かがみの孤城のレビュー・感想・評価
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呪術0越える高評価を付けたい
去年公開されたアニメ映画でトップクラスだった
未鑑賞の人はネタバレなしで鑑賞してもらいたい
本作鑑賞後、原作小説を購入しようと書店へ向かったが
上下巻の長編小説であることに驚き
よくこれを2時間にまとめ上げた原監督の手腕にも拍手を送りたい
そして本屋大賞受賞作という文言には素直に納得した
評価 4.5
魔法だけじゃ解決しない、でも光が溢れる、ここからの物語
原作は未読での感想・解釈です。
「オオカミサマ」の名乗りの訳の愛らしさに、最後に気づくことになりました。リオンの姉は12歳で亡くなった。まだ子どもでもある姉が、弟と遊ぶ時の稚気。「私はオオカミサマよ。言うことを聞きなさい」
◉孤独のゲーム
孤立から抜け出ようともがいて、でも脱出の糸口を見出せずに不登校を続ける子どもたちが送り込まれた、魔法の城。級友からのイジメ、家族との不仲、親からの過度の期待、友達づき合いの拙さなどが原因で、寄るべなき孤独の檻に押し込められた、こころ、リオン、スバル、アキ、マサムネ、フウカ、ウレシノ。7人は縦に連なるパラレルワールドで集められていたと言うことですよね。
ところが海に浮かぶ島が持つ魔法は、単純な仕組みではなかった。子どもたちは「孤立から解き放たれたい」と言う共通項で結ばれているのに、最初に鍵を見つけた一人だけが願いを叶えられる、「独り」が際立つルール。更に時間制限があって、凶悪な狼が現れる。
◉戦わない子どもたち
子どもたちはしばし戸惑った後、何とはなしの時間を過ごし始めて、ティータイムやゲームや自分語りを心から愉しむようになる。観ていて癒されるけれど、切ない気持ちも当然、湧いてきました。ファンタジーの城でしか楽しめないとしたら、現実は一体、何だと言うのだ?
しかし「独りの勝者」を保留にした子らは、とても優しい子どもたちであることも、次第に伝わってきました。
それにしても、それにしても。何のためにこの子らは集められたのだろうと言う、観る側の疑問を放置した展開。鍵探しをするために集められたのに、鍵探しをしないと言う矛盾を抱えて話が進んだのです。この曖昧さをどう感じるかが、作品の評価にも繋がるのでしょうね。
私は、子どもたちは知らず知らずのうちに、ゲームの質を変えようとしていたのかも知れないと思ったのです。一人一人がこっそり鍵を探していたのは、「願い=皆が孤独でなくなる」を全員が共有するようになっていたから。
たとえ魔法が万能でも、それで解放されるほど孤立の檻はヤワじゃないと言う、子どもたちの自覚と叫び。6匹のコヤギはアキを救って、でも全てはこれから始まる! と言うのが良かったです。様々な人の力も充分に借りた上で、自力で前に進むしかないと決意するこころ。
こころの親友の萌が、級友のイジメグループのことを、今の彼女たちは本当にどうしようもないつまらない存在で、あのような子たちに影響されずに向かっていかなきゃと断じたのに、私も胸がすく思いをしました。
それをもっと早く言ってよと言う話ですが、イジメから解放されるには、心に多少なりとも尖った力を持とうとすることが大切でしょう。
前の方に溢れる光が、読後感に重なって、本当に気持ち良かった。
孤城
不思議な世界の青春ファンタジー。
原作は上下巻もある長編
ただ本屋大賞を受賞しただけあって
ファンタジー要素
青春ジュブナイル要素
ミステリー要素があると感じました。
実は前もって
「舞台版」を知ってるので
あらすじは知っておりました。
なので私の場合は舞台版との比較で
鑑賞していました。
アニメーションならではの
スケール感はアニメならではでしょう。
お城の周りは海だったり
クライマックスの鍵の在処への階段は
アニメならではの表現でした。
あとアニメの方が
それぞれの時間帯の違いがわかるのは
あの「いちごの紅茶」ですぐわかってしまうかもしれませんね。
原監督の前作
「バースデーワンダーランド」よりも
原作がしっかりとしたストーリーなので
説得感がありましたね。
とても良かったです。
背中を押してもらえるかも
人によって物の見方や考え方は違う。
登場人物達も皆、それぞれの思いを胸に一ところに集まり(集められ?)、
