劇場公開日 2023年12月8日

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市子のレビュー・感想・評価

全318件中、101~120件目を表示

5.0昔のATGを好きだった人には嵌る作品

2024年1月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

自主映画に近い制作スタイルなのが成功の要因。監督が脚本演出編集など全てをこなして作り上げた。まぁ〜誰もがこんな風に出来たら良いなぁ〜と思う映画作りですが、それを成功させる説得力のある映画は滅多にありません。
杉咲花の演技はATG映画「もう頬づえはつかない」の桃井かおりを彷彿させる演技でした。
元は2015年の演劇だと言うことで監督としての真っ直ぐな取り組みが成功させてるのでしょう。

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アンジー

3.0市子が悲しくもたくましく、なんだか惹かれる存在で印象に残るキャラク...

2024年1月28日
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市子が悲しくもたくましく、なんだか惹かれる存在で印象に残るキャラクターだったなと思う。ちょっと男目線でみると女々しい人達が多めで、もっと市子に負けない人も出てきて欲しかった。

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おれ

5.0とにかく良かった

2024年1月28日
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悲しい

切ない
戸籍を持てない人
一度役所に相談する勇気があれば逃げなくてもよかった

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またのぶ

4.0ストーカーとは何か

2024年1月27日
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2023年。戸田彬弘監督。結婚を決めた翌日に失踪した女性を巡り、婚約者の男がその行方を追いながら過去の事実に迫っていく、という話。離婚後300日問題(無戸籍児問題)と難病児介護問題を合わせた社会派ドラマで、「実は二人だった」型のミステリー仕立て。
気になったのは作中に出てくるストーカー。高校時代から女性を想い、殺人事件にまでかかわる男は「俺だけがお前を守れる」というあたりで支配的指向の持ち主であり、助けること=自分のものにすること、という思考で女性を執拗に追いかける。一方で、婚約者の男も警察と駆け引きまでして女性を追いかける。たしかに、支配的指向があるわけではなく、助けること=彼女に生きてほしい、という思考であるが、3年間一緒にいながら彼女のことを何も理解していなかった自分の過去に向き合うことである。ここにおいて彼女は彼の思考の手段であり、ネタである。こういう考えで追いかけることはストーカーとは言わないのだろうか、という疑問がふとわいた。

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文字読み

3.0演者やそのパフォーマンスはいいけれど…

2024年1月26日
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内容そのものが、ちょっと…ダメでした。時を交錯させて、ときに混乱させるような巧みな構成なんかも面白いなぁと思いましたが、味噌汁のにおい?とか、ガラケーの持ち方・・・とか、たばこ?とか、自殺志願?とか、スルーしてもいいような細かなところが気になってしまった気がします。結構些末な事柄でも気になるところが多ければ本筋にも大きく影響して来るものですよね。確かに背後についてある事柄は気になりましたが、物語の結果を求めたいような作品ではないと勝手に感じ取ってしまったので、流れを妨げるような気になる演出がまさに気になりました。

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SH

4.5圧巻の演技

2024年1月25日
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以前から良い女優さんだなぁと思っていた杉咲花さん、この映画を見て圧巻すぎて大女優さんになること間違いないと確信しました。
市子の半生が紐解かれていくストーリー展開なのですが、他に方法がなかったのか?周りの大人の勝手さにイライラしつつ、市子の思いに感情移入してしまいました。とにかく何か切ない、やり場のない怒り?みたいな感情。
社会問題的な要素もある映画です。
市子は犯罪者なのかもしれないけれど今後の人生、少しでも幸せに生きてほしいと願ってしまいます。

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たかな

3.0淡々と

2024年1月24日
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悲しい

萌える

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トミー

3.5よってたかって虎にしたのか

2024年1月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

まず、杉咲花さん。11月の某映画のレビューでは酷評してしまいまいしたが、監督が違うとこんないい芝居のできる役者さんだったんですね。ごめんなさい。

シチュエーションは異なるけど、ブラックラグーンの名エピソードのあのセリフを思い出しました。
「誰かが、ほんの少し優しければあの子たちは−−学校に通い、友達を作って、幸せに暮らしただろう。でも、そうはならなかった。ならなかったんだよ、ロック。だから−−この話はここでお終いなんだ」

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ばとー

5.0『誰も知らない』の後日譚?

