Dr.コトー診療所のレビュー・感想・評価
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さよなら
ひとはいつか老いて死んでゆく。
それは誰にも公平に訪れる事実。
でも、この作品にだけは認めたくなかったです。
嘘でもいい、ずっと生きてて欲しかった。
つらいエンディングとなりました。
先生はしあわせだったのでしょうか・・
わたしにはわかりません。
良かった
最後のシーンが謎だったけど、よかった。
出演者はみんな、とてもいい仕事をしてた。
俳優を辞めていた富岡涼君も含めて、よかった。ちょっとでるだけなのかと思ったら、セリフや出演シーンも多くて、大変だったろうなぁと思う。
時間とお金を使っても、劇場で見た方がいいと思う作品です。
頑固親父が背中越しに
時代も世代も大きく変わった16年ぶりの続編、待望というファンも少なくないらしい。
懐かしい地域コミュニティ、過酷な医療現場、自然と暮らす南国生活を題材に描く人間物語。時任三郎さん演じる頑固親父が背中越しに『お前のうちはここだから』傷つき、行き場を失った息子に送る言葉がグッときた。
なかったことに
この時をどれほど待ち望んだことだろう。
寅さんなき後の国民映画はこれしかないとずっと思い続けてきた。
冒頭のコトー先生が自転車に乗っているシーンだけでもう泣けてきた。
やっぱりこれだよね~。
これからは毎年、少なくとも2年に一度は製作して欲しいと胸アツだった。
だが、結局涙したのはここが最初で最後。
一体登場人物をどれだけ痛めつければ気が済むのだろう。
テレビドラマでもその兆候はあった。
だが、それがヒーロー足るべきコトー先生にまで及ぶ絶望的な状況。
さらには台風のためけが人続出で収拾がつかない状況になるに至っては、
思わず失笑してしまった。
正直言って、ひどい脚本。
加えて、コトー先生の「誰も死なせない」には怒りすら覚えた。
ここは当然研修医の言うとおりトリアージをすべきで、
思い入れのある患者に肩入れする非合理なお涙ちょうだいには嘆息した。
で、ご都合主義のハッピーエンド。
本当にひどい脚本であり、演出。
フジの凋落、ここに極まれり。
私の中のDr.コトーは16年前のTV版まで!
この映画はなかったことにしよう。
詰め込み過ぎかなぁ〜
あっという間の約2時間でした。映画なので仕方がないが北の国からを思い出すくらい、いろいろ詰め込み過ぎて途中はお腹いっぱいでした。
最後はある程度予想はしていましたが、話しが飛び過ぎてもう少しなんとかなったんじゃないかなぁ〜と思いまして星三つです。
コトー先生!
16年振りのコトー先生が出てきた瞬間、泣きそうになりました。
いちばん好きな医療ドラマなので、待ち望んでいた続編!いい映画でした。
キャスト陣は懐かしい顔が並び、特に剛洋くんが出てくると思わなかったので驚きました。ドラマと全く変わらない人達がまた結成するなんて凄いですよね。
ストーリーは、、、どこかで見たような話を詰め込み過ぎていてごちゃごちゃしてしまってて感動が薄れてしまった気がする。ドラマ化でも良かったなぁ。その方が見たかった気もする。
あの人が結婚してたり、自転車が変わってたり、ちゃんとコトー先生の時間が進んでいたことを感じられただけですごく良かったし、ラストはラストで私はいいと思いました。
医療ドラマ史上最高の詰み感
2022年劇場鑑賞292本目。
Dr.コトーは2期に大ファンの堺雅人が出ると知って慌てて追っかけて1期から再放送で観ていました。
堺雅人関係なくめちゃくちゃ好きなドラマで、もう新作は諦めていた所に映画化と知り、もう予告でなんか泣いてしまいました。
というわけでハードルが上がりまくった状態で観た今作ですが、これでもかと色々起きて2時間15分あっという間でした。
クライマックスの医療シーンは他の救命医療ではあり得ない、圧倒的人手不足に途中で「あっもうだめだこれ」と思って本当に胸が苦しくなりました。
