劇場公開日 2024年3月15日

FLY! フライ!のレビュー・感想・評価

全79件中、61~79件目を表示

3.5カモに眉毛あったっけ?

2024年3月17日
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鑑賞方法:映画館

アメリカのニューイングランドの池で暮らすカモの家族。父親のマックは臆病者なのでそこから離れたくない。外へ行ったら死んじゃうよといつも子供達に話していた。ところがある日渡り鳥の連中がやって来て、子供達に外の世界に好奇心を持たせる。マックはジャマイカに行きたがる息子の事怒ってたのに、翌朝、ダン叔父さんと一緒に旅立つ事にする。あれ、何で気持ちが変わったんだろう?
みんなでジャマイカに向かいながら空の上で起こる事件の連続かと思っていたら、地上で起こる事ばかりだった。カモを食うサギ?こわっ!
あら、人間の街に着いた。そこで出会うハト達、ちょっとデカいな。そして出会うアヒル達。人間に優しくされていたので、そうなるよね。それにしても人間から見れば素晴らしいシェフも喰われる側からすれば極悪人だ。そりゃそうだ。そして最後に出会うペンギン達、こいつら飛べないのに、一緒に行動できるのか?エンドロールで笑わされたわ。
ずっと引っ掛かってたのは、人間と付き合いの無いカモなのに、ダンスや鍵などの知識があったところ。不思議でした。
思ってたよりもドキドキハラハラでめっちゃ楽しいロードムービーでした。

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涼介

3.5全米イマイチヒットらしいけど…

2024年3月17日
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鑑賞方法:映画館

今回もイルミネーションらしく面白かったけどなー。親子のキズナや旅で出会う鳥仲間達との絡みも楽しかった。全編空飛び景色のアニメーションも迫力あったし綺麗だし、充分楽しめもした。

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peanuts

3.5変化を求め、行動を起こす事の大切さ

2024年3月17日
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単純

幸せ

アメリカ・ニューイングランドの小さな池で暮らすカモの家族がいて、父親のマックは、池の外へ出たカモが悲惨な末路となった話を毎日子どもたちに語り聞かせていた。池にいれば一生幸せに暮らすことができると自らも信じていたのだが、ある日、その池に越冬のためジャマイカへ向け移動途中の渡り鳥が立ち寄り、話をする中で、その自由な姿に妻や子どもたちは憧れ、興味を持ち、自分たちも池の外を見てみたいと言いだした。そして、父親を説得し、一家はカリブ海のジャマイカに向け大移動を始めた。さてどうなる、という話。

同じ所に住み、毎日変わらない生活をしてると確かに安定してるとは思うが、もしその池が何らかの要因で住みにくくなった場合の対応、危機回避能力は身につかないし、それよりも知らない事を知るという楽しさが持てないだろう。
やはり、変化を求め、行動を起こす事の大切さを綺麗な絵と共に教えてくれる。
もちろん、新しい事をすれば、危険な事や、失敗も有流だろうが、その中で色々な知識や知恵を学ぶ事が出来るという事も教えてくれる、良い作品だと思った。
息子ダックス役の黒川想矢、娘グウェン役の池村碧彩とも上手かった。
なかなか味のある作品で面白かった。

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りあの

4.0美しい映像、躍動するカメラワーク、楽しい冒険!

2024年3月17日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

臆病ゆえに渡りをしないカモ一家が一大決心をしてジャマイカまでの渡りを敢行する話。

マックが池に留まる気持ちは大人の方が耳に痛いのでは?
家族一丸で難局に立ち向かう様が軽妙に描かれていて面白い。
やりすぎなのでは?と思うところもあるけど、面白いからOK!
家族みんなで楽しめる作品。

ちょっとドラえもんに客を取られているような気がするけど、こちらもとても面白いよ!
グウェン可愛い。

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ひとふで

4.0大人でも楽しめるよ!

