劇場公開日 2022年9月30日

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マイ・ブロークン・マリコのレビュー・感想・評価

全193件中、121~140件目を表示

5.0あとから地味にジワジワくるこの感覚。

2022年10月6日
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鑑賞方法:映画館

原作未読。予告の期待を裏切らない作品って、実はなかなか少ないです。

永野芽郁さん、アカデミー獲ると思いますが、漫画原作だと難しいのかなぁ。昔読んだ漫画『降っても晴れても』を思い出した。女の友情をよくここまでリアルに繊細に描いたなという印象。最後のエンドロールで女性監督なんだー‼︎って感動しました。描き方がとにかくめちゃくちゃカッコイイ。

今のところ、今年ダントツの邦画。
『余命10年』と迷うけれど。

かなりリアルな内容。
疲れた日に観ることはオススメしません。

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washiko

3.5ダイナミック散骨

2022年10月5日
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鑑賞方法:映画館

マリコがトモヨに依存していて、酷い家庭(というか父親)から
死んでしまったけど遺骨だけでもマリコを救う
という映画だと予告だけを見て思っていた

しかしそうではなくて・・・確かにマリコはトモヨに依存していて
トモヨに恋人が出来て自分をほっとかれたら死んでしまうと『宣告』していた
当のマリコはクズ男を恋人にてマリコに連絡しない日々もあった

こんな面倒臭い女・・・と普通の人なら思ってしまうが
実はトモヨも唯一自分を慕ってくれているマリコに依存していた共依存のような関係だった

しかしながらその遺骨を奪ってとある場所まで行くまでの道中というか
目的地にたどり着いてからのそんな偶然ありますかい?みたいな展開に
ちょっと笑ってしまった自分がいました(見方によれば良いシーンなんですけど)

最後のアレは実はそれを残していたって事が分かっただけで良しなんじゃないでしょうか?

評価 3.5

あぁ奈緒さんは良かったなぁ

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冬眠

3.5面白い

2022年10月5日
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独特な雰囲気、期待を裏切る、かなり深刻な話なのに最後は爽快。良作です。

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まえあき

3.0永野芽郁、喫煙!…いや熱演!

2022年10月5日
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鑑賞方法:映画館

にわかにタバコを吸っても、なかなか板につくものではない。
言葉遣いもなかなか難しいところだ。
まあ、無理はせず、普通の言葉遣いで、タバコを吸わずやった方がよかったかもしれない。
でも、熱演してるし、頑張っているのはわかるので、よしとしないといけないだろう。
しかし、ペランダから飛び降りて、左足からマットの上に着地して(いるがわかって…)、河原の上をゴロゴロと転がって、川に転げ落ちた。これはどんな場所なんだろう?河川敷に家が立っているのだろうか?
まあでも、映画だから骨折もしないし、誰も困る人はいないので、好きにつくってもいいといえばいい。
永野芽郁、熱演!そして喫煙!これにつきますね。
肌が荒れるのでタバコはやめて、また、輝いた役をやっていただければと思います。

【追記】たばこはネオシーダらしいです。昔一度吸ったことがありますが、まずくて吸えたものではありません。

#162

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caduceus

3.0遺骨パンチ。

2022年10月5日
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鑑賞方法:映画館

タナダ作品「浜の朝日の、、、」は見た。
永野芽郁は初めて。
原作漫画も未読。

父親から虐待を受け自死した友人の遺骨と逃避行。
話はシンプルだが、時々思い出す友人の記憶のはさみ方が上手く飽きずに観れた。
椎野が骨持って出かける前あたり、、深刻になり過ぎないように作ろうとしてるのは分かるけど、、にしても、、明るい台詞にももう少しニュアンス入れられたんじゃないかと思う。いつもこういう映画で思うけど深刻なシーンはいいけど、明るくおちゃらけてる部分がなんか白々しく思う、なぜだ?
椎野の喋り方、、たぶん永野芽郁はこんなハスっぱな喋り方ふだんしないんだろうな、少し無理を感じた。
しかし涙鼻水入り混じっての好演、なかなか粗暴な中にも純粋さや色気もあり、そこを撮影部も頑張って切りとっている。脚本時に膨らんだらしいラストは長過ぎたとおもう、、スパッと切ったほうがカッコ良い。