普通の医療ドラマだと患者は次から次へと新しい人がやってくるのですが、このドラマは顔なじみの人たちがドラマの都合上順番にケガや病気にならざるを得ないので、続きも観たい気はしますがもうこのままそっとしてあげてという気持ちにもなりました。
このドラマのファンでした
このドラマが放送されたことで離島やへき地の医師不足問題がクローズアップされ、Dr.コトーの奮闘に感動したものです。産婦人科の医師不足も問題になって久しく、なんとかならないものかと思っています。そして、誰もが歳を取るし病魔にもいつ侵されるかわかりません。
現実として、医師不足問題は誰かが本気で動かなければこの問題は解決しないので、こうして映画化することで世に訴えることは大切だと思います。
しかし、同時期にあまりにも多くの事件が起きたことに違和感があって、わずか2時間しかない映画の中に詰め込み過ぎで、中盤からはしらけてしまいました。
私は、この映画を観なければよかったと思いました。
ドラマであれ映画であれ、続編が作られた事だけでファンは嬉しい。ですが、
正直、時任さんは、あのビジュアルでは出てほしくなかった。監察医朝顔の平さんそのままで、アルツハイマーのお父さん役がチラついて、どうしても原さんには見えなかった。ビジュアルが朝顔とあまりにも一緒だったので、コトーには黒髪で出て欲しかった。
盛りだくさんながら。
2時間強なのに、山場が2つ(見ようによっては3つ)あるのはToo muchだけど、ドラマを見てきた人達には感動する場面が満載。誰がなんと言おうと、コトー先生が近くにいたら、最期まで診てほしいと思うはず。新メンバーは2時間で人となりを完全には紹介しきれてないのは残念。蒼井優、神木隆之介、伊藤歩もカメオ出演だったのが残念。ドラマで再開しても良かったかも。
思い入れの深いファンとして
Dr.コトー診療所は自分の生涯においてもベストと言えるドラマ。
人生の見方すら変えられたといえる作品であり、ふと思いついては見返している。
そのドラマを16年ぶりに映画化する。驚きと同時に喜び、そして一抹の不安もあった。
思い入れが強いからこそこれだけの年月がたったことで作品にとって大切な要素が失われてしまうのではないかと。
ただそれは杞憂だったと、見終わった今感じている。
いやむしろ今であるからこそ意味のある作品となった。
年老いて病魔に侵されるコトー先生、島の医療をいってに背負い、住民の命を守り抜いてきたからこそ疲弊した姿というのは過ぎ去った月日を経てでしか描けなかったでしょう。
彩花とコトー先生の関係性をあえて間を省き妊娠という時期を描いたのも命を描く上で強い説得力があり、コトーという作品のテーマ性を映し出したように感じられた。
ただ正直にいえばファンとして、コトー先生の隣には剛洋がいてほしかったという思いはある。しかしコトー先生に対して率直に意見を述べたり離島医療の問題点をはっきりと述べる役目は剛洋には似合わない。その点で新たに織田判斗 という役割を設けたこともうなずける要素ではあった。
剛洋が医者になれていない というのはどうしても受け入れがたさもあったものの、常に人 というものを丁寧に描き出してきたDr.コトーだからこそ、現実や挫折と苦悩が反映された描写であると納得することも出来る。
作中コトー先生が言う 医者になってほしかったというのは傲慢な欲だったのかもしれない という言葉にもハッとさせられる。剛洋は我々と同じような感情やプレッシャーを島の住民たち皆から受けていたのかもしれない。逃げ道もなく父からの期待を背負い都会で一人戦っていた。そんな年月が頭の中に浮かび上がり、彼の苦悩に感情が乗り移っていた。
ただそれでも医者という夢を、コトー先生を継ぐということを諦めてほしくない という思いに苛まれ、どうなってしまうのかと不安も覚えていたが最後きちんと医者への道を再び志していく剛洋を見て救われることができた。
ただ若干の疑問を覚える場面も少なからず。
野戦病院となった診療所にミナが助けに来ないのはなんでかな というのが一つ。
