千原ジュニア、セリフはたった二言!?「ストリートファイター」初日
2009年3月2日 12:00
[映画.com ニュース] カプコンの元祖対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター」の人気キャラクター、春麗(チュンリー)をフィーチャーしたアクション映画「ストリートファイター/ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」(アンジェイ・バートコウィアク監督)が2月28日、公開初日を迎え、東京・新宿の新宿ミラノにて、日本語吹替え版で声優を務めたお笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじ&千原ジュニア、タレントの腹筋善之介、川下大洋による初日舞台挨拶が行われた。
本作は、格闘技の修業を積んだ春麗(クリスティン・クルック、吹替え版声優は仲里依紗)が、悪の組織“シャドルー”に拉致された父親の救出に挑むというストーリー。日本の人気ゲームを原作にハリウッドが映画化した、いわば逆輸入の作品だ。
組織のボス、バイソンの声を担当した兄せいじは、「格闘技はリズム。僕にはリズム感がなくて苦戦しましたけど、アフレコは4時間“巻き”(早く)で終わりました」と余裕の表情。一方、冷酷な暗殺者バルログを担当したジュニアは、「僕のセリフは二言だけ。この役、僕じゃなきゃダメですか?」と疑問を投げかけ笑いを誘った。
捜査官ナッシュの声を吹替えた腹筋は、映画の出来を「アクション映画としてよくできている」と絶賛。春麗の父シアンの声を担当した川下は「続編が作られるのでは?」と期待を寄せた。
挨拶後、ミス東大の加藤ゆり、2008年ミス・インターナショナル日本代表のkyocoが春麗のコスプレ姿で登場し、4人に花束を贈呈。千原兄・せいじは「男冥利に尽きます」と目尻を下げていた。