菜緒は「草の響き」で好印象だったが今回も安定。
吉田羊のこんな役が観たかった。

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masayasama

5.0俳優さん達の演技が光ってる

2022年10月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

永野芽郁さんは今まで可愛い役が多かったが、やさぐれて男前なシイノを見事に演じきっていたし、奈緒さんの暴力によって壊れたマリコ、ナチュラルにシイノにアドバイスする窪田正孝さんなどキャストさんの演技に感心させられた。
登場人物が発する言葉がどれも印象的で考えさせられるものだった。
ラストシーンが特に印象的で余韻が凄かった。
見終わった後、良い意味で「面白かったあ」と一言で感想が言えないような映画だった。

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めんぼう

2.5_φ(・_・壊れ切ってない、、、。

2022年10月4日
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鑑賞方法:映画館

永野芽郁がやさぐれ女を怪演?
そうは見えなかった。まだまだ上品さが残っていたような?見ていて歯痒かった。しかしながらこのような汚れた役をこなしていかないと一流にはなれんよな。タバコ吸っているシーンがあるがうまく吸えるもんなんだね。がんばれ!
お話はどうだったか?正義感が遅れてやってくるのは共感できたような気がします。むかし救えなかったから今救うっていうやつ。コレってあるあるだよなぁ。

4ヶ月ぶりの映画。やっぱり映画館はいいね。

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おにっち弐号

4.0雰囲気良き映画

2022年10月4日
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やっぱり永野芽郁さんに引き込まれますね
ストーリーにビックリするような展開があるわけでなかったですが
いつのまにか自分も映画に引き込まれて
死んだ友人を思い出して結構泣いてしまいました

なんか一緒にいて心地良い友達を思い出しました

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のぷのぷ

3.5不満なし。

2022年10月4日
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原作既読。
原作の世界観に忠実だったと思う。役どころもまあまあ合ってた。中学生時代を演じてた子役が上手すぎ。

トモヨと同じくめんどくせ女と思いました。そして、そう思っても離れられない気持ちも分かる。

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Oyster Boy

3.5最高のダチっす!自殺未遂者は共感度高いと思う

2022年10月4日
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悲しい

萌える

原作未読。主人公シイノ(永野芽郁)の友人のマリコ(奈緒)が自殺したニュースをテレビで知る所から始まる物語。
観る前のポイントとして、85分の短い時間でどのように話をまとめ上げるのかなと考えていました。
友人というより、レズに近い2人の愛情が美しいです。最近、ゲイの映画はあるけどレズは少ないので、もっと取り上げてほしいですね。
最後の方の草原のシーンは、少し心を動かされました。
次に気になった点を挙げます。
遺骨を持って包丁を突きつけるシーン等、少しリアリティーに欠けるかなと思いました。
永野さんの1人芝居が多いので、少し浮いた印象を持ちました。
ひいきにしている永野さん主演なので、星4にしたかったのですが、最後のオッサン臭い歌でテンション上がりませんでした。
ちなみに永野さんが吸っているタバコは、ニコチンは入っていないので、本物のタバコではないそうです。美容や健康には影響ないでしょう。
永野芽郁ワールドを堪能した映画でした。

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ゆきとう

2.5出だし5分は期待したのだが。

2022年10月4日
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ひとりごと、多すぎ。
スナフキンにでもなったつもりか、あの男。
あの飛びおりるとこまではよかった。
そこまでだった…。

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まつみの

4.0何気なく発せられるハッとする強いセリフが印象的

2022年10月3日
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死んだ人の記憶は忘れていくけど、良い記憶ばっかりが残ってしまう。
といった感じのセリフがあった。
何気なく発せられたセリフだが妙に納得、発見がある言葉だった。
死んだ人に限らず、思い出全般に言えることだなと思い、いわば思い出補正というものをより細かく解体するとそのような解釈ができるのだろうと思った。

このような、何気なく発せられるけどハッとする強いセリフが印象的な作品だった。

物語は当時と今を行ったり来たりする構成。
ストーリーがなかなか進まず90分程度の作品にしてはテンポ感があまり良くない作品という印象を受けた。

また割れた画面のスマホを使用するという演出はその人の人となりが一気に分かることができる秀逸な演出だと思った。

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モトコ

5.0迫力の演技

2022年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

現代の暗い部分の虐待や自殺をテーマにした、社会に訴える作品だと思う。
社会にはたくさんの理不尽があるが、永野芽郁が狂気の役を演じきったし、
奈緒もまた、虐待におびえ孤独な娘を迫真の演技でした。
85分ほどの時間で物足りなさもありますが、とても感動する映画でした。

