探偵マリコの生涯で一番悲惨な日のレビュー・感想・評価
全74件中、41~60件目を表示
作りての本気度が問われる
撮りたいシーンがあってそこから逆算して話を作ってったような気がするの。
あと片山監督と内田監督が会って「こういう感じの映画どうかな」「いいね!」とアイデアだけで作った感じもするの。
「本気で作ったのかな?」という印象を受けたのね。
これだけの役者さんを揃えてるから、本気でないはずはないと思うけど。
技術をもったスタッフが撮るから、レベル高いんだけど、それだけに根っこの部分の良くなさが気になったな。
う~ん中途半端感
FBIからの依頼で宇宙人を探すという突拍子もない設定を伊藤さんと竹野内さんのコンビということで期待大だったが、、、
小ネタ満載だけどどれも中途半端感が強かった。
竹野内さんの忍者は笑ったが遠慮したかのか?時間がなかったのか?控えめな感じがした。
伊藤さんは探偵?情報屋?
う~ん
とてもよく出来たB級コメディだと思って観るべし
低評価なので見るか迷いましたが、好きな女優さんご2人でているので見ることに。
オープニングからチープなコメディの雰囲気。評価が低いことも知っていたので、多分B級コメディだな、、、と思って鑑賞です。
全体的にクスと失笑です。設定も酷いというかチープ。ただ、B級コメディだと思ってみていると、ところどころ急に真面目な雰囲気になったり、ちょっとウルッとも来ました。
恐らく、心構えの問題で、くだらないBコメディだと思って観てれば良い作品。
真面目なストーリーだと思って観たら負け。
最後はもう少し、、と思ってたけど。
あと、MM号、出てきたところで笑、真実だと思ってたのに〜笑
ちゃん久保、、、こっちの方が良かったよ〜切ないね。
伊藤沙莉は、かすれ声でイメージ通り。
俳優陣は頑張っていたけど。。。
昨年の年明け早々度肝を抜かれた「さがす」の片山慎三監督が共同監督をしていることや、伊藤沙莉の心地良いハスキーボイスを聞きたかったこと、(FBIに宇宙人の探索を依頼されるというトンでもネタではあるものの)題名からは探偵物であるらしいことなどの理由で観に行きました。
映画館はテアトル新宿でしたが、映画が始まると歌舞伎町周辺が舞台となっており、映画館の選択もバッチリ!しかも映画館に行く前にたまたまお参りに立ち寄った花園神社に宇宙人が居たらしいなんて話も出てきた上、なんと劇中テアトル新宿内で撮影されたシーンも登場!!この辺りは結構アゲアゲでした。
俳優陣も、お目当ての伊藤沙莉の全力投球な演技はもちろん、準主役の竹野内豊のとぼけた感じの二枚目ぶりも良かったです。そのほか、北村有起哉、宇野祥平、六平直政、 円井わん、久保史緒里など、脇を固めた俳優陣にも総じていい演技を魅せて貰えました。
しかし。。。
伊藤沙莉演じるマリコは、ゴールデン街の一角にあるカラオケバーの店主を営む傍ら、探偵をしているという設定でした。まあこの設定はいいのですが、彼女の探偵としての才能が理解できるようなエピソードが全く語られることがなかったのは、非常に残念でした。FBIが依頼に来るほどの腕前の探偵という設定なのだから、彼女の探偵としての資質が納得できる話を見せてくれないと、探偵物として成立しないと思うんですよね。
そもそもバーの店主として働く姿は描かれているものの、探偵として働いている時間が非常に短く、北村有起哉扮する常連客から自分の娘を探して欲しいと依頼されたのに対してやったことは、Twitterと思しきSNSに娘の写真をUPして人探しのツイートをしたことくらい。そんなん俺でも出来るやん、とツッコミたくなるレベル。うーん、こんな探偵に依頼するFBI大丈夫か?
