月の満ち欠けのレビュー・感想・評価
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生まれ変わり
大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウの演技が良かったですね。
時間軸は過去から現在までの数十年なのですが、特にそれに合わせた大泉洋の演技及び過去の高田馬場や東京の表現が印象的でしたね。
ワーストワン。お金を払って観たことに後悔
俳優さんの演技はどれも素晴らしく、柴咲コウの透明感と、大泉洋の泣きの演技はとても良かったけど、話の内容は最悪。全く共感出来ないどころか気持ち悪い。7歳の女の子が40過ぎたおっさんに会いに行くとか生まれ変わりうんちゃらなんて言われても絵的にあり得ない。
子どもは親を生まれてきたなんてスピリチュアルワードも嫌い。被虐待者に失礼すぎる。
話の筋だって、そもそも生まれ変わらなければ幸せに暮らしていた親子が死に別れることもなかったし、おっさんになったカメラマンが突然やってきた女の子をどう扱えばいいか戸惑わなくていいし、生まれ変わりって最悪だな!という印象しかなかった。
今まで見た中で1番最悪な映画だった。
僕のワンダフル・ジャーニーの人間版?
面白かったです!
有村架純さん演じる瑠璃さんが、愛したアキラ君を思い続けて生まれ変わるなんて、まるで「僕のワンダフル・ジャーニー」ではないかと…
現実的にある話かどうかは別にして、ロマンチック?ファンタジーでいいんじゃないんですか!
最後のホテルのシーンは、ちょっとウルっときちゃいました。
ただ、伊藤沙莉さん演じるゆいちゃん…自分の娘が大泉洋さん演じる小山内さんに「パパ!」って言うの平気なの?ちょっと不思議。
小山内さんのいう通り、自分の娘が別の人間なんだったら、今までの時間は何だったんだ!」ってその通りだと思いますね。
有村架純さん、演技上手いですね!
ストーリーは面白かったですが、テレビの2時間ドラマでもいいかなってところで星3.5にしました。
今年ワースト1の映画
内容があまりにもひどすぎたので小説も読んだ
小説とは別物だこれは笑
小説は直木賞受賞しただけあり物語のつくりかたがとても上手く引き込まれた
瑠璃とあきらが最終的に再会するシーンもぐっとくるものがあり満足感があった
正木竜之介も生まれ変わりを期待してだと思うが自殺するし笑
素敵な演技をしていたキャストと原作者も映画をみてきっとがっかりしたと思う
って言いたくなるレベルで映画版ははしょりすぎて?
監督の理解がずれてて?ただのホラーストーカー映画だった
私が生まれ変わるならこの映画は映画館でお金払って絶対に見ない
退屈だった
なぜここまで目黒蓮と有村架純が惹かれ合っているのか分からず感情移入がそもそもできず涙は一滴もこぼれなかった。(ハンカチ準備してたけど)
設定が単純すぎるし、薄っぺらい内容だし、なんかホラーだし感動要素ゼロでした。駄作じゃない?
オカルト
蓮くんが出てなかったら観てない映画。
この映画の中では、身近な人が輪廻というより憑依されるのが普通の設定なのだろうか?
高校生の瑠璃が電話番号まで知ってるのもおかしな話で、それを亡くなった妻であるとして追いかける田中圭もやりすぎ。友人の娘が蓮くんの所へ走るシーンは空想と化した演出だったが、実際どうなったのか。
親も行くのが当然といった割り切り方で向かわせて、しかも1人で向かわせる所など非現実的、親の愛情もあったものでなく、亡くなった友人の名を付けてるのがそもそも、親というより、霊能者かなんかなの??あなたなんなの??と突っ込みたくなった。
DVシーンも、いまいち中途半端でエグさに欠けたと思う。ガラスが割れる所が迫力あるだけで、田中圭が扉の外にそそくさと追い出された所は拍子抜けした。
ホラー映画なら徹底して憑依の不気味さを強調した方が良かったと思う。ホラーよりも美しさや暖かさが勝る部分が所々あって、中途半端で不完全燃焼だった。
俳優の魅力
最近の邦画は優れた俳優の演技には魅了されるが、肝心なところで残念な、作品としては満足のいかないものが多い。(個々の力は優れているのに勝てないサッカー日本代表みたい。あ、勝ったか)
今作も大泉洋と有村架純見てるだけでいいんだけど、
あっ!て思うはずのシーンで、カットバック挿入しないと気づけないような見せ方が残念だった。
もっと観客を信じればいのに。
洋楽の入れ方のセンスも、???