2024年3月17日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

字幕版で鑑賞
予告編から今までのイルミネーション作品よりも、より低年齢層がターゲットかと不安でしたが、字幕版があったので鑑賞に行きました。字幕版だからやっぱり大人だけ。

イルミネーション作品だから完成度は高い。ニューヨークより北のニューイングランドからジャマイカ迄 "Migration"(本作の原題、移住の意)するロードムービーなので、その途中で多彩な場所に行き、魅力的な人(動物)たちに出会う。怖いアオサギ?ハトの大群も怖い?マッドシェフは怖い!アヒル農場は…。

本作は只々単純に面白いので、何も難しいことを考えずに見れば良い。
又は、身近の狭い世界に閉じこまらず、世界に目を向けよう。年頃の女の子には避けられない事もある。危機も諦めず、知恵を絞れば…。色々考えても良い。でもレビューの当たって私が考えた事柄だから、どっかのDとは違う、イヤミはないよ。

…………
同時上映のミニアニメ「ミニオンの月旅行」は、本編が字幕版ならミニアニメも字幕版です。ベクターが主役で、なぜか月にいるが地球に帰りたくても帰れない話。(字幕の文字が異様に大きい)

…………
本作の世界興行は、イルミネーションとしては不本意な成績のようだが、制作費が低いので十分な成績ともいえると思う。でも今日土曜日昼なのに客入り良くない。字幕版だから仕方ないよな。次回は吹替版。エッ!劇場のフロアに客全くいない。大丈夫か?

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imaxmax

2.5わかりやすいメッセージ性

2024年3月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

勇気を出してチャレンジしてみることで変わること。見つかるもの。
そんな感じのメッセージ性はとてもわかりやすい。
反面ありがちなテーマではあり、チャレンジする一歩を踏み出せない理由とか、その克服なんかはほぼ触れずにあっさり扱われるので、大人が見るには少し物足りなさなんかが足りないかもしれない。
大人になってからのほうが新しい事への挑戦ってハードル高い気がするので、父鴨のマックにはもっとうじうじとしてて欲しかったと言うか、旅始まっても「ほら旅なんかするから…」みたいなあーでもこーでもない言いつつ変わってて欲しかったかな。
ただ引っ込み思案だったり少し勇気を出すのが苦手な子どもなんかはこのわかりやすさと、映像クオリティはきっと楽しめる気がする。

映像クオリティなんかは流石のイルミネーションって感じで、何も不満はない。
キャラ造形なんかもペットやミニオンシリーズ好きならそのまま好きになれる感じ。

今回一応1番の障壁となるシェフは一応敵扱いだけど、彼からしたらなんとも理不尽で…流石にかわいそうな気もする。
まぁカモが主役だから仕方ないけど。

自分は新しい事をはじめる勇気がなかなか出ない、どちらかと言えばやらない理由を探しがちな人間だし、しのごの言わず踏み出せば良い事もわかってるのに、それでも踏み出せない人なので、そんな葛藤とかも描かれるかな?と思っていたのでそう言った意味では期待外れになってしまった作品だけど、
楽しくみるとか、特にお子さまを連れて見るにはオススメできる作品な気がする。
ファミリームービーとして是非な作品。

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ごはん

2.5やっぱり字幕で観たかった

2024年3月16日
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鑑賞方法:映画館

安全安心な池に住むカモファミリーがジャマイカ目指して旅に出るストーリー
「住み慣れた場所から勇気を出して外の世界に出てみよう!」というメッセージには大いに共感できました
グウェンがとっても可愛いし、ママのパムがホント好きなキャラ
映像もきれいで、そういう面では劇場で観て良かったです
でも、パパのマックに全然共感できなかったです
子供はいつも手の届くところにいて安全に育てたいというのはわかるけど、それより自分が安心できる場所にいたい方が大きいようにも思えたし、なんか頼りにならないし、急に冒険心に目覚めるしって感じで
こういう作品でいちいちこんな事を思う必要もなくて素直に楽しめば良いんですけど
吹き替えだったのでファミリーの人達も多くて、話し声とかいろんな音が常にあって残念でした
アニメーションも字幕で観たいけど、近くではTOHOシネマズ梅田でしか字幕版がなくて時間も合わず、仕方なしで吹き替えで観るしかなかったけど、やっぱり私は字幕で観たかったです

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小町

4.5レッツフライ

2024年3月16日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

幸せ

吹替版にて鑑賞。安定の面白さに満足いく作品でした。
渡り鳥のカモ🦆を題材にしたのは大正解。吹替キャストもピッタリハマってるのでコミカルな感じが倍増したように感じました。
次回は🐧の南極編がある?楽しみにして待ってみようと思います😊
是非映画館で🎦

