劇場公開日 2023年6月2日

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怪物のレビュー・感想・評価

全842件中、41~60件目を表示

5.0人生のバイブルにしたい

2024年3月10日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

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kah0115

5.0心に残る

2024年3月9日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ぺぺち

4.0タイトル通り気持ち悪い

2024年3月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

麦野と星川の子どもらしいギクシャクした反応は観ていて怖い
起こった事象を様々な人物の立場で繰り返し見せていく事で、「ああ、そう言う事か?」と徐々に納得させられていくのは面白い。「霧島部活やめるってよ」の撮り方を思い出した。

立場や価値観、善悪などを全て濁したまま終わるので、自分自身はモヤモヤしたままで見終わってしまった。
当然ラストの捉え方は人それぞれになってしまう…。

ただ、主役の少年二人が異様なほど役にハマっている。
依里の中性と見紛える雰囲気やそこに惹かれている湊の動揺など、次第に双方向の意識が高まりを迎えた時の緊張感はちょいと凄い。
思わず「これBLだったんか?」と、ぼそり呟いたほどだ。
大人の共演者面々はいつもとそう変わりない演技だったが校長の田中裕子だけが普段見かける作品とは違うイヤな演技に徹していて、かなり異質に感じた。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

4.0モンスタ-ランキング! 一体どのキャラが一番 怪物なのかな

2024年3月6日
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悲しい

難しい

幸せ

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The silk sky

3.5当たり前のことに気付かされる作品

2024年3月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

郊外の町で起きたビル火災。その日から地元の小学校でいくつかの人間関係が拗れ始める…。
是枝裕和監督作品。ひとつの事柄が複数の視点から描かれており、誰かの視点ではクズにしか見えない人がその人の事情を知ると見方が変わると言う、当たり前のことに気付かされる映画でした。

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shotgun

3.5不確定要素一部自己解決残り勝手に考察してくれ作品。

2024年2月27日
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レオン

4.0人間の複雑な部分を描く是枝監督は凄い!

2024年2月27日
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鑑賞方法:VOD

子を持つ親として、シングルマザーとして、色々な部分である!ある!と共感してしまう場面がある映画。
この映画を観ると、普段いかに固定概念で動いているかを考えさせられる。

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アンバー

3.5子どもにも、色々ある。

2024年2月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

とても良かったです。

前情報何にもなしに観る前は、大人中心の話なのかな?って思っていたけれど、実際はジュブナイル期の子どもの話を中心に、大人がオマケ程度で存在している感じ。

30年以上も前の自分の、小学生時代を酷く思い出しました。

あの当時の自分にも、恐らく、色々あったんだろう。
あの当時の大人にも、この作品のように、色々あったんだろう。30年も前の昔の話をするなよ…昔はこの映画ほどの事は実際あまりなかったんだよ、って誰かが言うかもしれないけれど、昔は今よりももっと閉鎖的だったから、実はもっともっと色々あったのかもしれない。

嘘をつく大人、保身に精一杯の大人、早とちりする大人、子どもが疎ましい大人…。ここら辺の一部は実に今風だけど、子ども自身の頭の中は昔から実はそうそう変わっていない。
見て見ぬふりする事への罪悪感、イジメの対象が自分に向けられる、助けたいけどどうにも出来ない、親にさえ話せない、秘密基地でのあの恐ろしく幸せな時間…。

子ども時代の無垢な心を、たぶん持っていた自分にも、イヤでつまらない大人になった今の自分自身にも、多少なりとも経験ある事があり、とても胸を打たれました。

子を持つ親なら観て損はない映画だと思う。

〜劇終〜

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チラ見ヶ丘キネ太郎

5.0怪物は誰だ

2024年2月24日
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幼少期に好ましいと感じる同性がいたとしても、それは性指向じゃない。

幼い時分には、女の子のような男の子がいるのは普通であって、そういう子と仲良しになったからといって、それはぜんぜんLGBTQとかの話じゃない。
まして柊木くんのようなくりくりした子に好意を寄せたとしてなんのふしぎがあるだろう。

あえてクィア値を含ませたのは是枝裕和と坂元裕二の戦略性か、もしくはカンヌが勝手にクィア値を読み取ってくれて脚本賞とクィアパルムに至った──とみていいと思う。

ごぞんじのとおりグローバル世界ではLGBTQなどクィア(性的マイノリティ)の話が、そうでない話よりも、おおよそ1.5倍ほどの歓迎と優遇が為される。

元来、怪物は少年を巡るマルチレイヤーなミステリーという感じのものだったが、賞レースではクィアの風味が有利に働いて、そっちで評価され獲得へ至った──という感じになった。

逆に言うとこの年代の子供の動向を性指向だと見なすのは危険なことだ。わたし/あなたにも、幼い頃、かまいたくてしょうがない同性の子供がいたはずだ。他愛ない衝動にすぎない。それをクィアだと言ってしまうことをクィアベイティングと言うのではなかったか。

