8月中旬に刊行されたリングウォルドのデビュー作「When It Happens to You」は、8編からなる連作短編小説。「裏切り」をテーマに、米ロサンゼルスに暮らす結婚18年の夫婦とその娘、友人たちの姿が描かれる。米アマゾンのレビューでも星4.5を獲得するなど、評判は上々のようだ。

44歳になったリングウォルドは現在、米ロサンゼルスで夫と3人の子どもと暮らしている。女優業もテレビドラマを中心に続けているが、米サンフランシスコ・クロニクル紙のインタビューで、「今後は執筆活動に重点をおくことになるだろう」と話している。小説は以前から書いていたそうだが、晴れて処女作が出版され、すでに次回作の構想もあるという。また、本作が映画化されることを希望しており、その際には自ら出演したいと語った。