2024年1月18日
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知的

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てつ

5.0今期ベスト映画

2024年1月18日
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泣ける

知的

難しい

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Ling

3.5市子の生き様

2024年1月18日
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Mr.C.B.2

4.0悲しきファムファタール

2024年1月18日
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泣ける

悲しい

難しい

 時制を交錯させながら市子のバックストーリーを紐解いていく構成に引き込まれ、最後まで緊張感が途切れす面白く観ることが出来た。

 物語は失踪した市子を追いかける長谷川の視点で展開されていく。市子の過去を知る関係者を訪ねながら自分の知らない彼女の秘密を知っていく中で、彼女がなぜ失踪しなければならなかったのか?その理由が徐々に判明していく…というのが大筋である。

 総じてよく練られた脚本だと思うが、過去編の伏線が後半の現代編で回収されていく構成は、ドラマがシンプルな分、やや安易な答え合わせに終始してしまったかな…という印象を持った。これなら現在の時間軸でそのまま描いても良かったのではないだろうか。
 尚、”ある事件”の参考人として市子を追いかける刑事が登場してくるが、これによって物語にサスペンス的な要素が加味されていくようになる。これについては上手くいっているような気がした。

 聞けば本作は元々は舞台劇だったということである。現在と過去を複雑に往来する本作が舞台劇でどのように上演されたのか気になる所である。映画版を観る限りあまり舞台劇には向かない内容だと思うのだが、そのあたりはどうなっているのだろうか。舞台版は未見なのでよく分からない。

 それにしても、本作は誠に強烈な快作…ならぬ”怪作”と言える。
 映画を観終わって真っ先に思ったことは、これほどバケモノじみたファムファタール映画もそうそうない…ということである。それくらい市子のしたたかにして大胆不敵な行動には戦慄を覚えてしまった。
 しかも、彼女は悪女と言うには余りにも悲しき運命を背負った女である。その出自を知ると同情も禁じ得なかった。

 映画を観た後で知ったのだが、市子のような境遇の人間は実際に世の中には結構いるそうである。自分はこの事実を知らなかったので、本作を観て少しだけ調べてみたが、これは法制上の問題に関わってくるので中々一筋縄ではいかない難題のようである。一応、今年の4月から制度が変更されるそうだが、市子のような人間がこれ以上生まれないことを願うばかりである。

 市子を演じた杉咲花の好演も素晴らしかった。基本的には”低体温”な演技を貫いているが、要所で苦しみ、悲しみ、怒りをダイレクトに表現し、その迫力には圧倒されるばかりである。そして、そんな彼女が少ないながらも劇中で笑みをこぼすシーンが幾つかある。悲壮感が漂う中、そこだけは救いだった。

 一方、映画を観ていて若干分かりづらい部分があったのは残念だった。
 例えば、市子の母親は水商売をしていて複数人の男が部屋に上がり込んでくる。詳しい説明がないまま入れ代わり立ち代わり登場するので、観てて少し混乱してしまった。

 演出面の不満も幾つかあった。一つには、演技が過剰に映る場面が一部で見受けられたことである。どちらかというと本作の杉咲花はリアリズムを重視した演技に徹しており、それとのバランスで見るとどうしても違和感を覚えてしまう。
 終盤の市子の母親の丁寧なお辞儀もその心情を察すれば理解できなくもないが、むしろ無い方が彼女のキャラクターとしては一貫しているような気がした。

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ありの

4.0終盤「ここで終わったら駄目だ」と3回もハラハラしながら観てて「良し...