全く想像もしなかった新たな思いを胸に抱き、旅立ち、また一ところに集まった(集められた?)。
見る人の今の立ち位置によって心への残り方は違うけれど
どの立場で見ても新しい一歩を踏み出そうと思える映画のように感じた。
特に自分自身が不登校であったり、そういうクラスメイトがいるのなら
見てほしいなと思える映画だと思う。
もしそれで一歩が踏み出せたなら、映画のようにいつか皆笑顔で集まっていてほしいな。
余談だけど、新人の学校の先生が登場していて、生徒への対応がほんとに最悪。
反面教師とはまさにこのこと。学校の先生も見てもよいかも。
結論、とても良い映画でした。
本作を製作いただいた皆さまに感謝です。
初めて観たけど、涙が止まらなかった
オオカミ様はリオンからお母さんの手作りケーキを食べないかと言われた時、心の底から嬉しかっただろうなって思った。強がってはいたけど、素直に食べると言った意味が最後にしてわかったな。
母に勧められて観に行った映画で、この映画に巡り会えてよかった。ありがとうございました。
出会いの大切さ、声の大切さ。
原作をしらず。予告でオオカミ様が気になった。程度で、
映画館に行ってしまったが、大変失礼しました!!
とても暖かく、大人も子供も、色々感じさせる
素敵な物語でした。ラストには自然に涙が出てました。
人が人と出会うことで、嫌なこともあるけど、
素敵なこともある。成長することがある。
本当に大切な人、仲間にいつか会うことがある。
心が壊れそうでも、声に出すことで和らぐときがある。
声をただただ、聴いてあげることが、
相手の救いになることもある。
あなたは、一人ではなく、
どんな時代、どんな状況においても
自分の鏡のように、同じことに苦しみ、
もがいている戦友がいる。
そんなことを考えました。
いまは、辛くても、何とかなる。大丈夫。
10代、20代の頃の自分に、見てほしかったなぁ(笑)
感動の先にみえるもの
それは卵だと。初め、半熟、茹で。どれだけ状態が変化してもいつでも殻は破ける。時に圧力、でも自分で割ることの意味。人によってその力量の違いで不格好に。それでも新たなDISHになるためには…。いつの時代も殻は守るものか、割るべきものか。その答えがない人生の面白み。
脚本が素晴らしい
脚本が非常によく練られていて中身が濃く、脚本賞を贈りたいくらい素晴らしい内容で面白かった。
7人の中学生がある日突然、自宅と海に囲まれた孤城を自由に行き来できる鏡と出会う。そして、その孤城に隠された鍵を見つければどんな願いも叶えられる、という突拍子もない設定から物語はスタートする。
しかし、全体的な物語としては、7人の主人公が抱える孤独や苦悩、現存する深刻な社会問題が物語の中心に据えられている。
学校で過酷ないじめに遭う者、家庭内で性暴力を受ける者、親の過剰な期待に応えられず挫折した者など、主人公はみな気の重くなるような悩みを抱え、それを誰にも打ち明けられず独りで抱え込み、悩んでいる。
そんな7人だが、時間とともに心を開き、日常で抱える苦悩を共有し、仲を深め、友情が生まれていく。日常では孤独な主人公たちだが、孤城に来れば仲間と心を通わせられる。
それだけならありふれた展開なのだが、『願いを叶えれば孤城での記憶はすべて失われる』という条件が物語に厚みを加えている。この条件により、孤独な7人の間に生まれた友情は願いを叶えた瞬間、リセットされて見ず知らずの他人に戻るという葛藤が生まれる。
実によく考えられたストーリーだと感心してしまう。派手さはないものの、120分間まったく飽きることなく、どんどん物語に引き込まれていく。
そして、願いを叶えた後に用意されたふたつのオチがまた素晴らしく、それでまた感動してしまう。10代や20代のみならず、どの年代層が見ても楽しめる映画だと思います。
巧緻に練られたストーリーに共感
中学生が主人公でもあり、内容に幼さはあるものの、緻密に練られたストーリーは、さすが辻村深月と言えます。
中学生が観れば、殆どの多くの皆に大きな共感を呼ぶこと間違いなしです。
辻村深月らしい、人と人との繋がりの描写が実に良く書けています。
中学生にはもちろん辻村深月の強いメッセージが届くと思います。それは大人に対しても同じです。
人間関係の中で悩む全ての人を勇気づけるそんな映画です。
費用の関係か、映像美にはさしてウエイトは割かれていませんが、十分に満足できる良い映画です。
是非ともご覧あれ!