30

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タイガー力石

4.5【吹替版】空を飛ぶ爽やかさに心が晴れる

2024年3月16日
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楽しい

幸せ

吹替版を、映画館で、なるべく事前情報なしで鑑賞しました。

軽妙でとても面白くて、明るい気分になれました。
子供に安心して見せられ、尚且つ大人も楽しめるコメディです。

とにかくキャラクターが愛らしくて魅力的でした。
字幕版と比較はしていませんが、吹替キャラクターでも最大限魅力的だったと思える素晴らしい演技と、お見事なキャスティングでした。

どのシーンも非常によくできていて、最後まで絶妙のテンポで楽しめました。

【物語についての感想】
空を飛ぶ鳥のように、自由と危険は等しく隣り合わせ。最も安全であって欲しい家族でも人生のリスクに挑むのは、生命本来の姿なのかもしれません。
どう臨むかはその人次第ということが、明るく楽しく愛らしく描かれていました。

【向いていない方】
人間社会基準のリアリティや因果の整合性を求める方は向いていないと思います。
「鳥にも人間と共通する部分があるのかもな」くらいで笑うのが最適かなと。鳥の人生(?)に人間の価値観を求めるのは野暮です、なんせ鳥のお話なので。

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Jugem2

4.0笑いあり😆感動あり😂❗️

2024年3月16日
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面白かった❗️コミカルな動きや演出で笑わせるところとか最高でした😆
劇場にいる子供たちの笑い声が聞こえてきて微笑ましかったです😊

キャラクターもみんな良くて、特に娘のグウェンが可愛かった😊

もちろん感動してほっこりするシーンもありますよ☺️

映像も素晴らしく、空、雲、街、海などすごくキレイ😌
映画館のスクリーンで観て良かった😆

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atsu

4.0鳥たちがすごくかわいい!

2024年3月16日
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鑑賞方法:映画館

映像はとても綺麗だし、ストーリーもとても良かた!

ストーリーは渡り鳥なのに一度も移動したことのない、カモの家族が、ジャマイカを目指して旅をするというこれだけで凄くシンプル。ストーリーにひねりはないがシンプルなので、子供でも観やすいようなっていました!
(上映時間が83分というところも観やすいと思います)

じゃあ子供向けの内容なのかというと、全然そんなことはなく、刺さる人には刺さるメッセージが込められていて、とても良かった!

映像も凄く綺麗。自然の景色や街の景色、鳥たちの飛んでいる映像などとても良かった!
カモの家族以外にも色々な鳥たちが出てくるのだが、その鳥たちの映像も凄く良く出来ていて、全員に愛着が湧いてきました!

イルミネーションには今後も綺麗な映像で面白い映画を作っていって欲しいです!

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たいやき

3.5また原題と違うタイトルに…

2024年3月16日
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笑える

楽しい

幸せ

原題は『MIGRATION』(移住の意)なのだけど、日本人には馴染みのない言葉だろうから『FLY!』なんていう、内容とあまり関係ない安直な邦題をつけるパターン。

主要声優陣の多くを声優が本業以外の役者さんたちが務めるも、それほど違和感もなかったのは良かったですね。1番面白いと感じたのはグウェン役の池村碧彩さん。まだ7歳というのにしっかりとした演技がお見事。
あとは悟空訛りの無い野沢雅子さんも良いですね(笑)

大きな不満もない映画でしたが、強いて言うなら同時上映のミニオンズのほうは正直要らんかったなと。

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フクメン

4.0グウェンのかわいさは反則級!

2024年3月16日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

幸せ

楽しそうな予告の雰囲気に惹かれて、公開初日に鑑賞してきました。大人にはちょっと物足りないかもしれませんが、期待どおりの楽しい作品でした。

ストーリーは、外敵と出会わないように小さな池でおとなしく暮らすことが幸せだと考えていたカモの一家が、たまたま出会った移動途中の渡り鳥に触発され、一念発起してはるか南のジャマイカを目指す旅に出るというもの。

今いる世界から飛び立つことを恐れ、あれこれと理由を並べて、居心地のいい場所を離れない。本当は飛び立つ勇気がないだけなのに、言い訳でごまかして変化を拒む。そんなつまらない大人の代表が、父マック。一方、未知の世界への憧れと冒険心が抑えられない息子ダックス。この2人(羽)が苦労や困難を乗り越える中で、互いに理解し合っていく姿がほのぼのとあたたかいです。

マックにしてみれば、冒険に出たことで数々の危険とさまざまな苦労を味わうことになり、“それみろ、言わんこっちゃない”という感じです。しかし、家族を守るために必死に行動するうちに、新たな出会いと初めての経験が彼を成長させ、気づけば冒険の虜となっています。「勇気を出して新しい世界に踏み出せ!」というメッセージが、シンプルなストーリーからストレートに伝わってきます。