また、マリコのバーに集まるのは、それぞれ暗い過去や重たすぎる現実を抱えた人たちばかり。この辺りもそこそこ面白い設定であり、素材として光るものがあると思ったんですが、宇宙人探索という非現実的でSF的な素材と、有機的に融合していたようには思えず、全体として取っ散らかった作品だったと感じられました。
件の娘を探していた常連客が、ラブホテルの一室と思われる場所でヤクザに脅されているシーンでは、いわゆる「大人のおもちゃ」のごっつい奴が動き続けて「さがす」を彷彿とさせる究極のナンセンスなシーンがあったり、男性諸氏ならご存じだろうソフト・オン・デマンドのマジックミラー号が登場したりと、ブラックコメディ的な要素もちりばめられていたのですが、多種多様な素材を最終的にひとつの作品として統合する大黒柱がなかったため、これらのコメディ要素もあまり笑えるものになっていませんでした。
役者陣はそれぞれいい演技を魅せてくれたと思うものの、ストーリーを一貫させる幹の部分がなく、非常に残念な作品となってしまいました。
女優サイリの生涯で一番悲惨な作品
伊藤沙莉が新宿の街を知り尽くした探偵を演じる。これだけでスゴく期待してしまったのだが、ちょっと微妙な出来。
探偵と彼女を取り巻く一癖ある面々のショートストーリー6本によるオムニバス。世界観は素晴らしいので、1クールのTVシリーズの方が良かったのかも。
ハードボイルドな探偵モノを予想していると、冒頭のコミカルでファンタジックな描写にまずは驚かされる。
敢えて型にハマらないユニークなドラマを目指そうという心意気やよしだが、その試みが必ずしも全て成功している訳ではないのが惜しい。
久保史緒里がホストに入れ込むホステスを演じているが、彼女のエピソードが特に浮いている。新宿で働く女たちの中には哀しい境遇の者もいるだろうが、描き方があまりにも陳腐。
暗殺者の姉妹くらいぶっ飛んだエピソードの方がこの作品では座りが良い。
タイトルからして、探偵が何か大きな事件に巻き込まれるドラマを想像するのだが、回想シーンで描かれる探偵の過去のある事件の1日のことだと気づくのに随分時間がかかった。
そんな彼女の過去が、ドラマに全然結びついてないのがとにかく残念。
ひとことReview!
ミステリーにアウトローに忍者にFBIにSFに恋愛...色々な要素をブチ込んだせいか、どれもこれも中途半端な出来。
それにしても、竹野内豊って、なんだかコミカルなキャラクターで定着してしまった感じだなぁ。
一番悲惨な日以外は‼️❓どんな日ですか❓
はるばる観てきましたが、普通の映画として観たら楽しめないかも。
舞台劇を映画にしたもの、そう考えたら、楽しむ余裕が出来るかも。
オムニパスの集合形だけど、主役の伊藤沙莉がかむ必然性がないのと、タクシーCMでブレイクしてる、あー、名前ど忘れした、彼の忍者の、付け足し感が残念。
ホストの客の無理心中は、リアル過ぎて、模倣犯がでないか心配してドキドキ💓
漫才コンビのなんとか谷姉妹に似た殺し屋は生々しくて、意外と萌。
ヤクザストーリーは、あの人の演技が全て。
ところで、FBIの名刺出しても、ニューヨーク市警仕様のパトカーで徘徊🚓しても、罪にはならないのですよ、法律的に。
ところで、一番悲惨な日は、ヤクザの父を殺した日なら、逃げるか、半殺しが良かった。
追伸、殺し屋の毒の手は🫳🫱🫵、漫画の刃牙のパクリですね、懐かしい。
ハイボールヴギ
あらすじを大して読んでなかった自分も悪いんですが、内田監督・片山監督が3本ずつ短編を作り、それらをら組み合わせて1本の作品にしたという感じみたいなんですが、オムニバス系の映画が苦手な自分にとって、中々苦痛な時間でした。
内田監督は切ないロマンス、片山監督はハードボイルドな展開の作品が得意な監督だと思いますし、単独作向けの人たちなので、いったいどんな経緯で合作しようとなったのかよく分かりませんが、作っている途中で疑問に思わなかったのか、それとも終着点だけ決めてあとは個人で物語を作ったのか、日本映画ではあまりない合作という試みの欠点をまじまじと見せつけられた気がしました。
ストーリーは宇宙人の捜索、恋愛の絡れ、姉妹愛、娘の捜索などなど色々と盛り込まれていますが、かろうじて線と線がつながっているくらいで、それぞれの物語は基本的に独立しており、ひとつひとつが面白いかと言われると微妙でアンバランスでした。
観たことのない作品の総集編を観ているかのような感覚に陥り、置いてけぼりにされてしまいました。