ラスト、感動の涙、涙🤣
原作は読んでいません。
これはとてつもなくよかった🙌
自分はこういう経験(いじめられたり、不登校だったり)は全くないけど、それでもこの登場人物達の気持ちが痛いほどよく分かった。
ラスト、とにかく涙が自然に出ていた🤣
もう一度観たい🎵
良いです
あまり話題になってないのが残念。
同時期に公開している話題作よりずっと良かった。
映像はあっさりしているようだけど、丁寧に描かれていて思ったより引き込まれました。
ちょっと理解が追いつかない部分あり、原作も読んでみようと思って買ったら思った以上に分厚い。
まだ読了してないけどこれだけの内容を上手く2hに納めたと思う。
もう一度観ても良いなと思いました。
原作に忠実
原作をずいぶん前に読みました。
変なCGで実写化するよりもアニメでよかったです。
声優も良かったです。
芦田愛菜さんはアニメ動画の方が愛菜ちゃんの声に合わせて動いていると思うくらい息ぴったりでしたね。
原作を読んでいない方が驚きもあって楽しめたかなぁとも思いましたが、原作に忠実で安心して観れました。
原作は読まずストレートに映画だけで評価します
ストーリーは自分好みのストーリーでした。
面白かったかと言われれば面白かったです。
謎な部分は、なぜ鏡が光ったのか。
孤城はどういう仕組みで出来上がったのか。
時代を分けるのに、なんでそんなに幅を取ったのか。
ですかね。
スタートはよくあるいじめの問題かなと思っていたんですが、それぞれのキャラクターがそれぞれの問題を抱えて理由はいじめでも、そのいじめに至った理由も違い、少し共感をする方とそうでない方でかなり二分されてしまう感じがします。
はっきり言うと作者の伝えたい思いは何だったのかが、さっぱり分かりませんでした。
どんな時代にもいじめが無くならないことを嘆いたのか?
だとすれば井上あきこの存在はなんだったのか。
井上あきこは未来に生きる孤城のメンバーに関わっていくが、解決出来たのか?
