大名倒産のレビュー・感想・評価
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多くの年配鑑賞者に混じって…
歳のせいかここ数年、たまーにこういう安心して観られる映画が欲しくなるんですよね〜…。
もうホラーなんて行けなーい(若い人ほどホラーを欲しがるそうです(笑))
難しくもなく、時代劇なのにセリフ回しは現代風なのは大河ドラマすらそうなってるし、今はもう“お許し”ルールなんでしょうね。
それはよしとして、エンドロールが…砕け過ぎ、やり過ぎで少し残念でした。
(本編とは関係ないものの、興醒めしたので星半個減点)
勝村さんが良かったなあ〜
ヒコロヒーも、オマケもらった気分でした。
楽しめました!
予告を見て鑑賞を決めました。
思ってた通り面白かったです。
ちょっと無理があるかも???と思う部分もありましたが思わず笑ってしまうくらい楽しい作品でした。
時代劇なのに現代っぽくしてるので時代劇に馴染みのない方でも入りやすいと思います。
大・中・小
1840(天保11)年の財テクを現代のノリにした時代劇。
終盤、相互連絡がザ・フラッシュ並みに早いが、展開としては面白いかと。
撮影では本当に小日向氏が塩引き鮭をこしらえているそうで、美味しそうで鮭が食べたくなる。
「マジかよ⁉」で終わる、
オマケのあとの第2部もみたいところ(笑)
石橋蓮司さんはこうでなくっちゃ
楽しい映画でした。映画はいろんな楽しみ方がありますね。
最近、いい役で出ることが増えた石橋さんは、やっぱり、こんな役こそ、ぴったり!(褒め言葉)
神木隆之介さんは、周りや作品をを温かな雰囲気にしてくれますね。
小判に歯形
江戸後期を舞台にしたコメディ時代劇。
越後の丹生山藩というところで暮らしていた主人公が、
ある日突然、徳川家康の血をひく後継ぎと知らされ、藩主に。
しかも、その藩は借金25万両、現在の価値で100億円!!!
期限までに返済しなければ切腹。
経費削減、節約とあれこれ苦心する主人公に家臣がついていき、
いつの間にやら一致団結、民のために、というある意味リーダー論を
見せてくれたのかな。
セリフは現代語だし、豪華俳優陣によるお笑い。
時代背景や格好こそ江戸だけど、歴史は知らずとも楽しめる作品でした
金は柔らかくて、歯形が残るのですね、知らなかった。
新潟生まれの私には、鮭の時点で村上方面にそんな名前あったかな、
と思っていましたが、どうやら架空でなさそうです笑
エンドロール後にもう一幕あり、最後まで笑い。
たまには、こんなゆるりと笑えるのもいいよね。
神木くん、素敵な主人公、小四郎。
杉崎花さん、言いたい放題で、切腹バカ!とか面白すぎ。
館内が明るくなると、年配の方、70歳前後の方がずらりと埋め尽くしていました。
私が一番若いのでは?とびっくりしました笑
ゆるーく楽しむ時代劇
コメディ風時代劇ということで普段は映画館で観に行かないジャンルなのですが、試写会に当選したので新ジャンルの開拓に良いかなと思い観に行きました。
俳優陣は本当に豪華でNHK大河ドラマや朝ドラに出演している方たちが揃っており、俳優に疎い私でも知ってる方が多く各々のコミカルな演技を楽しむことができました。特に佐藤浩市の渋みのある演技や松山ケンイチの振り切った演技は見応えがありました。
物語の中で悪者が誰かはっきり分かるので、その悪事をどうやって暴くのか、そして100億もの借金をどのように返済するのかを楽しみにしていたのですが意外とあっさり終わって肩透かしでした。節約で返済するかと思ったけど…そうくるのねと。そりゃそうか。
個人的に気になったのは幼なじみの『さよ』です。強気で快活で小四郎を支える女性!…はいいのですか、でしゃばりだなーと感じるところがあったのでもう少し控えめでも良かったのではないかと思います。でも痛快なツッコミは面白かったです。
ただ節約術もほぼ彼女のアイデアや説得なので小四郎の立場が…なんて思うこともありました。これはあくまで私自身の好みの問題なのですがあまり彼女を好きにはなれませんでした、すみません。
せっかく個性的な義理の兄たちがいるのでもっと3人の絡みがあってほしかったです。
EDの踊りが一番観ていて楽しかったかなと。終わりよければ全てよし!…といいたいところなんですがED後のお話は必要だったのでしょうか。いや、流れ的にいるとは思いますがOPでわざわざラストシーンの告知をする必要なかったんじゃないかな、というくらいのものだったので…。
声を上げて笑うほど面白いかといえば微妙ですが、クスッと笑えるところはあるのでとにかく深く考えずゆるーく楽しむ作品です。
生きてこそ、は今の時代にも通じる精神
借金返済できなければ切腹というシリアスなお話ながら、いたって物語はコメディなので緊張感はなく楽しめるエンタメになっていました。しかもラストのあの二人の式を見て涙ぐんでしまったので、私も小四郎の頑張りに絆されました。武士の矜持とは、威厳なのか忠誠心なのか、命を挟んでなされる価値観によってその人の本質が見えてくる。生きてこそ、は今の時代に通じるものがあって人間ドラマとしても面白かったです。
原作は未読ですが、時代小説は好きで、名のある武将の歴史物よりも、私は名も無き者たちが精一杯頑張るお話が好みなので、今回この作品が観れて良かったです。浅野忠信さんの剛剣姿はもっと見ていたかったくらい。あと松山ケンイチさんは最近「ロストケア」を見たんですが、その役柄と全く真逆でこちらはこちらで純粋でいいなぁと思いました。新次郎、喜三郎、小四郎の三兄弟も良かったです。
命のやり取りになるハラハラドキドキのシリアスを期待してる人は物足りないでしょうが、私は満足です。
ドッカンドッカン
ドッカンドッカン
ウケてました。
平日、昼間、
客席は半分以上入ってました。
大人数で観る幸せ。
やり過ぎかな?
