リメイク版「トータル・リコール」にビル・ナイ参加で主要キャスト決定
2011年5月27日 13:29

[映画.com ニュース] アーノルド・シュワルツェネッガーに代わり、コリン・ファレルが主演するリメイク版「トータル・リコール」の主要キャストが固まった。
ファレルに加え、既報の通りヒロイン役のケイト・ベッキンセールとジェシカ・ビール、さらにこのほどビル・ナイ、ブライアン・クランストン、ジョン・チョーの参加も決定。また、イーサン・ホークがカメオ出演する予定だ。ベッキンセールの夫で、「アンダーワールド」シリーズのレン・ワイズマン監督がメガホンをとる。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、リメイク版ではフィリップ・K・ディックの原作「追憶売ります」とオリジナル版の舞台となった火星の設定を変更。代わりに、「ユーロメリカ」と「ニュー・シャンハイ」というふたつの国民国家が舞台になるという。
ファレル扮する主人公のダグラス・クエイドは、ニュー・シャンハイの建設労働者だが、やがて自分はスパイではないかと考えるようになる。ナイはレジスタンスのリーダー、クアトー役、クランストンは悪役を演じる。なお、既報の通りであれば、ベッキンセールがオリジナル版でシャロン・ストーンが演じた主人公の妻ローリー役、ビールがレイチェル・ティコティンが演じた火星で出会う女性メリーナ役の予定だ。
リメイク版「トータル・リコール」は、6月にカナダのトロントでクランクイン。12年8月3日の全米公開が予定されている。
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