結局いじめの問題を解決出来ていないのであれば、井上あきこが孤城に入ることも、他メンバーに関わることも、存在意義が無い気がする。
色々と言いたいところはあるが、ただのアニメーション映画として観る分には良いも悪いもない感じです。
しかし、ラストが色々と考察できそうな内容になっていたので、面白かったです。
特に理音の記憶がどこまで残っていて、こころに接したのか。
おねぇちゃんの存在は消えてしまったのか。
主役はこころではなく理音だったなと思いました。
ただ、上映する時期がある悪すぎましたね。
アニメーション映画だけでかなりのビッグタイトルが上映されてる中、この映画は評価が低くなってもしょうがないかなぁと思います。
て思っていたが、案外高評価だったのでビックリです。
アニメーションの質はスラムダンクやすすめの戸締りには劣るし、注目度や告知にしても、他の映画には劣っていると感じます。
それが、キャストやスタッフのモチベーションから来ている気がします。
高山みなみがコナンの台詞を言ってしまうのは、やはり違うと思いますし。
残念ながら期待していた程の面白さはありませんでした。
ルーズソックス!?真実はいつもひとつ!ナンチッテ
2022年映画館鑑賞5作品目
1月15日(日)イオンシネマ石巻
6ミタ0円
原作未読
原作は『朝が来る』『ハケンアニメ!』の辻村深月
監督は『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』『バースデー・ワンダーランド』の原恵一
脚本は『バースデー・ワンダーランド』の丸尾みほ
学校に行けない子どもたちの話
鏡の向こうには一面に広がる海にポツンと洋風な城
その城にある鍵を見つければひとつだけ願いが叶うという
終了時間を守らないと巨大な狼に食べられるペナルティー
ハワイ留学のリオン以外同じ中学に通う生徒
6人も登校拒否児童がいる中学校なんてどうなっているんだよと校長先生を責めたくもなるが慌ててはいけない
彼らはそれぞれ生きている時代が7年ずつ違っていた
保健室に誰も来ないってやつとアキのルーズソックスでだいたい読めた
パラレルワールドなどという迷推理はあり得ない
予想通りアキは喜多嶋先生の中学時代でオオカミさまはリオンの姉だった
真実はいつもひとつは唯一の笑いどころ
7人のメンバーの中では明らかにマサムネの声を担当した高山みなみが浮いていた
ウレシノの声も声当て専門のプロだがあまりにも高山みなみがレジェンドすぎた
原作は上下巻の長編でまとめるのは大変だったはず
物足りないと感じた人は是非原作を読もう
映画館で実際に「感動した」という率直な生の感想を何人か聞いた
そういう経験はあまりないので感動作なんだろう
特に10代のコたちに観ていただきたい
イオンシネマで1100円の価値はある
ただ傑作の部類なのは間違いないが虐めのシーンは自分でもストレスが溜まる
いじめられっ子だった人にはかなり辛いかもしれない
結局のところミオの妄想に時代を超えて7人が巻き込まれた形
ビューティフルドリーマー的な
まっどちらかというとこっちの方がビューティフルドリーマーだけど
いじめで登校できなくなった内気でネガティブな性格の中一・安西こころに當真あみ
6歳のときに姉を亡くしサッカーでハワイ留学している中一・リオンこと水守理音に北村匠海
6歳の頃のリオンに矢島晶子
背が高くハキハキと喋るストロベリーティーが好きな中三・アキこと井上晶子に吉柳咲良
途中で金髪に染めてきた背が高い中三・スバルこと長久昴に板垣李光人
眼鏡をかけていて得意のピアノが伸び悩んでいる中二・フウカこと長谷川風歌に横溝菜帆
眼鏡をかけてるゲームオタクの中二・マサムネこと政宗青澄に高山みなみ
女子に積極的なぽっちゃりの中一・ウレシノこと嬉野遥に梶裕貴
こころの母に麻生久美子
フリースクールの喜多嶋先生に宮﨑あおい
いつも狼のお面をつけ終始横柄な態度で応対する孤城の管理人・オオカミさまに芦田愛菜
こころのクラスの担任・伊田先生に藤森慎吾
養護の先生に滝沢カレン
こころの近所に住むクラスメート東条萌に池端杏慈
病死した理音の姉・水守実生に美山加恋
グループを作ってこころを虐める真田美織に吉村文香
その他
アキの義父に団長安田
ウレシノの母にキンタロー
喜多嶋の同僚に岩田絵里奈
感動
私は小学校、中学校、高校といじめにずっとあってて、辛い思いをしてたので、その頃を思い出しました。
かがみの孤城は本を読んでたから映画気になってて、ようやく観れました。
感動して、泣きそうになった場面もありました。
映画館で観れて良かったです。
良い作品でした。
自分が子供の頃を思い出しながら鑑賞しました。まだ、身体も心も成長過程の時代は、もろく、傷つきやすい状態で、今になればたいしたことない事でも、当時はそんな風には考えられなかったのを思い出します。
真実はいつも1つ‼︎ストロベリーティー飲みたい‼︎
3学期に会おうとなってる時点で時代違うな〜と思った。
展開が読めてやっぱりとなるシーンが多かったけど予想通りなのにめっちゃ泣けてきた。
オオカミ様がお姉さんなのはわからなかった。
なんでオオカミ燃えてたの?と言う疑問が出た。
最後の終わり方も良かった。
主人公に対するイジメが予想を遥かに超える内容でめっちゃ怖かった。
期待以上の作品
通常スクリーンで鑑賞。
と言うか、通常でしか上映してないし、かなり上映スクリーンが隅に追いやられてる(小さいシアター)感じがしたのは私だけ?
