「ハリー・ポッター」第2作のキャンペーンが早くも開始!
2002年1月8日 12:00

1月8日、東京・赤坂の全日空ホテルにて「ハリー・ポッターと賢者の石」の衛星記者会見が行われた。出席したのはダニエル・ラドクリフ(ハリー)、エマ・ワトソン(ハーマイオニー)、ルパート・グリント(ロン)、クリス・コロンバス監督、プロデューサーであるデビッド・ヘイマンの5人。現在、シリーズ第2作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の撮影中である彼らは、撮影スタジオにあるホグワーツ魔法学校の大広間より会見に臨んだ。
全員が声をそろえての「アケマシテオメデトウゴザイマス」という挨拶で始まった会見の開始時間はロンドンの朝9時。時にはハーマイオニー役のエマがあくびをするという微笑ましい場面もあった。
「賢者の石」は現在、世界で8億ドル(約1040億円)という興行収入を記録中。コロンバス監督はヒットの理由を「原作が世界的なベストセラーだからね。今の世の中はみんなが魔法を信じたいという気持ちを持っているんだと思う。そして何よりも、出演者たちの素晴らしい演技のおかげだと思うよ」と分析する。
1作目と2作目の違いについてダニエルは、「1作目のハリーはみんなのやることを観察する立場だった。2作目ではもっと自発的に行動するよ」。エマは「ハーマイオニーは威張っていて男の子にも嫌われていたけど、もっと親しみやすくなるはず」、ルパートは「妹のジニーが入学してくるから面倒みなくちゃ。気持ち悪い虫が出てくるのも楽しみなんだ」と語った。
コロンバス監督によれば、悪戯好きのポルターガイスト“ピーブズ”の登場場面など、映画版「賢者の石」でカットしたシーンはDVDで見られるとのこと。「原作の大ファンだから全部のシーンを使いたいんだが、そうすると6時間の映画になってしまうからね(笑)」。さらに、「『秘密の部屋』は1作目よりも少しダークで、アドベンチャーとしてもっと楽しめるはずだ。クイディッチのシーンもスピード・アップして、見応え十分だよ」と2作目に対する自信ものぞかせた。
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