元祖「24」、西部劇の名作「真昼の決闘」がリメイク
2007年11月7日 12:00
[映画.com ニュース] デルマー・デイビス監督の57年の西部劇「決断の3時10分」のリメイク作品である、クリスチャン・ベールとラッセル・クロウ共演の西部劇「3:10 to Yuma」が全米公開された今年。アメリカン・フィルム・マーケット(AFM)で11月6日、ゲイリー・クーパー主演、フレッド・ジンネマン監督の52年製作の西部劇名作「真昼の決闘(ハイ・ヌーン)」のリメイク権が契約された。
米ハリウッド・レポーター紙によると、オリジナルのプロデューサー、スタンリー・クレイマーの未亡人であるカレン・シャープ・クレイマーが、プロデューサーのマーク・ヘッドリーと俳優クリストファー・ミッチャム(名優ロバート・ミッチャムの息子)らにリメイク権を売り、契約に至ったという。新たな映画化権の所有者となった彼らは、“ハイ・ヌーン”という名の製作プロを立ち上げている。
新婚の保安官ウィル(クーパー)の元に、かつて逮捕した無法者が帰ってくるという報せが入る。彼らとの決闘を決意するウィルだったが、新妻エミー(グレース・ケリー)は反対し、臆病で利己的な町の住民たちもウィルに固く門を閉ざす。やがて時計は正午になり、無法者を乗せた列車が駅へ到着する、というサスペンスフルな西部劇。劇中時間と上映時間がシンクロする“チクタク・アクション”はまさに人気TVシリーズ「24」の元祖と言えるもの。主演クーパーに2度目のアカデミー主演男優賞をもたらせた名作だけに、どんな大スターが主役に抜擢されるか注目だ。
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