ストーリーを重視したい私としては同時期上映中のアニメ話題作に全くヒケをとらないか、それ以上かなと感じました。
上映後、他の観客が泣いてて席を立てない人が目についた程です。
なかなかのストーリーで今まで読んだことのない物語でした、作中で童話を取り入れてますが、この物語自体も少し童話感があり私の好むところです、話が進むにつれ少しづつ気づくこともあって、最後の方はあきちゃんの正体とか、もしかして?と解ってしまいました。でもそれは物語の中に入り込めていたから気づいた事、それだけ話の繋がりが回収できていると言う事、それだけ作中に惹き込まれたということだと思います。
とにかく登場人物達の繊細な気持ちが凄く刺さりました。途中、私もうるうる来てしまいましたが、ラストが感動的で希望の持てる終わり方でよかったと思います。現実はもっと複雑でなかなかこうはいかないかも知れませんが、この物語のように救いがあって欲しいと願ってやみません。
最後、関係が3人解りましたが、他の4人も人生のどこかでみんなと出会えて(この出会いがどんな出会いなのかとか思いを馳せると、この物語の余韻を深く感じられるような気がします。)、それが7人の人生になにがしかの意味をもたらすとすれば、人生も捨てたもんじゃないと言う感じでしょうか。
とにかく期待以上でした。
知らなかったら、来場者特典で7人の様子のイラストが配られてたんですね、少し見ましたが心が暖まる感じで良いですね。
期待してなくて暇つぶし程度の軽い気持ちだったけど見て泣きました
【追加レビュー】
書くつもりはなかったのですが2回目を見に行って原作を手にして後悔した事。
原作でリオン以外全員記憶を失っている。これを見た時に、激しく後悔し面白さが半減した。★3くらいになる。ただ映画にはないエピソードもあり面白い。最後に忘れるのが悲しすぎ。
『俺たち、助け合えるんじゃねーか?』
例え未来だろうと過去だろうと、この言葉が真実となれば感動ものだ。
1番過去の人でも未来で会えると思えば強くなれる。それが無くなってしまった。
彼らは自分達の時代で人と関わり生きていく。アキちゃんも心の事を覚えていない。真田さんに頼まれたら助ける人、つまり心と話したいと言えば、その願いを叶える為に全力を尽くす人。それは、どうなんだよ..と思う。
マサムネにしてもスバルにしても覚えていないなら赤の他人。ゲームを作っている友達とは言えない。
ウレシノが一目惚れしようと報われない恋
ハッピーエンドじゃない(T_T)
【2回目の映画を見て】
原作を見た後に特典映像が見れると言う事で映画館で2回目を見た。。映画版は!やはり心以外覚えてると思った。思ってる!思いたい!
