誰もが一度は真似してる?引用されることの多い映画の決め台詞ベスト10
2010年4月19日 11:52
[映画.com ニュース] 米映画サイトMoviefoneが、引用されたり真似されたりすることの多い映画のなかの名台詞・決め台詞のベスト10を発表した。
単に名台詞というだけでなく、「Overused(使い古された)」キャッチフレーズという切り口のランキングの第1位に輝いたのは、「ターミネーター」シリーズでアーノルド・シュワルツェネッガーが口にする「I'll be back(アイル・ビー・バック)」。日本でも大流行したフレーズだ。第2位には、ジェームズ・ボンドの決め台詞がランクイン。また、ベスト10中に「ザ・エージェント」(キャメロン・クロウ監督)から2つの台詞がランクインしている。
第8位の「スカーフェイス」(ブライアン・デ・パルマ監督)に関しては、ここで取り上げられた主人公トニー・モンタナ(アル・パチーノ)のラストシーンの台詞もさることながら、アメリカ人の男なら必ず一度はパチーノのキューバ訛りの英語を真似しているはずだと同サイトは指摘している。
ちなみに、AFI(アメリカ映画協会)が05年に発表した「映画の名台詞100」では、「I'll be back」は第37位。第1位は、「風と共に去りぬ」のラストシーンでレット・バトラーがスカーレット・オハラに向かって言い放つ「Frankly, my dear, I don't give a damn(正直なところ、そんなことは私にとってどうでもいいことだ)」だった。
引用されることの多い決め台詞ベスト10は以下の通り。
1.「I'll be back」(必ず戻る)
アーノルド・シュワルツェネッガー「ターミネーター」
2.「…Bond, James Bond」([名前は]ボンド。ジェームズ・ボンド)
すべてのボンド俳優「007」シリーズ
3.「Houston, we have a problem」(ヒューストン、トラブル発生だ)
トム・ハンクス「アポロ13」
4.「May the force be with you」(フォースが共にあらんことを)
ハリソン・フォード、アレック・ギネスほか「スター・ウォーズ」シリーズ
5.「You can't handle the truth!」(真実は、お前の手には負えない)
ジャック・ニコルソン「ア・フュー・グッドメン」
6.「Show me the money!」(カネを見せろ/カネ持ってこい)
キューバ・グッディング・Jr&トム・クルーズ「ザ・エージェント」
7.「Run, Forrest, run!」(走って、フォレスト。走るのよ!)
ロビン・ライト「フォレスト・ガンプ」
8.「Say hello to my little friend!」(俺の坊やに挨拶しな!)
アル・パチーノ「スカーフェイス」
9.「I'm the king of the world!」(僕は世界の王だ!)
レオナルド・ディカプリオ「タイタニック」
10.「You had me at hello」(最初から、あなたの虜だった)
レニー・ゼルウィガー「ザ・エージェント」