モガディシュ 脱出までの14日間のレビュー・感想・評価
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刺激慣れしているせいか、今一つ満足できず・・・悪くはないと思いますが。
内戦が勃発したアフリカのソマリアから不仲の南北朝鮮大使館員が一緒に脱出を図る物語です。
実話をベースに製作した作品だそうで、韓国では大ヒットしたそうです。
通常ではありえないことを描いたからでしょうかね。
ただ、こうゆうアクション映画ではさらに刺激の強い作品がたくさんあるので、実話ベースの話だと今一つ満足できず・・
(基本的に車で逃げるだけです。実は大使館に身分を隠した諜報員がいて敵をバッタバッタ打ち倒す、といったことはないです・・・)
なお、決して貶すつもりはないです。
残念ながら、邦画でこのレベルの作品は作れないと思います。
後半最高‼️
前半は期待はずれ、後半は超大作‼️息をのむ面白さ。
スゲー良かった。前半分がマイナス0.5
北と南の共同脱出劇。
北の深夜に南大使館に移動する様は何かのゾンビ映画で観たデジャブが。
色々なスケール感は洋画並みに韓国映画の凄さが光った。
スケールもサービスも満点の娯楽作品
1990年代、アフリカのソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員の国外脱出を描いた娯楽超大作です。
先日メキシコ映画のニューオーダーという作品を見ましたが、スケール感は同じでも娯楽作品としてこちらのが好感を持てます。
舞台はアフリカ。ソマリア政府軍と反乱軍との内戦をスケール感とリアル感満載で迫力満点で描いてます。
韓国と北朝鮮の両国の大使館員のわだかまりを超えた友情や命がけの脱出撃は見応え十分で、ラストのカーアクションは椅子からのけぞる位迫力がありました。
2021年韓国映画の興行収入の1位というのもわかる一級品の娯楽作品。韓国映画を普段見ない人に特にお勧めします。
キャラ、ストーリー、政治背景全て分かりやすい
2022年劇場鑑賞150本目。
戦地からの脱出ということで、なんか地味そうだなという印象。アルゴが評価の割にあまり刺さらなかったもので。
いやぁー、良かったですね!韓国映画で似たような顔のキャスティングされて誰が誰か分からなくなるというのが自分にはよくあったのですが、この映画韓国側も北朝鮮側もキャラクターがわかりやすく、戦地で汚れていってもまだ分かるのはとても良かったです。黒人も見分けつかなかったりするのですが歯がないという分りやすさでパンツ1枚になっても誰か分かるのは工夫されていたと思います。
ストーリーや政治背景も今何がどうなってこうなっているのか分かりやすく、最初のズッコケ韓国大使館ぶりから、これリアルパージじゃんと思うくらい無法地帯になったソマリアからどう脱出するのかというドキドキ感、南と北の関係というこの2つの国ならではの関係性など、見所満載で本当に最初から最後まで笑ってハラハラして泣ける最高のエンターテイメントでした。これが実話だっていうんだからすごいですよね(多少の脚色はあるのでしょうけど)
よく再現した。。!
内戦時の街の惨状、少年兵達の病んだ様子など、よく再現出来たな、と驚きました。
北朝鮮のメンバーには子ども達もいて、韓国の大使達のほうは大人だけなので少し違和感あるな、と思ったら、北のほうでは故郷にも家族を残していると。まるで家族を両方の土地に人質として置きながら仕事しなきゃいけない大使館員の苦労が垣間見えました。
なんとか、やっとの思いで脱出しますが、協力のためにほんの僅か絆が芽生えたところで脱出の地、ケニアの空港に到着してしまう。
そしてこの安全な土地ではもう絆なんてわずかでもバレたらいけないという切ない現実。
救難機から空港に降りた瞬間、顔見知りですらいられない。
「救難機から降りたら我々は完全に他人です、知らない相手です、別れの挨拶は今この救難機の中だけで行ってください!」、という切なさ。
頑張って協力し合ってなんとか多くのメンバーが脱出出来て良かった、だけでは済まない、予想外な展開、南北の現実を見せ付けられました。。!
衝撃の実話…手に汗握る壮絶な脱出劇!