和田さんと結婚し看護婦から足を洗っているのかもしれないがああいった状況下であれば助けに来ないのはおかしくないか と感じ。
また剛洋も医学部に4年いたのであればもっと手当など手伝えたのでは?という疑問も。足がすくんだともとれるものの、イマイチ納得しきれないところではあった。
また助産師として新たに美登里さんというキャラクターが設けられているが、産婆として志木那島を支えていた内さんとの関係性なども引っかかってしまった。
あとはこれはもうファン心理に過ぎないが、邦ちゃんが本人ではないのはやっぱり残念…。
剛洋を富岡涼さんが演じてくれているだけに余計…。仕方ない点もあるだろうが出来ればそこも拘って欲しかったなとも感じてはしまう。
剛洋と邦ちゃんは本人でないとどうしても違和感が、厄介なファン心理に過ぎませんが…。
しかし作品全体としては
今だからこそ描けたもの、今であるからこそ意味のあるもの
救って救われて、そして生きていく
そういった根幹のテーマ性がきちんと刻まれている。
あきおじの藁草履や石碑、剛宝丸に今も乗る邦夫などこれまでの作品で描かれてきたものをきちんと拾い上げ、作品として重要視してきたものを丁寧に表現しつつ、最後に生まれてきた命と手を紡ぐ 先生で締めるシークエンスはとても美しいものだった。
ただし倒れたコトー先生にそれでも命を救うことを要求する島の住民の身勝手さには流石に憤りも覚え、結局白血病についてや診療所の統廃合のついても有耶無耶なままで終わってしまったのは引っかかる点。
完璧な作品だった と言い切れはしません。
終わってしまうんだなという喪失感もある。
でもそれでも無いものと思っていた続編を作り、今の世に送り出してくれた制作陣と再び集ってくれたキャストの面々皆にファンとして感謝をしたい。
Dr.コトー診療所を終わらせてくれてありがとう♬.*゚
原作ファンであり、ドラマのファンでもあります。中には今更?って言われる方もおられると思う。SPドラマでええやん!って方もおられるでしょう。でも、この作品は映画化じゃないと駄目だったんです。監督をはじめとする製作陣は原作の連載再開を待ち望んでいたんでしょう。だから、続編がこんなに遅くなったような気がします。原作者の山田貴敏先生の健康上の理由なので仕方ないけど、中途半端なところであのままDr.コトーを終わらせる訳には行かない。キャストの高齢化もあってこのタイミングでやらないともう作れない。16年ぶりのドラマの続編なんて誰が共感してくれるのか、製作陣はある意味大きな賭けに出ました。だから、インパクトの強い映画化と言う事になったのでしょう。原作には描かれていないその後のDr.コトーを描くにはリスクはあると思います。それでも、Dr.コトーを終わらせなければならない。監督の執念、製作陣やレギュラーキャストに敬意を評したいです。
そして、ここに生きている。
コトー先生と彩佳さん、そして可愛い新たな家族に幸あれ。
ストーリーが
漫画原作が無いと、ここまでなんでもありなのか?都合良く怪我をしたり、自然災害が起こったり、急に病状が悪化したり、やりたい放題の詰め込みに違和感が残りました。これから再開する原作はきっと異なる事を願うばかりです。
病は気から‼️❓南国天国はいい気なもんだ‼️❓
まず、偽医者騒動なんだが、とても違和感。
最近の奨学金は、成績条件のものから、条件無しの返金だけのものへの借り換えとか、いくらでも要相談なんで、経済状況での中退はありえない、特に医学部では。
それに、履歴書に経済事情での中退なんて、なにそれ、それこそあり得ない。
そんで最後に、復学してるし、全部嘘でした騒動。
そんで、肝心のゴトー先生が、まるで超人、一人で、大学病院並みの手術をこなす、なんでも、何科でも、どんな病気も治す、そいで死にかけの自分まで治す、アレ、マーベルですか。
海人くん、生田さん、いつものみんな、いいい演技でした。
神木隆之介、堺雅人、蒼井優、友情出演並みの、ちょいだしでした。
みんな良い演技だし、景色も映像も良いけど、脚本と監督だけダメでした。
暇ならどうぞ。
これでいいのか?