ストーリーは、生まれかわりとかこんなの好きだけど、いかにもこの原作者らしい、どうだ、面白いだろうって顔が浮かんでくるような展開だったな。
年寄りには、目黒蓮がずっと若いままに見えました。
輪廻転生。愛はファンタジーと狂気を呼ぶ?
大泉洋さんの普通のお父さんの演技、良かった。
強く相手を思う気持ち+消化出来てないことが輪廻転生をする理由ならば、
ルリはアキラと逢えたら、昇天しそう。
ラスト、ビジュアル的に正木瑠璃と三角哲彦になってたけど
外野から見たら……なんて考えたら
ちょっと怖いですね(笑
正木リュウノスケさんも追いかけてきそうだし、
あれもきて、これもきて……となると
コメディになりそう(笑
そんな感想をもった私ですが
新幹線の中のシーンは、ツラレて泣いてしまいました。
幸せって幸せの中にいるときは
それは当たり前だから
気付かないんだよね。
ファンタジーとは言えども‥
確かに所々感動要素はあったけどツッコミどころが多すぎて泣ける所では無かったです。
生まれ変わりはあるとしても小山内瑠璃・るりが正木瑠璃の趣味・考えなど全く一緒すぎて逆に怖く感じました‥特にるりが小山内堅さんが八戸に帰るというシーンで娘の瑠璃と全く同じセリフでパパと呼んでたところ。
また瑠璃・るりが三角に会いに行くシーンも、ん?と違和感でしか無かった。なんで電話番号知ってるの?
同じ番号で残ってたとかあり得ない展開
最後るりが高田馬場にやって来て三角に会いに行くシーンも違和感しかない。
本当はいい年した三角と子供のるりの再会なのに昔のシーンに戻ってよく分からなかった。
俳優陣は良かったと思う。
でもジャニーズの子は大泉洋に比べたらまだまだだなと感じてしまった。頑張っていたのはわかるけどセリフがちょっと棒読み。
有村架純も色っぽさよりも三角と並んで歩くシーンは特に普通にしか見えなかった。
2度目は無いです。
ん?これでいいの?
正直、よくわからなかった
予想していた感じの映画ではなかった
私的には、涙する場面も( ඉ́ .̫ ඉ̀ )♡無い
もし、生まれ変わっても
あれは、ありえないかなぁ
ん?でなる場面が多くて
感動するより、考えてしまう場面が多かったかな
結局、ハッピーエンドなの?
もう一度じっくり見たい作品
1回で理解するには難しい。もう一度見たいので2回目希望の人用に半額券システムが欲しいところ。映画館も儲かるだろう。
大人っぽくなった有村ちゃんが素敵な女性になったのだけは分かった。
完成度に欠け
輪廻転生して身近な人に生まれ変わっていく設定の好き嫌いは分かれると思いますが、どちらにしてもそれを信じ込ませるだけの材料に乏しく、なかなか気持ちが入らないままエンドロールを迎えてしまいました。
月の満ち欠けのように亡くなってしまった人もどこかで新しい生を受けて幸せに暮らしているかもしれない。そう思える事で救われる人もいたかもしれない。それだけに作り込みの甘さが残念に感じてしまいました。
ジョンレノンも誰かに生まれ変わっているのかなぁ。
素敵な映画です。
とても素敵な映画でした。
演じた皆さんの涙に心を打たれました。
鑑賞出来て本当に良かったです。
大泉さんがいろんな理由で涙を流しますが
その都度感情も異なりとても胸に響きました。
有村さんの彼を思う表情がとても可愛くて、
それ以上に切ない涙がとても美しかったです。
柴咲コウさんが受ける一途な愛に流す涙も
とても綺麗でした。
涙の話しばかりになりましたが
ラストは全員が前向きになる優しい映画です。
内容はファンタジーな内容でしたが
映画は元々ファンタジーではないでしょうか。
僕はそれが良かったと思います。
それから、あの頃の高田馬場が自分の昔の記憶と重なり
とても感傷に浸りました。
(最後に写る黄色い2シーターはビートかな?)