私は翌日に、ひとりカラオケに行ったんですが、AIの「Story」をライブ映像で歌っていると自然に涙腺が緩み・・・

この映画を観て、ひとりでも思いとどまる人がいて、人に優しくなれる人が増え、社会がいい方向に向かうことを切に願います。

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かずじー

5.0泣いた

2022年10月3日
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強引な話の展開もあると思ったけど、めちゃくちゃ心動かされた。寅さんみたいな主人公がよかった。

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ひかる

2.5ブロークンシイノ

2022年10月3日
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悲しい

単純

原作既読、短編の話を85分という中編に引き伸ばされたことで焦れったい、テンポ感が鈍いに至りもう少し脚色があっても良かったと思ってしまった。

マリコだけではなくシイノも実はほぼ破綻状態の日常、彼女二人同士は依存しあっていたが、「治しようがない」「先に彼女が居なくなったら耐えられない」が溢れてしまったマリコが先に自殺を選択、助けての一言が欲しかったから苛立ちは募る。

シイノは旅先の恩人のマキオにある言葉を言われて、人間性は保たれていたことを自覚する、これって重要なことなのだ。(怒りを訴える事が出来る状態)
特に子役のシイちゃんの迫力あるドアを叩くアクションは勇ましかった。

とてもナイーブなお話なのにどのジャンルの映画として観れば良いのか結論としては感嘆に浸れないものになってしまった

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月子

3.0お腹が減る、食べたいって幸せなことなのかもしれない

2022年10月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

永野芽郁さんのやさぐれ感が格好良かった。
物語としては短編を薄く伸ばした感じだけど、逃げ場のなかった壊れたマリコがただただ悲しく余韻が虚しい。
シイノの「大丈夫に見えるか?」に対して、窪田さん演じるマキオの「大丈夫に見えます」が良かった、特に2回目のとき。
案外人は死ねない、と同時に人は簡単に死ぬという矛盾を映しながら、それでも遺された生者に対して、数多ある中の一つの道を記したような物語でした。
個人的にクライマックスは遺骨を奪ってベランダから飛び降りるところなので、半ばから後半は感傷的な気持ちで一緒にシイちゃんと旅をしてる感じ。駅弁がすごく美味しそうだった。お腹が減る、食べたいって、幸せなことなのかもしれない。

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ふたり映画

4.5半分ホラー

2022年10月3日
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鑑賞方法:映画館

題材は好みではないが、タナダユキ監督、永野芽郁、奈緒の力で鑑賞

マリコが怖い(半分ホラー)

永野芽郁は吉高由里子みたいな、美人なんだけど美人に見せない存在感のある俳優さんで素晴らしい

マリコの父親みたいな男こそ、ゴミムシ!!

窪田正孝は男からみたらファンタジーです

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うんこたれぞう

4.0永野芽郁さんの熱量がハンパ無い映画! 本年度ベスト!!!

2022年10月3日
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鑑賞方法:映画館

今まで観た事もない彼女の迫力!
女優さんとしてのランクが上がった作品だった感じでとても良かった!

劣悪な環境で生まれ育った奈緒さん演じるマリコ。
彼女の親友。
ブラック企業で働く永野芽郁さん演じるシイちゃん。
この二人を中心に展開するストーリー。

出だしでラーメンを食べる中、マリコの自殺をテレビニュースで知ったシイちゃん。
子供の頃から仲良しだったマリコが何の相談も無しに自殺した事が信じられない設定から始まる展開。

生前のマリコの思いを汲んで、マリコの遺骨と共にある場所へ旅するストーリー。

出だしでマリコが自殺したので、彼女とシーちゃんの幼少期からの回想シーンが多目。
それらのシーンがかなり泣ける。
鑑賞中、ずっと涙が出ていた感じ(笑)

とにかく永野芽郁さんが凄かった。
豪快に食事を食べるシーン。
タバコを吸うシーン。
チューハイ?飲みながらキレるシーン。
今まで観た事の無い彼女の豪快な演技が満載。
自分的には主演女優賞を差し上げたい!