アキちゃんが、心と会った時に『大人になって心』と心の中でつぶやく
もう覚えてなきゃ言えない台詞じゃんと泣いた。
特典映像のウレシノも、わざわざピアノを見に行ってフウカにたいして『見つけた』と言う事から覚えてるじゃん!と号泣した。
映画で覚えているなら★5だ!間違いなく最高の作品だ。ただ、原作の事を思うと、本当は忘れてるのかな~となってしまう。
【以下以前のレビュー】
泣きました。
★5にしたい気持ちはやまやまですが特典が
他の人達のその後の1枚絵という事で、とても残念で★5にはできませんでした。
皆のその後って凄く気になるじゃないですか、エンドロールで流して欲しかったです
オークションで探して買おうと思って覗いたら高くて手が震えて買えなかったです。
ブルーレイとして商品化された際に特典に入れて欲しいです
どうか、なんとか、よろしくお願いします。
---------------【自分の不登校の生徒への認識の甘さを実感する】------------
現実に不登校の生徒は、いる事は知っていても理由まで理解するには視野が狭い
理由を自分ならと当てはめるからだ
まして、他人なら尚更。
この映画は、そんな幼い子供でも分かりやすく
色々な不登校の悩みを抱えながらも戦っている事が伝わる良い映画だと思いました。
---------------【ストーリー】------------
同じ中学校でありながらも、実は違う時代の不登校の少年少女達が集められ
鍵が掛かった扉を開ける事が出来れば1つだけ願いを叶えられるという。
①カギは城の何処かにある
②願いを叶えると城での記憶が無くなる
③朝何時から何時まで17時には帰らないと狼に食べられる
ふ〜ん、あっそう。
みたいに見ていたのですが、現実が辛いのを見ながら皆とダラダラと過ごす話に
どんどんストーリーに引き込まれていきました。
終わり方も良く、あ~見て良かった!!と思いました。
---------------【残念だった所】------------
①皆あれから、どうなったのか。特典なのが、とにかく悲しい。
しかも今日見たので、特典は貰えなかった。残念だが、それは仕方ない
②時間の流れが、とにかく早く進むこと。
2か月後とか普通に所々で時間が飛ぶことです。
時間もないので仕方ないのですが、そこは残念でした。
---------------【東条萌】------------
主人公を心配して喜多嶋先生に連絡したりと主人公の心が不登校になった事で
次の標的にされてしまった萌ちゃん、最後まで良い子だったので安心しました。
下駄箱で無視した時に、ちょっとガッカリした分、理由を聞いて納得しました。
親の都合で転校する事になってしまったのは残念ですが東条さんは負けなかった。
学校に行き、1人で戦っていた。
そして転校先では『今度は同じような子がいたら助けたい、嫌なモノは嫌と言う、貴方も頑張ってね』台詞が、あっているかは不明だけど東条さんは本当に主人公が思っていた素晴らしい女の子だったと思います。
---------------【こころ】------------
願いを叶えた代償に、こころだけ記憶を失った気がする。
最後にリオンと再会しても誰?って感じだったので記憶がないと思われる。
『リオン』がいたら、もう大丈夫だと思う。
しかも喜多嶋先生まで付いていますからね。
これはもう無敵です。
---------------【リオン】------------
凄い、いや、こいつだけ普通にいちを学校に通っている特別ゲスト。むしろ『リオン』の為に他の皆は集められたような気もしないでもない。言動も行動も見るからに超イケメンでモテそうだと直感でわかった。
お姉さんが通っていた学校。だけどお姉さんがいない学校。
皆との出会いがなければ海外の学校で過ごして終わったと思う
皆が通った学校だからこそ彼は来たのかも知れない、そして『こころ』に会う為に
助けにくる為に転入してきた事に最高に感動しました。
エンドロールでお姉さんがリオンの成長を見守っていたのも凄く良かったです。
彼が、いれば、学校で『こころ』を守っていけると確信しました
---------------【3年のアキちゃん】------------
この子の容姿が1番好みでした。
帰る所が辛すぎて帰る事をやめた為に
17時を超えて狼に食べられました
連帯責任で主人公以外は食べられてしまいました。
アキちゃんを救ってくれと言う皆の思い
願いでアキちゃんは助かりました
それが未来に繋がっていて今の皆がいる。
そう考えると助けなければパラレルワールドで枝分かれしたのかも知れない
そして彼女は本当に素敵な女性へと成長しました。
正直、帰って大丈夫なの?って心配になったけど母親に相談したのでしょうね
---------------【マサムネ】------------
コナンの名言を言って推理を間違えた少年。マサムネ君の言動一つ一つに注目しました。嘘つき呼ばわりされていたのは、帰った後なのか本当に最初は嘘だったのか気になる所です。例え帰った後でも簡単に会える人物ではないですし連絡も難しいでしょう。
---------------【スバル】------------
おいー!!ゲーム見てたら気づかない?こんなゲームこの時代にねーって
真っ先にお前が気づくべきだろう。でも確かにゲームにあまり興味なかったなら
ちょっと無理やりだけど仕方ないか。
---------------【ウレシノ】------------
お前、手がめちゃくちゃ早いな!凄いぞ!でもやめとけ!押せば押すほど引かれるぞ!
