“飛び出す貞子”の大量発生にGWの渋谷が「キャー」
2012年5月6日 13:55

[映画.com ニュース] 日本を代表するホラーアイコンの貞子が、ゴールデンウイーク最終日の東京・渋谷に異常発生した――貞子が12年ぶりに3Dで復活するホラー映画「貞子3D」の「大増殖祭」と銘打ったプロモーションイベントが5月6日、渋谷界わいで繰り広げられた。
映画ではお決まりの井戸だけではなく、パソコンのモニターや街頭ビジョンなどあらゆる所から現れる貞子。この日は、テレビモニターから飛び出す貞子に扮装した実に50人の“ウオーキング貞子”が、渋谷のスクランブル交差点を何度も往復。「キャーキャー」と叫びながらついて回る女子中高生のグループや、興味津々で写真を撮る外国人観光客、あまりの異様な光景に泣きわめく女の子もおり、かなりの注目を集めていた。
その後はTOHOシネマズ渋谷のエントランス、渋谷マークシティ、渋谷駅のモヤイ像前の三手に分かれ、「貞子からの手紙」を配る“布教活動”も開始。「井戸から出るのは飽きたから、スクリーンから出る」「観(み)ないと呪う。観ても呪うけど」といった恐怖心をあおるものから、「意外とナイス・バディ」というようなコミカルなものまで12種類のメッセージ、計1万枚を道行く人々に託した。
その周囲では、“巨大貞子”を搭載したプロモーション・カーが走り回り、徹底したキャンペーンを展開。貞子たちの表情は、長い黒髪に覆われていたためうかがい知れなかったが、きっと満足げにほおを緩めていたに違いない。
「貞子3D」は、自殺を生放送したニコニコ動画を見ていた人がすべて同じ時刻に死亡するという奇怪な事件を発端に、女子高の教師がその“呪いの動画”の謎に巻き込まれていく恐怖を描く。石原さとみ、瀬戸康史、山本裕典らが出演し、5月12日から全国で公開される。
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