二人の幼少期を演じた子役の方も良かったけど、学生時代の永野&奈緒さんはやっぱり美しかった。
ってか、二人のキャスティングが大正解だった印象!

脇を固めた窪田正孝さん。吉田羊さんのキャラも素晴らしかった。

ラストシーンのシイちゃんの笑顔。
その理由が知りたいです( ´∀`)

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イゲ

4.0フラジャイルな彼女たち

2022年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

直近で公開された〔やがて海へと届く〕に近似のテイスト。

それは
仄かに香る「百合」であり
止めようもない喪失感であり
{ロードムービー}らしい、移動と出会いを経た再生。

とは言え本作、内包しているテーマは更にずっしりと重く、
タイトルの「ブロークン」がダブルミーニングなのと同様、
鑑賞者の胃の腑をずしっと抉るボディブローに満ち満ち。

小学校の頃からの親友と思っていた『マリコ(奈緒)』の
突然の訃報に接し、『シイノトモヨ(永野芽郁)』には
やるせない思いと、やり場のない怒りが湧き上がって来る。

その状況から、おそらくは自殺と思われる友の死は、
なんで自分に一言無かったのか、との切なさと、
幼い頃から実の父親に暴力や性被害を、長じてからは
交際相手のDVに苦しむ『マリコ』を救えなかったとの自責の念。

それらが相俟った溢れ出す感情から、彼女の実家に押し掛け、
遺骨を強奪するとの暴挙に。

もっとも『トモヨ』にも、そのあとどうするとの計画性はまるでなく。
極めて直情的な行動で、あまりの唐突さに、観ている側も唖然とするばかり。

骨を抱えて彷徨う『トモヨ』は、嘗てほんのちょっとした話の流れて
『マリコ』が行きたいと言っていた場所を思い出し
(これが不思議なコトに、どうやら東北地方の海岸のよう)、
夜行バスと電車を乗り継ぎ、当該所に向かうも、
そこで味わう思いは、弱り目に祟り目とでも表現したくなるもの。

しかし、その結果として、感情の上では寛解を得るのだから、
散々に思える旅程もなかなかに捨てたものではない。

中途『マリコ』は折に触れ幻影として現れ、『トモヨ』と会話。

彼女が生きている時にも、
なんで同じような自身を破滅させるような男とばかり付き合うのかと
うざく感じたことを思い出したりも。

そうした自責の念もないまぜとなり『トモヨ』の心を締め付ける。

とは言え、それが外向けに、周囲への態度として現れた時に、
我々はあまりに共感できない、傍若無人にも映ってしまう。

『トモヨ』も、心を落ち着かせる為に、中学生の頃から喫煙をしていた
心の闇は持ち合わせていることを知ったとしても。

遺骨の奪取の場面では、軽やかに翔んで見せるものの、
次のシーンでは無様に地面に転がってしまい、
それ以外でも、主人公が地面に叩きつけられることは多いのだが、
度毎に不死鳥のように(笑)立ち上がる。

そのモチベーションが何処に在るのか。

全てのわだかまりが氷解する、最後のシークエンスは、
内容は明快には示唆されないものの、あまりに美しい。

とは言え、主人公の日常には、僅かな光明が見えつつ、
生き辛さが渦巻いていることには変わりがないのだけれど。

絆で結ばれた二人の女性を『永野芽郁』と『奈緒』が
高校生から演じるのだが、意外とムリ筋に感じない不思議。

とりわけ後者は、当年取って27歳のハズなのに、
なんとなく見れてしまう。

あ、そう言えば、この二人
「NHK」の朝ドラ〔半分、青い。(2018年)〕でも共演してたな。

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ジュン一

4.0なかなかに面白かった

2022年10月3日
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鑑賞方法:映画館

原作未読です

主人公が思ったよりもヤサグレた感じでこんな役を永野芽郁がやるんだとちょっと驚き
(もっともそんなに知らないけど)
けど、いかにもな人が演じると重めになりそうなのでこれで正解なのかなと

ところどころ『へっ?!』って感じのところもあるけど全体の熱量で押し切った感じ

基本的には主人公サイドの思いで話が進んでいくんだけど
ふと逆の・別の角度からの考えを思いついたらめっちゃ怖くなった

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わぅ坊