エイリアンが殆ど登場しないのも問題があると思います。まさかの手だけの登場という、じゃあもう箱の中だけでいいんじゃないと思ってしまいました。そこにかける予算が無いのは仕方ないと思うんですが、一応物語の根幹にエイリアンはいたので、低クオリティCGの宇宙人でもいいから拝みたかったなっていう気持ちです。
両監督の人脈の広さが今作では完全にノイズになっていて、無駄に登場人物が多い割には役割を与えきれていないように思えました。シーンが進むごとに増えていくので、スクリーン内が人で埋め尽くされるのは展開的にも物語的にも物語的にもダメなように思えました。
これが出演した役者陣のみに観せるものならワイワイ楽しめると思うのですが、あくまで全国公開の作品ということを念頭に置いておいてほしかったです。
役者陣はとても良かったと思います。特に久保史緒里さんの存在感は今作のカオスさの中に安らぎを与えてくれているようでした。竹野内豊さんのダメダンディーっぷりも素晴らしかったです。伊藤沙莉さんのバーのママがこれまた似合う似合う。
この役者陣をもってしても抗えない脚本の粗さには何度も頭を抱えてしまいましたが…。
ゆるい映画は好きですが、雑な映画は嫌いです。今作はただ組み合わせただけ、監督の個性が交わっておらずの駄目なパターンになっていたと思います。
ハードボイルドとロマンチックは食い合わせが悪いということがはっきり分かりました。両監督はやはり単独作でこそ輝くと思います。
ということで単独での次回作には期待しています。コラボはもうしないでほしいというのが本音です。
鑑賞日 7/4
鑑賞時間 18:40〜20:45
座席 G-10
宇野祥平の放射能☢️被曝が心配
宇宙人の姿は拝めず。
宇野祥平の放射能☢️被曝がとても心配。
FBIがちゃちい。
歌舞伎町ラブ🤩
けど、FBIに対抗する中国人マフィアは出てこなかった。
二人の監督が3話ずつの計6話。
「姉妹の秘密」が一番よかった。熟女の狂おしいほどの情念はかなりリアル。
伊東沙莉はオジサンと組むのがよいね。竹野内豊様ありがとね。
でも、全体にちょっと眠かった。
シリアス&コメディ&ファンタジー
歌舞伎町でバーと探偵を兼業する女がFBIに頼まれて宇宙人を探すお話が軸の6つのエピソード達。
宇宙人を出すところでファンタジーコメディの路線かと思ったら、結構シリアス。それがうまくハマってるかと言われれば…。
要所で引き込まれる箇所はいくつもあるのに、同じ数だけ冷めてしまう箇所が…。
どのエピソードもそれなりに引き込まれるのに、観終わったあとは宇宙人帰ってったくらいしか思い出せない。
役者さん達はみんなうまかった♪ けれど外国人の役者さんたちが日本のコメディ的な役をコメディとして演じてるのがアリアリと見えて、逆にそこだけ浮いてた感が…。最後の宇宙船のCG凄かった。
ここでの評価を見てから観に行ったが、思ったよりも楽しめました。
とても面白かったです。
誕プレはビットコインで
各エピソードはほぼ独立している。
ホスト狂いの話も、家出娘を探すヤクザの話も、依頼はされるがほぼ関わらず。
殺し屋姉妹の話には完全ノータッチ。
群像劇における共通項として『カールモール』があるだけ。
本筋とされる宇宙人探しも、何故MASAYAが関わって、どこでマリコが気付いたかも不明。
そもそもその宇宙人、「子供」とはいえ害意もない相手を無差別に殺してるんだけど…
ちらほらと各キャラの過去が挿入されるが、共感や同情、思い入れが生まれる深掘りは無い。
MM号のシーンもお互い気付かないので、ドラマ的な意味はなくただシュールなだけ。
知らない連ドラの総集編かのようなイメージです。
足場が定まっていないせいか、役者陣の演技もチープでまったく深みがなかった。
点が点のままのオムニバス。
シリアスがコメディを壊し、コメディがシリアスを溶かす。
結局何を観たのかよく分かりませんでした。
まずタイトルの意味が分からない
2023年劇場鑑賞158本目。
キャストは結構渋いの揃っているんですが活かしきれてないですね。結構人は死ぬし、それに関してみんなのリアクション薄いし。歌舞伎町って人の命こんな軽い街なの?
タイトルから一日の出来事かと思ったんですがそうでもないし、じゃどの日が一番悲惨な日だったんだ、という感じです。そもそもこの探偵、有能らしいのですが、数多く起きた事件一つも解決してなくない?