という内容を吹き飛ばすくらいに笑い声にあふれてました。
笑い声に包まれる幸せ。
どれだけスピーカーがサラウンドしても、
複数の笑い声には勝てない。
エンドロールで、
笑い声が出るのは、
ピクサー以来?
出口で年配の方々が、
口々に楽しかったー!
と。
小四郎の成長記としても良く出来た構成で、実直で愛すべき役柄は神木にぴったりです。
原作は浅田次郎の同名時代小説。借金を抱えた藩を救済できるかどうかというテーマは、現代の日本が抱える課題にも通じます。
江戸末期。越後・丹生山藩の鮭売り・小四郎(神木隆之介)はある日突然、父から衝撃の事実を告げられます。なんと自分は、徳川家康の血を引く、大名の跡継ぎだと!
突然、藩主になってしまうという華麗な転身を遂げたと思いきや、実は石高3万石と幕府から目されていた越後丹生山藩ではあったものの、実は借金だらけだったのです。その金額は実に25万両(現在の金額で約100億円)という途方もないものでした。よほどの奇跡でも起こらない限り、越後丹生山藩が多額の借金により押し潰されて陥落してしまうのはもはや時間の問題、という状況にあったのです。
先代藩主の一狐斎(佐藤浩市)は小四郎に「大名倒産」、つまり計画倒産を命じます。全ての責任を小四郎になすりつけ、切腹させようという何とも理不尽な理由で家督を譲ったのでした。残された道は、100億返済か切腹のみ!
窮地に立たされた小四郎は、幼なじみのさよ(杉咲花)や兄たち(松山ケンイチ、桜田通)、家臣(浅野忠信)らとともに、節約プロジェクトを開始します。しかし江戸幕府に倒産を疑われ大ピンチ!
金がないのに次兄の結婚や参勤交代と、次から次へと難題が降りかかります。小四郎は、越後丹生山藩を潰すまい、そして領地の民を苦しませることはさせまいと奮闘するのでした。
現代のリサイクルやシェアハウスに置き換えられる節約術の描写が分かりやすく、笑いを誘う。小四郎の成長記としても良く出来た構成で、実直で愛すべき役柄は神木にぴったりです。優しくて、でも、芯が強くて。そんな小四郎の魅力を、神木は表情の豊かさでみせつつ、安定感抜群のコミカルな演技で笑いの渦に巻き込こんでくれました。
本作は一見すると馬鹿馬鹿しいドタバタ喜劇に見えます。しかし前田監督が、自ら原作を読んで映画化を企画したのは、「これはリーダー論だなと思った」から。意外と真面目な動機だったのです。そして知恵と工夫で藩財政の立て直しに取り組む小四郎が、「私心を捨てて、民のことを考える理想のリーダーで、痛快で格好いいと思った」というのです。「社会のひずみとかゆがみを変えていかないといけないよねと、コメディータッチの映画を通してお客さんに伝えたい」と話しています。
前田監督は、原作の時代劇という枠組みにも引かれたそうです。「システム的にいろいろな問題が起きている状況は、現代の状況にも似ているが、それを現代劇で見せると、とても真面目で堅苦しいものになってしまう。原作がすごいのは、ユーモアのある時代劇として描き、エンターティンメントになっているところだった」といいます。
前田監督といえば、最近作で高齢者介護について重厚な問題提起を行った「ロストケア」でい、高く評価されました。「今は、いろいろなことを人任せにできない時代。『一歩前に踏み出しなさい』とまでは言えないけど、映画を見てそうだよな、と思ってくれるといい。映画にはそういう力があると思う」と前田監督は語ります。わたしもそんな映画の力を信じたいと願っています。
時代劇に詳しくなくても見れる
普段見ないジャンルだが時間があったので鑑賞。
時代劇はあまり見ないが、お金の価値などの解説が入ったり現代の言葉遣いも多かったりで分かりやすかった。
ただコメディとして120分は長いかなー。
100分くらいだとさっぱり観れたかも。
「老後の資金がありません」と同じ監督と聞いて納得。あちらも経済的な事柄を扱っていたけどコメディベースで細かな笑いの要素も多く楽しい作品だった。
鑑賞中も所々で笑いが聞こえてきた。私は声が出てしまうほど面白さは感じなかったが…。
藩の人たちの固いやり方に若者が口を出し藩を立て直していく様が面白い。トップの人が自分の組織の経済状況を知らなかったりお金の管理は部下に丸投げって実際にあるんだよな。
小ネタが多くて笑いポイントを作ってるなーって感じだったが、一つだけ冷めてしまったのが小四郎がカメラ目線になってさよに「どこ見てんの?」って言われるシーン。ウケを狙う映画やドラマにありがちだけどカメラ見るネタは寒いからやめた方がいいと思う…
さよというか杉咲花が可愛すぎる!最後二人くっつくのかと思ったけどくっつかなくてよかった。コメディは恋愛なしの方が面白い。
客層中高年多かったからお年寄りとかは楽しめそう!