道中でのさまざまなハプニングも楽しく、いきいきと動き回るキャラクターたちにも魅了されます。それぞれに個性があり、表情豊かで愛くるしいです。中でもグウェンは反則級にかわいいです!見た目も会話の中身もテンポも全てがどストライクで、今すぐにでも我が家に迎えたくなります。

また、主人公がカモであることを最大限に生かし、鳥目線の浮遊感をたっぷり味わわせてくれます。なにものにも邪魔されない上空を飛行する爽快感、さまざまな障害物をかわしながら飛ぶスリリングな高揚感などは格別です。今回は通常スクリーンで鑑賞しましたが、4DXとの相性がいいかもしれません。

ただ、ストーリーにあまり深みは感じません。一応、父の目覚め、息子との衝突と和解など、それぞれの成長を感じさせるものはありますが、大人にはやや物足りない印象です。とはいえ、春休みに親子で見るには最適な作品なので、興味のある方はぜひ劇場で楽しんでください!

吹替版のキャストは、堺雅人さん、麻生久美子、黒川想矢くん、池村碧彩さんらで、カモの一家を自然な演技で演じます。堺さんも麻生さんも声ですぐにわかり、本人の顔がちらつきましたが、演技そのものは悪くなかったです。他に、羽佐間道夫さん、野沢雅子さん、関智一さん、鈴村健一さんらのベテラン声優陣が、脇をがっちり固めています。そんな中、ヒコロヒーさんも大切な役で参加していますが、その演技だけはイマイチで、あえて彼女を起用しなくても良かったのではないかと思います。

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おじゃる

4.0ジャマイカ

2024年3月16日
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ピンチも゙ありましたが、到達できましたね。

ジャマイカの鳥は、カラフル。

今度は、南極?

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完

3.0冒険の素晴らしさよりも、その無謀さが気になってしまう

2024年3月16日
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確かに、人生に冒険は必要だろうし、広い世界を見ることも大切だろう。
だが、あれだけ池の外に出ることに慎重だったカモの父親が、ほんの思いつきで、何の準備もせずに、家族を旅に連れ出そうとする行動は、「冒険」というよりは「無謀」としか思えない。
そんな父親の突然の「キャラ変」も気になるが、反面教師として、孤独を愛していたはずの伯父さんが、旅の一行に加わるという流れにも釈然としないものがある。
父親が恐れていたように、道中は危険に満ちていて、いつ肉食の鳥や獣に襲われてもおかしくないはずなのに、出会ったサギやハトが、みな良い「人」ばかりというのも、随分とご都合主義に感じられる。
最大のヴィランである人間のシェフにしても、ジャマイカのオウム?をカゴで飼っていたことは別として、沢山のアヒル(カモ?)を買い取ろうとしていたのは、調理人としての生計を立てるためであり、趣味や道楽で無用な殺生をしようとしていた訳ではないだろう。それを、極悪非道の悪人のように位置付け、ヘリコプターを乗り回す悪の組織のボスのように描いていたことには、違和感を覚えざるを得なかった。
結局、カモの一家が、ポジティブ思考と家族の絆だけで危機を乗り切ってしまうという展開は、能天気でおめでたいとしか言いようがなく、話としての「底の浅さ」が気になってしまう。
ファミリー向けのお気楽な冒険譚に目くじらを立てる必要はないのかもしれないが、そこに、子供たちに無謀な冒険をそそのかすようなメッセージがあるのだとしたら、少し無責任にも思えるのである。

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tomato

4.5「紙兎ロペコラボ」

2024年3月16日
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楽しい

興奮

幸せ

今年35本目。

たまの公開日嬉しい。めざましテレビの紙兎ロペで今週木、金曜日、堺雅人さん、麻生久美子さん、ヒコロヒーさんが声で出演。映画の前に声優さん3名把握出来たのは運が良かったです。冒険しないと大事な物見逃すこともある、刺さりました。予告で良かった「ハグしてあげる」ここが一番好きです。

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ヨッシー

3.0まるで鳥のように空を飛べる映像美

2024年3月15日
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楽しい

幸せ

原題は「Migration(移住)」。最終目的地のジャマイカを目指しながら、様々な出会いを素晴らしい映像で表現しています。個人的にはサギの夫婦がツボでした。

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よう

5.0光の点滅が気になる作品。気になる方は後方で見た方が良い

2024年3月15日
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今年101本目(合計1,193本目/今月(2024年3月度)19本目)。
(前の作品 「恋わずらいのエリー」、次の作品「変な家」)