ともかく麦野くん(黒川想矢)も星川くん(柊木陽太)も同性愛者ではないし同性愛が主題なわけでもない。

映画怪物は、麦野くんの母(安藤サクラ)と保利先生(永山瑛太)と子供らの三つの視点に、校長(田中好子)を含めた学校側の視点を加えたマルチレイヤーで進行する。

四者からは、あきれるほど違う世界が見えている。逆にいうと当人から他者の世界はまったく見えていない。自分の息子のことがこれほどまでにわからないものなのか──と驚嘆するような眩惑のレイヤーだった。

レイヤーは順番に進むので母の視点では社会派の印象だったのが、保利先生から子供らへ移って校長の立場も語られて改めて重なり合ったレイヤーを俯瞰すると圧巻のミステリーになっていた。

怪物とは言い得て妙なタイトルだが映画怪物の中でほんとに怪物なのはただひとり星川くんのお父さん(中村獅童)だけである。

ほかの人物はただ学校や社会などシステムの陥穽に落ち込んでしまった人たちで、クィアは主題ではないし、それがあろうとなかろうと重厚なミステリーだったが、明確な結論があるわけではない。

ただし劇中、麦野くんと星川くんは額に動物をかざしてお互いに当てっこゲームをする。自分の額にかざしている動物は見えないが相手のかざした動物は見えるので、お互いにヒントをだしあって当てっこをするんだ。

そのことからそれぞれの視点(レイヤー)において、お互いにどう見えているのかわからないことを怪物である──と言っている映画なのかもしれない。

是枝監督は誰も知らない(2004)のときから子供の自然な見ばえに定評があったが、真実(2019)においても、海外の批評家に子供の自然な見ばえを称賛されていたことで、フランスの子供でも子役へのガイダンスが巧みであることが証明されたが、本作怪物でも子供の演技の自然さが際立っていた。

ネットに柊木陽太くんのインタビューがありそれによると監督から『自分の演じたいように演じればいいと言われたのがすごく印象に残っています』とかれは言ったが、続けて『依里は嫌なことをされても感情を表に出さないタイプの人でつかみどころがない人』とも言い、役作りに対する12歳なりの苦慮が伝わってきた。
とても賢い12歳で、目指している俳優さんはとの問いに『憧れは光石研さんで、お芝居の迫力がすごくて、そういう役者さんになりたいです』と言ったのだった。

imdb7.9、RottenTomatoes96%と92%。

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津次郎

4.5邦画を代表する最高傑作のひとつ

2024年2月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

いじめっ子といじめられっ子のいざこざが思わぬ方向に進んでいくヒューマン・サスペンス・◯◯映画。

あの賞で、大事な部分を知っていたから、序盤の伏線の何個かは分かってしまう。
ただこれが自然すぎて気づかない。見事な脚本すぎて驚く。

序盤の安藤サクラの異次元の演技は勿論のこと、鍵を握る(握ってしまう?)担任の先生役の瑛太もすごい演技。怒られているのに、なんで笑っていたのか?なんで飴なのか?あとで語られるその理由(しかも大したことはない笑)が演技に表れている。どちらともとれる、微妙な演技が上手すぎる。

※子役の二人も恐ろしく上手かった。演技力で言ったら怪物の域。

そーいえば、怪物は誰なのか?という観賞後あるあるのテーマはあまり気にならなかった。
人間誰しも怪物になり得るし,最初から怪物という稀有な人間はこの作品にはいなかったと思う。
個人的な1番の性悪は、あまり語られてないけど、とある人物の恋人だと思う。あーいう人は普通にいる。と思ってる😂

肝心な点。
核の要素が語られる後半に入ってから,少し泣いてしまった。勝手ながら自分は完全に親の立場として見て、自分の息子を想ったから。そして、エンドロールでは完全に泣いた。ただただ幸せを願う。その希望がある終わり方で感動泣きした。

いやーーー、ほんと良かった良かった😭

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クラウンゾンビ拓哉

3.5違和感

2024年2月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

母親も教師も学校も子供たちも反応が極端過ぎる
死んだ夫を今も愛する良いお母さんの早織(安藤サクラ)、
母親にプレッシャーを感じて、だんだんと話さなくなる息子の湊、
「湊が大人になって、ちゃんと結婚して家庭を持つまで、
「お母さんは頑張る・・・」
その言葉を聞くなり走ってる車のドアを開けて飛び降りる湊、

担任の保利(永山瑛太)の苦情を言いに学校へ行く早織。
玄関で床のガムを削り取っている掃除のおばさん?
と思ったら校長先生(田中裕子)だった。
保利の手が湊の鼻に接触したと主張する学校側。
殴られたと息子から聞いている母親、
その暴力行為の有無の話し合いの話の途中で
飴を口に入れる保利、

違和感が半端ない。
小5の男の子が「大人になって結婚したら?」との言葉を聞いただけで、
自分はゲイだから・・・結婚なんて無理?嫌悪?
それで車から飛び降りる?
そんなにハッキリと、性的嗜好が分かっているだろうか?
(「レディバード」で、ソアーシャ・ローナンが車から飛び降りて
骨折してたな!)

