見所は北海道の大自然と可愛いきつね。「子ぎつねヘレン」

目と耳が不自由な子ぎつねと人間の交流を描いた感動の児童書「子ぎつねヘレンがのこしたもの」を映画化した、「子ぎつねヘレン」のチャリティ試写会が、3月5日、東京・千代田区の一ツ橋ホールにて行われ、子ぎつねを介護する少年を演じた深澤嵐が特別ゲストとして参加した。

ヘレンの人形を抱いて登壇した深沢は、子ぎつねとの共演について「最初は怖かったけど、ずっと一緒にいたのでなついてくれた気がしました」と初々しく語ったが、映画の見所を問われると「北海道の大自然と子ぎつねの可愛らしさです」と、9歳とは思えぬしっかりした口調で映画をPRしてみせた。また、最後はこの日のために練習してきたという手話で「僕もヘレンも一生懸命頑張ったので、皆さん観て下さい」と、失敗することなく来場者に語りかけ、会場から盛大な拍手を浴びていた。「子ぎつねヘレン」は、3月18日よりロードショー。