2024年1月17日
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終盤「ここで終わったら駄目だ」と3回もハラハラしながら観てて「良し ここだ」のタイミングで終わった杉咲花の代表作。
戸田彬弘監督が、自身の主宰する劇団チーズtheaterの旗揚げ公演として上演した舞台「川辺市子のために」を映画化した人間ドラマ。
宮部みゆきの小説「火車」を思い出す。

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ナイン・わんわん

5.0あの子なんか気になる…

2024年1月16日
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かつまる

3.0杉咲花が本当にかわいい

2024年1月16日
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2024年1月6日

杉咲花が主演なのと、サスペンス的なあらすじに惹かれて観に行きました。

観終わった感想としては、杉咲花可愛すぎて好き、ストーリーはもう一捻り欲しい、という感じです。

序盤で市子と月子の2つの名前を名乗っていた点と同い年の子より成長が早い点で、戸籍がない系の話かなと気づきました。

なので、終盤までは少し展開が読めてしまいました。でも、杉咲花がかわいいので気になりませんでした。

展開が読めるとはいえ、市子が苦しみながら、自分のアイデンティティを必死に守って生きているのに報われない描写には胸を締め付けられました。
そう思わせる杉咲花の演技がとても良かったです。

ただ、終盤に北が殺されたあたりで、映画の雰囲気が変わった気がします。
市子は、わざわざ身寄りのない、友人のいない、自殺願望のある同年代の女の子を探して、北と心中したように見せかけて、新しい戸籍を手に入れてました。
観ながら、しびれる〜てなりました。

『普通に生きたい』と願ってたのに、それを許してくれない、真相を知る北が邪魔になって、新しい戸籍を手に入れるついでに殺した、というところでしょうか。

結局市子は、市子として普通に生きたかったけど、また別人として隠れながら生きる道を選んだのだと思うと、どこまでも報われないと思いました。

そして長谷川は市子の過去を紐解くための駒という扱いで、あまり重要な要素ではなかったと思いました。
ラストにもあまり絡まなかったですし。
ただ、市子が市子として普通に幸せに生きることができた一面を見せる役割として必要だったんでしょう。

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ちん

4.0脚本と杉咲花の好演が光る作品

2024年1月15日
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泣ける

悲しい

そろそろ終映してしまう思い、遅ればせながら鑑賞。

戸田彬弘監督自らが主宰する劇団の戯曲をベースとした作品。

3年間共に暮らした恋人の前から突然消える市子。市子の行方を追う中、画面では様々な時制で、彼女の持つ過去を辿り、取り巻く過酷な環境を描きながら、ストーリーは展開していく。

壮絶な境遇を生きた市子という女性を、主演の杉咲花が見事に演じ切り、その表情や話し方から、誰も掴みきれない市子という存在、その生き様を形作っていく。

重いストーリーではあるが、すべての役者がしっかり演じ、実際にある社会問題を多面的に取り上げている。

脚本とキャスティングの良さに、市子を取り巻く生活環境の演出、その空気感を肌身に感じて、2時間集中を切らすことなく観ることが出来た。

観る者にとって、取り方や感じ方が異なるという、映画として完成度が高い作品。

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Toru

3.5杉咲花の演技が◎

2024年1月15日
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もうとにかく、市子の演技が最後まで引っ張っていってくれた。
もっと凄惨さが伝わる表現を、という声もきっとあるだろうが、彼女の重たい表情や演技で十分に表現されている。むしろ過度な表現で、無駄に心を抉られて主旨がぶれる作品もあるので、その点で良いバランスだと感じた。

それで中村ゆり、めちゃきれいだな。
だめんずに引っかかってしまったのが可哀想だなと思ってしまった。

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カロン

4.0生きて欲しいと思ってしまう

2024年1月14日
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ぽよの友達

4.5知ろうとすればするほど離れてしまう心

2024年1月13日
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HAYABUSAj

5.0儚げで大人しそうな美女

2024年1月13日
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jax