映画は一期一会だと思います。
師走で慌ただしい時期ですが
是非皆さんに観て貰いたいと思います。
よくこの時間にまとめました。
原作ファンの人にはどうかわからないけど、映画から入ったわたしからすると、とてもよくできた作品だと思います。説明的にならず、観ている人に「これは?」と関係性を考えさせながら、徐々に分かるようにしていく仕掛けのうまさ、役者さんの好演で、2時間ほどの作品がアッという間に感じられました。
正真正銘の転生譚でしたが。
原作の小説は読んでいません。
◉瑠璃から瑠璃から瑠璃へ
「生まれ変わっても、あなたに逢いたいー」は切ない比喩ではなくて、言葉そのままの転生の話だった。物語は踏切事故と自動車事故から始まる。それらは偶然ではなく、ある一人の男(田中圭)の身勝手としか思えない振る舞いが原因だった。命を落とした妻や少女たちは、恋人や夫と再会したいと言う目的を抱いて生まれ変わる。
しかし、叶うならば……ではなく、ハッキリとした意思で再会へ向かう彼女たち。最初は情感に身を委ねる気満々で映画を観出したのですが、いやいや正木瑠璃(有村架純)に始まる小山内瑠璃(阿部久令亜)と緑坂瑠璃(小山紗愛)の3人の瑠璃の輪廻転生が主軸で展開した。
その落差に、私は戸惑わずにいられなかった。そして絶対に再会すると言う小山内瑠璃の強い使命感と、緑坂瑠璃の転生は事実だと言う強力な肯定感を見せられてしまうと、ファンタジーの妙薬に浸ることは、難しくなりました。転生の奇跡は、押しつけられるものではなく、自然に受け入れるものです。
◉差し出された傘は、最強のオールドファッションド・ラブソング
一方で、発端となった学生三角哲彦(目黒蓮)と人妻正木瑠璃のラブストーリーの存在感が大き過ぎたことも、輪廻転生譚を妙に霞ませてしまったのかも知れません。
この二人だけで一つの話となりますよね。間違いなく現実だった、でも、もしかしたら間違いなく夢だった恋物語。古いレコードショップ、古い映画館、古いポップス、神田川? 沿いの古びた風景などなどが、私の心をベタに盛り上げてくれた訳です。切なくて幸せを感じました。
それにしても、不倫の愛に相手を引きずり込み、自分も引きずられる有村架純を見ていると、あぁ、こう言う女性が人の人生をさり気なく壊してしまうのだ! と思わずにいられなかった。
何年も前に大泉洋と「アイアムヒーロー」で共演した時の有村架純は、半分ゾンビーのいたいけな娘役だった。私はそのゾンビー以来のファンです。
小山内賢(大泉洋)が転生を頑なに否定し続けて、最後に恐る恐る信じそうになる。妻梢と娘瑠璃の写真を見て、涙を止められなくなる。ここで終わってくれたら、それでもファンタジーの風をまとったまま、シアターを後にできたかも知れないですね。
しかし車の中で、梢の生まれ変わりの少女が微笑んで、怒濤の転生譚は幕を閉じた。更にエンディング曲の「思い出をすり抜けて生きていくだけ」が、まんま過ぎるなぁ。
ジョン・レノンへの讃歌
原作が佐藤正午氏の直木賞受賞作ですから、小説としては読み応えがあるのでしょうが、小説と映画は表現方法が全く異なるということが理解されていない作品のように感じます。
輪廻転生によって時空を超えて生まれ変わり、そして繰り返される人智を超越した濃密な恋愛劇。本作はこのように敷衍できるでしょう。ただ文章で読むとそれなりに受けとめられますが、実写の映像になると、変にオカルトじみて胡散臭く、一種ホラーがかった奇怪な空気感が作品を通じて漂います。怪しいスピリチュアルストーリーに堕し、これは逆説的な意味でマンガ的です。
映像の構成で見ても、やたらと人物の寄せアップが多用され、茶の間のテレビ画面ならともかく、映画館の大スクリーンでの寄せアップを交互に見せる会話シーンの構成は、映画の持ち味を棄損しています。
更に、あまり意味のない手持ちカメラの、而も長回しが多く、殺気だった緊迫感、並みでない躍動感を見せるようなアクションシーンは皆無ですから、これらもストーリーには何ら関係がない使われ方だと思います。