「なんとかなる」
2人の監督が章立てで担当していく、配信作品のような制作
短いストーリーの中で、それぞれが細かい打ち合わせ無しに、台本のみ共通言語に繫ぎ合せていく実験的作劇となっているようである
主人公だけでなく、脇役のサブストーリーも織り交ぜながら宇宙人捜しを行なう縦軸で物語が進んでいく
主人公の生い立ちや、新宿歌舞伎町、ゴールデン街近辺といった、いわゆる"地方再生映画"の東京版という匂いがする内容だ 実際にある店舗や街並、そして登場人物のモブキャラさえも、近辺に縁のある芸能人のカメオ出演といった形で大いに盛り上がっている絵面が、少々鼻白むのは何故だろう 良く観賞していたテアトル新宿、そして最新の映画館の屋上でのロケーションと、新宿の今を紹介する旅番組の様相を呈しているかに思える
なので、ストーリーそのものはあくまでハードボイルドの皮を被ったギャグ映画 しかし温度感の心地よさは正解だと思う 変に説教臭くないし、馬鹿馬鹿しさも良い塩梅に温くしてくれる しっかりとメッセージ性を落とし込む作品のアンチテーゼのようなプロットで、これはこれで映画という概念を具現化している作品だと強く支持したい ホストに貢ぐキャバ嬢や、区役所勤務の殺し屋姉妹、自称忍者の彼氏、マゾヒストの映画青年、そしてヤクザと外国人 荒唐無稽だが、しかし新宿のホットゾーンはそれ位有象無象の巣窟、ダンジョンなのだろう そしてあの台詞はここで利いてくる 「喰われないようにな・・・」
この作品を観に来た客に興味が湧いた日
短編6本で紡ぐストーリーなのかと思いきや、作品それぞれに監督さん同士の打ち合わせは無かったようで、ブツ切りの印象はあるものの、それでいて何となく繋がっているようなモヤっとした展開がラストまで続きます。
マリコを始めとする登場人物たちの生い立ちや人生を考えるとどんよりと暗くなるはずなのに、宇野祥平さんが抱えたバスケットと竹野内豊さんの立ち居振舞いのせいで全てがギャグに変換されてしまった。
「結局なんなん?」なのだけれど個人的には嫌いじゃない。むしろ思い返すほどジワる面白さだった(バスケットから伸びてきた指の大きさを考えると全身はあのカゴには入りきらないよね、それともまだ指しか生成されていないのか?謎も残ります)。
そして作品の内容よりも気になったのが、劇場の予約サイトで客の埋まり具合を何度か確認したのだけれど、最後まで二つ三つ連なった席は全然無かった(数席予約されたペアシートを除く)、てことは皆さんおひとり様なのですよね。キャストの誰かをお目当てに来ているのかなぁと、最前列に陣取るワタシは上演前に振り返って見たのだけれど、お客さんたちには統一性を感じなかったのです。
一体誰を?何を?目的に訪れたのだろう💦(かく言うワタシは伊藤沙莉さんファンのパートナーと連れ立っての鑑賞でした)
そこがいまだに気がかりなのでした。
探偵マリコ???
新宿のバーのママ・マリコは探偵もやっていた。ある日、マリコのバーにFBIの捜査官が3人現れ、歌舞伎町に潜伏してる宇宙人と連れ去った男を探してほしい、と依頼された。そこで、マリコはバーに来る人達に協力してもらい、宇宙人探しを始めるが・・・てな話。
小ネタ6作品を集めたものらしいが、どれもあまりパッとせず、面白くなかった。
マリコは探偵としての活動はほとんどしてなかったような・・・。
FBIから前金2万ドル貰ったんなら少しはFBIに協力しろや、って思った。邪魔するなら金を受け取るな!って思った。
観たい度○鑑賞後の満足度✕ 『ミッドナイトスワン』『さがす』両監督のタッグにして悲惨な出来。『マリコ、歌舞伎町で一番悲惨な探偵』という題名にしたら良かったのでは。
①伊藤沙莉を観に行ったのに、彼女の良さが少しも出ていない。
優れた探偵という設定だが全くそれらしい描写が無いのも問題(歌舞伎町に張り巡らされた情報ネットワークがあるらしいが、その片鱗でもいいから描写か暗喩が欲しい。メモを手に聞き込みに回っていたけど、何かネタを探して回っている駆け出し記者みたい)。
②歌舞伎町という街の魅力(があればだが)が少しも伝わってこない。どの大都市にもある繁華街とあまり変わらない印象。
③ヤクザ像や描きかたが一昔前とあまり変わらないのでは?
④北村有起哉が最後のシノギに行くときに、偶々カラスにフンをかけられたので髪をセットし直す為に見ていたガラスの向こう側で、家出した娘が腰を振っていたシーンは、やろうと思えば人生の皮肉さと悲しさとをもっとユーモラス且つやるせなく描けたと思うのだが、単なるそういうシーンというだけに終わっている。
⑤ホストに入れ込む若い女性の話は最早目新しくはないし、心中も陳腐なオチの付け方(両隣に住む人の事を考えない自己チュー女としか思えない)。
それより、もう一人同じホストに入れ込んでいた女ともっと絡ませる話にした方が良かったのではないか。
⑥姉妹の章は、話的には意外性もあって一番面白いが、本作に組み込む必要があったのかどうか。組み込むとしても丸々1話を使うのではなく、各エピソードをあちこちにばらまいて最後に「こんな姉妹でした!」とした方が話の組み立てとして面白かったのではないか。
まぁ、監督が一話ずつ担当したので、こういう形になったんでしょうけど。
あと、全く個人的な好みであり、語弊を招くと思うけれども、痩男と太ったブスのディープキスやSMプレイを延々と見せられたくはない。
⑦後の章も似たり寄ったり。
何より、
全74件中、41~60件目を表示