 このあと、映画館をチェンジして「変な家」を見るのですが、そこで精神的に疲れ果てるということはこの時点では知る由もなく…。

 まず、この映画は気になる点が「タイトル」で、私が見たときは吹き替え版だったのですが(なお、海外アニメ作品は極端に吹き替え版ばかりで実質選択の余地がない場合もあるが、本映画に関しては3:2程度で選択の幅はあります)、なぜかタイトルに全然違う映画名が出てくる(なお、この映画は10分ほどの短編映画とのセット作品ですが、こちら本編でもまるで違うタイトルが出てくる)といった妙な作品です。

 および、「光の点滅」については、おまけ扱いの10分ほどの短編映画のほうについているのですが、本編作品もややこの部分があり(映画内で強い光を発する機械を使うシーンがあるため)、やや人を選びそうかなといった感じです。気になる方は後ろ側の席がおすすめです。

 また、ストーリーについてはほぼ一本道(まぁ、ひねりはありますが)であることに加えて、海外アニメ作品で何かと話題になる「過剰なポリコレ論で当事者が理解しがたい」という点は本映画ではほぼ見当たらず(しいてあげても1か所あるかないか程度)、ここもおすすめです。人間も出ますが、タイトル通り、動物(カモ、渡り鳥)の描写が多く、その関係で「人の言い争い」がほぼないので(ないわけではないが、ほぼない)、その観点でも「あったかほのぼの」の観点が強く、迷ったらおすすめといったところです。

 および、すでに書かれている方と重複しますが、色使いに関しては独特の決まりやこだわりがあるのか、海外アニメ作品では結構共感が持てるところです。「人があまり出てこないので、人と人とのコミュニケーションが少ない」(換言すれば、道徳教育という観点では見ることができない)という事情はありましょうが、今週迷ったらお子さんがいる家庭ではおすすめ枠といったところです。

 採点に関しては気になった点は一応ありますが、好みかつ「人による」部分もあるので、切り上げで5.0にしています。

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 (減点0.2/光の点滅がやや厳しい)

 公式サイトで案内されているのは、「付属する10分ほどのおまけ作品において」のみですが、本編でもそうです。先に「おまけ作品」が放映されますし、映画としては合体していて当然席の移動は普通できないので、気になる方は後方座席を選ぶことをお勧めします。
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yukispica

4.0I'm freeeeee as a birrrrrd!!!

2024年1月10日
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楽しい

単純

萌える

イルミネーションスタジオのアニメ、きっと日本でもヒットするだろうから、いい年で恥ずかしいけど、いつもより6ドルくらい安く見られる映画の日に観に行きました。

もちろん単純明快なカモ家族の物語ですが、私はこのカモたちに自分を重ねて胸が熱くなりました。

今からジャマイカへ越冬に行くというカモの女の子に向かって

"Have a nice trip!"と声をかけた後、そのカモから
"Have a nice.... pond..." と言われた残された少年のカモ。

思えば私も鬱鬱とした思いでシンドイ職場に耐え、あーこの環境が定年まで続くのかーとため息をつきながら、この毎日が当たり前のように続くの、ツラすぎない?と思ったきっかけで、仕事を辞めて留学に行くことを決めました。

一年で帰るつもりがあと5年半はいられることになり、カナダはカナダでお金かかって、生活もなかなか大変なのに、なんだかんだ帰国したくなくなっています。

この作品は可愛いし、わかりやすいし、絵は綺麗だし、空を飛びたいと無邪気に思う子供向けではありますが、私は留学を決める前の自分と重なって、これから始まる大冒険にワクワクした時を、まざまざと思い出しました。

空の色、雲の波、光る海、都会のネオン…時々実写かな?と思えるような色使いの美しさやきらめきも堪能できますが、どんな危険な目に遭っても、みんなで協力して乗り越えたら楽しいよねー、という心境にもさせてくれます。

世界は危ないからと言って、もしずっと「池」にいたままだったら見えない世界を楽しめているカモたちに、すっかり自分が重なりました。

今いる場所に鬱鬱としたなら、言い訳しないで、一回「池」から出てみなよ!って背中を押してくれるような作品でした。この作品で元気になれますように。

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ゆ~きち