また挿入される個々のエピソードが、多分原作を忠実になぞっているがために饒舌過ぎて、テンポが緩慢で退屈することが多く感じます。
但し、40年前に遡る、有村架純扮する正木瑠璃と目黒蓮扮する三角哲彦の話は、CGによってノスタルジックな空気感を上手く漂わせつつ、年上の既婚女性と若く情熱的な男との恋愛劇を、専ら男の視点での一人称で映しだす描き方で、スクリーンに引き込まれました。
挿入されるジョン・レノンの「Woman」のリズミカルでリリカルな旋律は、二人の世界をより神秘的で甘酸っぱく覆っていきました。
半世紀以上前のフランス映画『個人教授』を彷彿させますが、願わくば、有村架純に若者を夢中にさせ翻弄するような蠱惑的な妖艶さと奔放さがあれば、このエピソード全体にもっと強く惹きつけられたと思います。この箇所だけに絞って1本の映画に仕立てて良いくらいです。
ただこのやたらと長いエピソードは、作品全体の重要な要素だけれどもメインストーリーではないので、非常に雰囲気よく描かれていますが、寧ろ話を凝縮して尺を縮めないと、私のように食い入って見入ってしまい、作品全体からすると焦点が不明瞭になってしまっています。
役者について言うと、主役の大泉洋は、明らかに彼のキャラクターの良さを生かせていません。軽妙で飄々とした、つかみどころのない、やや浮世離れしたところが彼の持ち味ですが、本作の彼が演じる小山内堅は、殆ど個性のない善良な市井の人で、まるで正反対のキャラ設定です。
そのせいか、ラストの彼の号泣カットには全く理解できず、共感できないどころか、腹立たしくも思え、非常に不満足な印象が残りました。
せめて、非業の死から40年を経たジョン・レノンへの神々しくも崇高な讃歌と捉えることにします。
たぶん、映像化失敗作品だと思う。音楽がうるさい。
原作を読んでいないので即断は禁物だけど、おそらく映像化は失敗していると感じた。
映画が始まって、なにか微温的な印象を受けた。これで最後まで行ったら、つまらないだろうとの印象を受けた。
輪廻転生の話ではないかと推測したら、当たっていた。原作を読んだ方なら理解出来るけれど、何の予備知識の無い人にとっては、時間が前後して戸惑ったことだろう。
それと音楽がうるさい。ジョン・レノンの「ウーマン」は私の大好きな曲なので嬉しかった。後は余計な音楽が流れ、私は呆れた。
とにかく、一度原作を読んでみて、改めて評価したい。
欲しいもの、観たいものが手に入らなかった感。
原作未読。
グループのファンなこともあり、観に行きました。
最初のカット、遠目の大泉洋が漁港?を進む姿をカメラが横に流れるように追う。まずそのカメラワークが気になり、そして以降、誰かが走る度に、誰かが誰かの手を引く度にそれが多用される。意図していたものなんだろうか、と観終わってからも考える。
おそらく原作、小説の形だとそれぞれの瑠璃がもっとはっきり描かれているような気がする、読んでみないと分からないけれど。それが、映像化では上手くいっていなかったのかもしれない。
それぞれの役者は良い。ただ、ストーリーの展開が突発的だった。物分かり、察しの良い人達ばかりだった。
そして時代背景やその時代を意識してなのかセリフ回しに違和感があった。あの頃の人達はそういう語尾を使っていただろうか、使っていたかもしれない、でも違和感。
違和感は違和感を呼んでしまう。1981年などと映し出されても、納得がいかないと思うのは実感がないからか、私のせいか。
ホラー化してしまったのを残念に思うのも、角度を変えれば、じんわりあたたかいものに、又は生まれ変わりを信じて救いにもなったかもしれない、という期待からか。
ただし残ったのは、あきらくんへの執着と貪欲さだったようにも思う。面白くなかったわけじゃない。丁寧さが欠けただけだ。
劇中歌、アテレコなど、音にこだわりを…と思っただけだ。
それらは原作を読まないと答えは出ないんだろうなあ。
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