校長が毎日床掃除をしていたら、
「校長!!やめて下さい、・・・」とならないだろうか?
それに65歳過ぎの校長先生って、とっくに定年している筈。
(田中裕子の校長役は怪物そのもので、凄かったが、)

暴力沙汰の本人の教師が父兄と先輩教師に囲まれて、
飴を口に入れる?
この教師が「豚の脳ではないか?」

この映画は3者の視点から描かれている。
1、母親の早織から見た息子・湊への保利の虐待。
2、保利の目から見た湊の真実の姿。
3、港と特別な友達になる星川依理たちの視点。

保利の暴力も星川を虐める友達に苛立った湊が備品や持ち物を
メチャメチャに投げ飛ばしているのを止めた保利先生の手が
偶然、湊の鼻にぶつかって鼻血が出ただけだ。

血が出るほど、耳を引っ張った、
給食を食べるまで帰さない、
「麦野湊の脳は豚の脳」と保利先生に言われた、
この3つの場面は湊の証言の伝言である。
実際の行為のシーンはない。

「豚の脳」発言はそもそもが星川依理の父親の発言で、
「アイツは怪物ですから・・」と言い、
依理を嫌っている父親は依理を遠ざけるために祖母の家へ
預けようとしていて、転校するも知れないのだ。
仲良くなって廃バスを秘密基地にして遊んだり、線路やトンネルを
憧れを持って見つめたり2人は離れられないような密接な関係を築いて行く。
これがカンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞(坂元裕二の脚本)
そして更にLGBTやクィア
(性的マイノリティや既存の性のカテゴリに当てはまらない人々の総称))を
扱った映画に贈られるクィア・パルム賞も、ダブルで受賞している。

そして売れっ子プロデューサーの川村元気もこの映画に企画から
参加している。
(川村元気と聞くと、だろうな?と感じる)
坂元裕二と川村元気の企画が先にあって、有名監督の是枝裕和が監督を
依頼されたとの経緯を聞いた。
それで是枝監督らしくない作品なのだな。

違和感と書いたが、確かに力のある作品。
永山瑛太、安藤サクラ、田中裕子の演技は「怪物=モンスター」を
体現している。
クラスの子供たちはリトルモンスター。
保利先生なんかの手に負える子たちではない。
この学級は近々、学級崩壊する予感・・・だし、
心の裏を読めない保利先生は多分教師に向いていない。

そして湊(黒川想矢)と星川(柊木陽太)の演技は小悪魔的に魅力的だった。
2人ともハーフ的中性的な美形。
星川は湊を完全に虜にしている。

2人がどんどん社会の枠組みからはみ出して行くようなラスト。
しかし坂本龍一)のラストを飾るピアノ演奏は煌めき、
何処までも生命感に溢れて輝く未来を予言している。

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琥珀糖

4.52023年No. 1

2024年2月19日
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観客に委ねられるであろう、あのラストの意味に涙が止まらなくなる。

カンヌで脚本賞は喜ばしい。
でも正直、これがパルムドールじゃないの?ってくらいの大傑作。

2年前のカンヌは『ドライブ・マイ・カー』が脚本賞。
これと同じパターンでこれから世界中のたくさんの賞を席巻してほしい。
そして米アカデミー賞まで話題を振りまいてほしい。

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りんごあめり

1.5うーん…

2024年2月18日
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悲しい

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める

3.0教科書って感じの映画

2024年2月13日
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色が綺麗。

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りょう

3.0怪物は自分かそれとも取り巻きか

2024年2月9日
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ゆかした

5.0余韻

2024年1月28日
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怪物は今まで見た中で1番好きと言ってもいいくらい面白い映画だった。。!
登場人物によって事実のとらえ方が違うのがとても面白かった!最後のシーンも人それぞれの解釈ができて面白いし、何よりみんな主演の子役2人の演技が上手くて惹き込まれた
怪物を見終わった1週間は余裕で余韻に浸りまくりだった!!

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ひ

3.0安藤サクラさん

2024年1月25日
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さすがです。

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完

2.0思ってたものとは、ちょっと違ったかな…?

2024年1月19日
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Kudo

4.5様々な視点から描かれるこの映画。いったい何が真実なのか、真実という...

2024年1月2日
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様々な視点から描かれるこの映画。いったい何が真実なのか、真実というものがあるのか。
また坂本龍一さんの映画音楽がとても印象的でした。

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波風龍雄

4.5韓国で公開されたので

2024年1月1日
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泣ける

楽しい

興奮

いや、是枝監督、いったいどうやってあんなすごい子役二人を見つけてきたのか。あの二人で最終的に決定した是枝監督は良い意味で本当に狂ってる。子供を撮る上で彼の右に出る人はいないとおもう。なんかもうすごすぎて、変態的だよ、本当にうまく撮った。

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軟水