劇場公開日 2023年12月15日

「罪作りな映画だ。観客は見ているだけで食べられない」ポトフ 美食家と料理人 いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5罪作りな映画だ。観客は見ているだけで食べられない

2023年12月17日
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鑑賞方法:映画館

 正直な私の感想。延々と美味しい料理が作られる描写の連続で、私は2回眠ってしまった。それで、ユーラシア大陸皇太子に招待された晩餐会を見ていない。その他重要な場面があったかもしれない。しかし、人間によるドラマ部分が少なくて感動することが出来ない。この監督は描いていない部分は、想像してくださいと言っているみたいだ。まぁ、そんな作り方があってもいいと思う。わかる人はカンヌ国際映画祭で監督賞も納得だろう。だが、私みたいな凡人には理解できない。

 映画ではフランス人のフランス料理に対するプライドを感じる。私は年に片手ぐらいしかフランス料理を食べる機会がない。この映画の料理を監修したピエール・ガニェールは食べたことがあり、えらい繊細な味だった。ディナー3人で料金は15万円くらいだった。

 20年間も求婚しながら、何故拒み続けるのか。また、なぜ受け入れたのか。最期に美食家は妻ではなく料理人だと発言するのか。考えると面白いかもしれないが、見ているだけで美味しい料理が食べられないなんて、罪作りな映画だと思う。よって、0.5減点した。ちなみに、今日は二本の映画のハシゴで、昼食はセブン・イレブンで買ったおにぎりだ。減点は仕方がないと思う。

いなかびと
トミーさんのコメント
2024年1月14日

「パーフェクトデイズ」へのコメントありがとうございます。
現在の物価、平山がジャリッと毎朝持ち出す3〜400円でサンドイッチと牛乳が買えるか怪しいものですね。BOSSに110円出したら間違いなく赤字でしょう。映画の時の食事には苦慮しますね、自分は腹が鳴っても家迄我慢してます。どうでもいいですが、おかずを何度もオーブンに出し入れする余裕は全く有りません。

トミー
トミーさんのコメント
2024年1月14日

「平山」みたいじゃないですか!

トミー
Mさんのコメント
2024年1月6日

私はセブンイレブンで買ったパンでした。

M