痛快の一歩手前
わかりやすいコメディで
ストーリーも良かったです。
ただ、1週間経って
思い出しながら、レビューを書いてますが
あんまり、思い出せない
鼻水
鮭
榮倉奈々かわいい
くらいの映画でした
そういえば、面白かったので
テレビでやったら、また観ようかな
くらいの作品です。
見て良かった映画でした
子供と見に行ったのですが、展開が早く飽きなくて心掴まれたまま電気がつくまで見ていられた映画でした。今は東リベやインディー、スパイダーなど話題の映画が多い中…埋没してしまうにはもったいない映画でした。子供も面白い映画だったと絶賛で、人の心の動きが見えて金銭感覚の見直し、金がどんなところにあるのか、社会の不条理を見ることもできたし、やっぱり人の心は大事なのだと再確認できました。俳優さん目当てで来られてる人もいると思いますが、みんないい味出してました。ゆうしょくにしゃけが食べたくなり、早速、買って、家族で映画の話をしながら、美味しく食べました。面白かったし泣けたし心が前向きになれる映画でした。大名倒産幸せ感を有難う〜。
まぁこんなもんよね
原作知らない&事前情報も映画館の告知のみで見に行きました
全体的に良くもなく悪くもない冒険してない内容だったのかな〜
めちゃくちゃ面白いってわけでもないしめちゃくちゃつまらないって内容ではない
良かった点は演技が良かったところと借金返済という所がブレずに最後まで進めていたところですかね その裏で命の大切さとか家族愛も少し描きつつで
悪かった所は一番最初にエンドロール後になにかあるから見てね〜って出たとき一気に心が離れていきそうで出鼻くじかれました😭w
えっ…そういうので釣らないといけないくらいの内容なのかと不安に感じました…
ちゃんと最後まで見るので作った映画に自信持ってくださいよ!
あと神木くんの素朴な感じいいんですが驚いたやつがくどい(笑) そんな感じの演技プランして言われてるんでしょうけど…
コミカルで軽快爽快な時代劇!
私は元々コメディベースでバランスの取れた作品が好きなタイプなので、
めちゃめちゃ肌に合って楽しかったです!
キャラクターの振る舞いや演出が徹底して漫画調で、
難しいことを考えすぎず楽しく鑑賞することが出来ました。
さよがちゃきちゃきしてて小気味良かったですね!大好きになりました。
天元屋の女将のキャラデザ(?)はものすごい吹っ切れ方をしていて、
それがまた作品の世界観を丁度良く固めてくれていてよかったです。笑
この他の登場人物達も一人残らずキャラが立っていて、
なんというか重箱の隅まで楽しませてもらえたような気持ちでした。
ほどよい伏線の散りばめがあったりしつつもお話自体大変明快ですし、
シリアス思考の人以外なら老若男女誰にでも
安心して勧められる良作じゃないかなと思います!
追記
冒頭のエンドロール後まで観てね!の案内、めちゃくちゃ有効だったと思います。
今まで観客平均年齢高めの作品だと、エンディングが始まった途端に帰りだす人がびっくりするほど多かったんですが、今作では全員ちゃんと作品が終わり切るまで着席していました。
エンドロール後までちゃんと観る感覚が根付いていない世代も多いことを分かってくれてる親切設計で、そのあたり含めても間口の広い作品なんだなぁと思いました。
主演2人の魅力が詰まっていて、かなり笑えた
原作は読んでいませんが、ゲジゲジ眉の侍が出てきた辺りから妙におかしくて、かなり笑えました。
主演の神木隆之介さんと杉咲花さんの魅力がよく出ていました。花ちゃん主演だから当たりの映画と思っていましたが、本当に当たりでした。小さい体で元気に動きますね。
他の役者もオーバーなリアクションで笑いを誘います。
借金返済の時代劇ですが、ナレーションも入り分かりやすく、幅広い年齢で楽しめるかと思います。
あとは笑いのツボにはまるかどうかだと思います。個人的には、「引っ越し大名」より面白かったです。
全100件中、21~40件目を表示