久しぶりに爺さん婆さんがびっちり入った劇場で鑑賞した。
恐らく20年前はテレビでしっかり毎週視聴していた方たちなんでしょうね。
話は、ラジエーションハウス劇場版とシチュエーションが良く似ているなと感じた。
離島だからといって必ず台風がやってくるし、土砂崩れや生き埋めが必ず発生するし、なせが医療関係者の獅子奮迅の努力で誰も死なないし、わがままな島民が必ずいて災害に巻き込まれて医療関係者に迷惑かけるし、上記の劇場版をトレースしたのかと思った次第です。
人間の自己犠牲を厭わぬ献身性は涙を誘うことは事実だし、中島みゆきの歌は感動的なんですが、そこはそこ、少し話が安直過ぎないかなと感じた。
ドラマ版1、2どれだけ見てたかで印象星がまるで違う。知識ではないのだ、経年の重みがわかるかどうか。自治医大定員増やそうな❗️
この作品見るのに前提知識は全く要らない、誰でも理解できる。
ただ、深く感じ入れるかどうかは
この作品の吉岡秀隆の役との長い付き合いがあるかどうか!
2003 2006のフジテレビ全部見てた人は星5⭐️⭐️⭐️⭐️、
だろう、歳月の積み重ねで【頑張ったねぇ(チコっとネタバレ❗️)】
と感じ入ること大だろう。色んな意味で
しかし、テレビドラマ観る習慣の無いワシ
にとっては【単純な、だけどチト長い 医療ドラマ】
コトー医師役吉岡秀隆が看護師や新米医師の存在あるとはいえ孤軍奮闘。
聖人君子なのであった。
実際には医者はカネとプライドの奴が殆どだから
逆に「使命感」の人徳の仁徳の医師が光る❗️
ロケ地与那国島の海辺の風景が素晴らしい、清々しい。
ただし「ブラックジャック」ファンだったワシからすると
台風の野戦病院的な描写に違和感MAX。
イヤイヤ死にそうな人2人と妊婦でアクセントはよくわかるけど
骨折とか軽症患者はほっとけよ!味噌もクソもとはこのこと
クライマックスはドラマ映画で使い古された展開で
ドラマから20年近く付き合ってる古参客の感傷を煽る。心を鷲掴みの余韻。
意志は皆に引き継がれるという無難な着地かもね
どうでも良いが、金持ちエリート金満私学医学部は全て国立化して、自治医大の定員を増やすべきだと思うぞ、
医者が全員儲かるように定員維持は日本医師会の傲慢不遜な邪悪の意志。自治医大こそ必要。医者が政治活動してる段階で許し難い、全部個人的な感想なのでよろしく!
コトー医師役
前半だけなら満点
大好きな作品…だけに歯がゆい。
ラスト、自分なら今までカバンを乗せていた電動自転車にチャイルドシート、我が子と一緒に走っている笑顔のコトー先生を捉えてエンディング…
またはドラマから印象的だった崖の上に座ってるコトー先生が、家族3人になっていて、聴こえてくる「銀の龍の背に乗って」…
やっぱり温もり、優しさに包まれた最後が見たかった。
観た人全員が納得できる作品にするのは難しいだろうけど、モヤモヤした気持ちで劇場を出たくはなかった…
話は変わりますが、かつてロッキーⅤに納得できずに時間を経て、ロッキー・ザ・ファイナルを製作したスタローンのように、きちんと終わらせて欲しいと思う。
心から。
命を守る大切さ!生への執着心
相変わらず島民の命を守り続けるドクターコトー、しかしながら、ドクターコトーにも病というものが忍びよってきていた、
医者の技量を向上させるため、研修医も派遣されてきているのだった。
現代医療の進歩により島の診療所にも魔の手が。
そんなとき、島に最大の危機が訪れる。
島の綺麗さと島民の優しさが素晴らしい映画です。
命にこだわった素晴らしいストーリーを是非劇場にてご覧ください。
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