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
実話なのだから恐れ入る。事実は小説よりも奇なり。映画よりも映画みたいな出来事の映画化、心底から堪能しました。
冒頭で韓国と北朝鮮が国連加盟のために行っている駆け引きの模様を映し出し、両国の関係性を示した上でソマリア内戦へと突入していく導入部が堅実で素晴らしい。
このプロローグのおかげで、常に互いの足の引っ張り合いをしている仲の悪い両者がどう云う経緯で手を組むことになるのか、とても気になってしまったからです。
反乱軍に大使館を追い出された北朝鮮大使一行が韓国大使館に助けを求めた瞬間から、物語が大きく動き始めました。
戦場と化したソマリアから如何にして脱出するか。緊迫した展開が続き、政府軍や反乱軍が溢れている市街地を疾走していくシーンは、ダイナミックなカメラワークも相まって手に汗握り、息を止めてスクリーンに見入っていました。
まるでハリウッド映画のような迫力で、韓国映画のすごさをまざまざと見せつけられた思いでした。これは映画史に残る名シーンだな、と…。日本映画も負けていられない。
韓国と北朝鮮の両大使館員が国同士のしがらみを一旦忘れ、極限状況から生還するために協力し合ったと云う事実は本当に意外過ぎたし、苦難を共にしたことで生まれていく仄かな友情に次第に胸が熱くなってしまいました。
しかし、無事脱出した後ケニアの空港で別れたシーン、両者が二度と会うことのないであろう暗示が、両国間の関係の複雑さを物語っており、なんだか切なくなりました。
[余談]
韓国映画だから仕方無いとは言え、あくまでも韓国側をいいもんに描いているのは明らかな脚色だろうなと感じて(事実なのかどうか分かりませんが、韓国側は死者ゼロに対して北朝鮮側は参事官1名が犠牲になっているのが少々違和感)、視点の偏りに両国の相克を垣間見た気分。
[以降の鑑賞記録]
2022/12/25:Amazon Prime Video(レンタル,吹替)
ソマリア内戦に南北関係エトセトラ…
たかだか30年前でも世界はこんなにバランスが悪い…。世界平和なんて程遠いと痛いほどわかる。戦争が始まれば殺し合い憎しみ合いはみさかいないし個人の感情よりも国家ぎ優先されるやるせなさ。うーん、手に汗にぎりながらいろいろ考えさせられるな…。
北京ならぬ、モガディシュの55日
是枝監督が言うのも最もで、以前から韓国映画の凄さ、面白さ、大ロケーション、圧倒されていました。正にこの作品は、その象徴です。今やハリウッド超えてますね。いや、オープニングからラスト迄、息も継げませんでした。お見事。
ポンコツはだ〜れだ
1990年末に内戦が激化したソマリアの首都モガディシュから、力を合わせて脱出した北朝鮮と韓国の外交官と家族たちの話。
アフリカに大使を派遣し国連加盟を目指す当時の韓国の状況説明と、ソマリアにおける北朝鮮の扱いから話はスタート。
一応、それっぽいありがちな話しだけど、この辺の真偽は???
少しコミカルな描写を交えながらソマリアに取り入ろうとする両国の様はわかったけれど、コミカルな描写はちょっと浮き気味。
そしてモガディシュが危険な状態になっていき…この辺のどらまは正直冗長。
いよいよ両国大使達が行動を共にするようになってからはエンタメとしてもなかなか面白かったけど、なんか映画として韓国のマウント感が凄いですね(´・ω・`)
まあ、それが事実にしろおおげさに盛りまくっているにせよ、そうじゃなきゃこの作品は作られていないかw
それにしてもこの国は、己の良い点を売り込むのではなくライバル(そう決めた相手)を貶めることでのし上がろうとするのがやはり常なのですね(-_-)
息もつかせぬ脱出劇!!!
面白かったです!!!
クーデターでわーっっと怒涛の銃撃戦。市街地であるもんだから、危機感が身近に感じられる。ある日突然クーデターが起こったら…ほんまにこんな感じだな、うん!
脱出のために策を練る、全力を尽くす、誠意を見せる。どれもこれも、もう崖っぷち感が半端ない。手に汗握るノンストップ映画。北と南の事情もこの映画のもう一つの軸ですが、とにかく、ソマリアの内戦風景、その中からの脱出、そこを楽しもう。そして、帰ってからソマリア国政や朝鮮の民族問題をゆっくり考えよっか。
おススメ映画です!!!
韓国超大作、スケールの大きさにびっくり
2021年度韓国映画NO.1大ヒット!
数々の映画祭で賞を受賞。
その受賞も頷ける久しぶりの韓国超大作でした。
韓国にとっては永遠のテーマなんですかね、
端的に言うとコレ北と南の話なんですよ。
ソマリアの首都モガディシュで内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たち、生死をかけて協力し合い脱出する様子を描く物語です。
実話だそうなんですけど、韓国目線なので多少美化されているのかな?という想像を差し引いても
なかなか面白かった。
これは北朝鮮では絶対に語られない話だろうし、
胸が熱くなるシーンもあったりして、
北と南の特別な関係に、
色々考えさせられる物語でもありました。
南側がキム・ユンソク、チョ・インソン!
北側がホ・ジュノ、ク・ギョファン
とこの4名優達に加え
ソマリアの警察官役や、外交官お付きの運転手の役やら黒人の方も絶妙な演技で、こうゆう脇の役もどこから連れて来るのか、ちゃんとした良い演技をするところが韓国映画ってすごい。
そしてやっぱり何がすごいって、後半の息付く間もないくらいの展開と臨場感。
銃撃戦に
韓国映画お得意のすざまじいまでのカーアクション!
実際こんなカーアクションを繰り広げたのかは分かりませんけどね。
実際のソマリアのモガディシュは韓国人立ち入り禁止らしく、モロッコオールロケだそうです!
しかし、すごい数のエキストラも導入、
銃撃戦は本格的だったし、すごく製作費も掛かってそう(200億ウォンらしい)すごいよなぁ。
アフリカ感を高めるコンガの音が効いた音楽も風景に合っていてとて良かった。
南と北の微妙な関係と深刻な問題を描きながらも
笑いを入れたりしてエンターテイメントに持って行き、時に涙を誘ったり、最後はノワール的な雰囲気も醸し出しつつ…という感じ。
またもや韓国映画のレベルの高さを見せつけられた作品でした。
映画.comさん枠で試写会が当たり拝見しました。
ありがとうございます。
盛ってるが、そこは目をつぶろう。
実話だそうだ。ソマリア内戦に巻き込まれた韓国外交官が北朝鮮の外交官もろともイタリア大使館の協力で国外脱出したお話。そうとう盛ってるようだが、かの国ではこれが「歴史の真実」になってしまうのだろう。
ともあれ、圧倒的な(物語る牽引力)で2時間を見せ切る韓国映画の力量は、残念ながら邦画は勝てないレベルになっている。例えば『新感染』とか日本じゃ企画は通らないし、脚本を書ける人材が思い浮かばない。
昨年の韓国の映画賞を総なめし、ナンバーワンヒットとなっただけの良作である。
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