と内心強引な所とか見ると恋愛とか難しそうだなぁって思ってたのに
いつの間にかフウカちゃんと良い感じになっててウレシノが
イケメンじゃなくても可愛い子と付き合える事に感動した。
(付き合えたかは実際は不明です)
---------------【フウカ】------------
一生懸命ピアノをして母親の期待も乗せられて気持ちも重くなって
賞もとれなくて学校で笑われたりと可哀想な子です
最近ピアノが楽しいって言うのだから何かあったんでしょうね
もしかしてウレシノ・・お前のおかげか?
---------------【オオカミ様】------------
自分にその権限はないという台詞からも黒幕は別にいると思われる。
ただ黒幕もけして悪い人ではないと思う。オオカミ様の正体に驚きましたが
とても感動して泣きました。
オオカミ様の正体を自分なりに推理は、していましたが外れてました。未来の主人公の娘とか、なんか色んな勘違いの推理は常にしてました。
--------------【喜多嶋先生】------------
心の教室、んこころ!いや、でも設立者じゃないですよね。
喜多嶋先生の今後のご活躍に涙しました。
彼女が記憶を持っていて本当に良かったと思います
多分記憶を失っていたら帰ってから死んでいたかも知れないです
皆との記憶があったからこそ悩みを抱える子供達の良き理解者であった事
皆との出会いがなければ生まれなかった存在であり心に感謝をしている
心と出会ったとき主人公には見えないように机の下で心に向けて手を差し伸べる
この動作を見た時、覚えてるんだ!って気が付いて私は涙しました
助けられた心に皆に恩返しを出来る程に成長したアキちゃん
全部繋がっていくんですよね、言いたいのに言えないのが、また最高でした
見終わった後に色々な伏線が散りばめられていた事に気づきました
『これ私が好きな紅茶なの』
--------------【真田】------------
彼氏に頼んで心に暴言吐かせるとかありえないです
彼氏もどうかしてるが、もうついていけないと感じたのか真田と別れます
振られた真田さんが主人公の家に押し掛けるとか行動力もヤバい。
そして先生を利用したり、心を味方につけて東条さんを孤立させようとしたり、かなり悪質です。早く大人になって損得なしで謝った方がいいですよ
--------------【謎と疑問だけど、そんななかった印象】------------
①リオンは最初から城で気づいていた可能性が高い
②東条さんの家にあった絵。×印の意味はわかったけど何故あの家に偶然か、そうか偶然か。
③皆の会話で時代が違うのバレそうだけど意外にバレなくて面白かった
スマホとか今の少年少女なら持っていてすぐバレそう。
『あれ映画化したよね』って言われたら、じゃあ見せてくれってなってもおかしくない、むしろ見せるよーってなりそう。
④心ちゃんは皆が食べられた後に城に入り17時をこえているのに部屋を探索して鍵を回収していたのに何故か狼が現れず食べられなかった。
--------------【最後に】------------
①安西こころの洞察力が凄い、最初の印象では会話が苦手なタイプかと思ったけど
結構、喋れる子。
②東条さんは転校しないでいて欲しかった。
リオンが来てからの3人での楽しい学校生活を見せて欲しかった。
③この映画を見れて本当に良かった。知れて良かった。
ありがとうと製作者や原作者様に伝えたいです。
--------------【終了】------------
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