劇場版 おいしい給食 卒業のレビュー・感想・評価
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おいしいくいただくという幸せ
先ず、甘利田先生役に市原隼人さんをキャスティングした方にお礼を申し上げたい。
どちらかというと、強面であまり笑顔のイメージが無い、市原隼人さん。給食がおいしくて、小躍りしてしまう役をやるなんて、観るまでイメージが湧かなかったけど、ホントにはまり役です。
私はとてもおいしいものを出すお店で仲居さんをしてるのですが、
週に一~二度、甘利田先生のように、足踏みしたり、脇をパカパカしてる人を見かけます。映画では、多少大袈裟になってますが、市原さんの演技はコミカルですが、シリアスでもあるのです。
短髪に真面目な眼鏡をかけ、生徒にナメられない様に、いつも眉間にシワが…ベストにダサいセンタープレスのパンツ…学校の先生の典型!まあ、それでも市原さんなので、カッコいいんですけど。
給食が大好きで、おいしく食べる為に、心血を注ぐ甘利田先生。そして同じく給食大好きな生徒、中学3年生の神野君。二人はライバルであり、同士でもあります。
ある時から、教育委員会から横やりが入り、健康を一番に考えた献立&調理になり給食がおいしくなくなります。卒業を間近にした生徒の為においしい給食を取り戻すべく、奮闘します。
学年主任の宗方先生とロマンス?と思いきや、まさかの飛ばしで、甘利田先生も黍名子中学校を卒業
します。
とてもいい作品なので、是非ともシリーズ化をお願いしたいです。
トレードされた甘利田先生を追って、宗方先生が北海道に行き、イカ飯の給食を食べる。そして月日は流れ神野くんが先生となり、甘利田先生と同じ学校に赴任してくるまでを描くなんて、如何でしょうか?期待しておりますm(__)m
甘利田先生トチ狂ってる(笑
ドラマシリーズ、映画前作全部見て今作もメチャクチャ楽しみにしてました! やっぱり期待を裏切りませんでした。序盤から、先生大暴れで笑い堪えるのに必死でした。生徒役の子達は本当に笑い堪えるの必死でしょうね(笑
終盤の委員会のシーンで、神野君の必死の訴えを大人皆で笑う場面。やっぱり見てて気分悪いですが、給食センターの方は真剣に聞いていて、途中参戦の甘利田先生は全員に一喝でスッキリしました。何より一貫して甘利田先生はしっかり食の大事さをちゃんと訴え続けています。神野君卒業しちゃって、甘利田先生まだ異動しちゃいますが、異動先での給食のイカメシでウキウキな甘利田先生、サードシーズン及び映画第3弾期待してお待ちしております。最後の給食の、カレーとハンバーグとロールケーキの組み合わせは私は見たこと御座いません(笑
給食、 バンザーイ!
そこそこうまい給食を食べてきた人はめちゃめちゃ共感!でも、最後のロールケーキは世代的には違和感かな。甘利田先生、いいなぁ。北海道の給食なんて絶対うまいじゃん!加藤は腐った蜜柑ではなかったが、腐った頑固爺になっていたのが残念!
卒業したくない❗
私は「おいしい給食」が好きだ。
ムビチケを購入してから今日まで、劇場版おいしい給食・卒業を観るために生き続けてきたと言っても過言ではない。
今日のために休暇を取り、前から5列目のセンターに席を予約した。
朝早く起き、シャワーで身を清め、余裕をもって家を出た。
しかし、AEONモールのシネマ専用入口の自動扉が開かない。
ペットショップで店員がプードルの世話をしているのが見えた。
何故だ。
駐車場にいた職員を呼んだ。
「変ですね。専門店の開店は10時からですが、ここは映画のお客さんのために早くから開いているはずなんですがね。」
そうだ。そのとおりだ。
私は間違っていない❗
しかし、
あとになって解ったのだが、
平日のファーストショーの開始は10時過ぎに設定されているらしい。
1時間あまりも早く着きすぎてしまった。
甘利田早男。
入場プレゼントのいちごのミルメークはもう配られていなかった。
パンフレットも売り切れだった。
負けた❗
大きなスクリーンで観ると
輪島塗の特注箸にはっきりと甘利田
と名入されているのが見えた。
神野ゴウの右の鼻の穴の中に鼻淚管を伝わって流れてきた涙がはっきりと見えた。佐藤大志がしっかり気持ちを込めて演技していることがわかって、とても嬉しかった。
卒業おめでとう🎉
でも本当は続編を期待している。
最高の集大成
アマプラからずっと観ていて劇場版楽しみにしていました。とにかく市原隼人の無駄遣い(褒め言葉)が最高の作品。そして給食が美味しそう…。今回もたくさん笑わせていただきましたが、現代の給食事情でも(実際にある)問題に対面した時、甘利田先生の言葉がとても響きました。今回は感動もします!とにかくまた観に行きたい!
ごちそうさまでした
なんという多幸感!
給食食べれずにいつも休み時間までひとりだけ残って食べさせられて、それでも食べれずに睨めっこして昼からの授業が始まるからやっと許してもらう、そんな給食大嫌いだった私が、給食でこんなにも笑って泣いて感動できるって思いもしなかった。
僕がジャンケンに勝っててもおんなじことするつもりでした、神野くんの言葉に号泣。(号泣は大袈裟です)
映像、演出、俳優、ストーリー、編集、音楽、主題歌、すべて満点。
市原隼人は身体能力半端ないんだろうな。背筋ピンと伸びてカッコいいし、男前だし、大真面目に演じてるから本当に笑える。
給食シーンの撮影中、中学生の子たち笑い堪えるの大変だったろうな。
中学生がひとりでタクシー乗るなんて10年早い、こういうみんなが忘れている本質を甘利田先生は教えてくれる。
牧田くん?の習字が「純愛」だったのも笑った。
この映画が興収100億円くらいの大ヒットして、市原隼人が主演賞総なめにして、来年のアカデミー賞の日本代表作品に推される(世界に誇る日本の給食文化)、みたいになって社会現象化しないかな。
映画館が笑いで溢れる、そんな世の中になればいいのになぁ。
ごちそうさまでした。
これはいい
前作もドラマ版も未見での鑑賞だったが、楽しかった。
アツい男・市原隼人がコミカルな演技全開で熱演。
舞台が昭和ということもあり、瓶牛乳や赤い公衆電話など懐かしい物も随所に出てくるのもいい感じ。
なんと言っても、なんの変哲もないフツウの学校給食を生徒達も含めて皆、ひたすら美味しそうに食す姿がイイ!
いとうまい子のキュートなおばさんぶりも良かった。
“磨呂”こと登坂淳一も滑舌が良く、セリフの聞き取りやすさはさすが元NHKアナウンサーという感じで良かった。
上映館が少なめなのは残念だが、見終わって幸せな気分になれる一本。
アメリカンニューシネマの精神性
市原隼人さんは曰く、誰もが楽しめる極上の大衆エンターテイメント、家族で一緒に見ても楽しめる作品を目指したそうで、その通りに結実しております。
コロナ禍の今、給食の時間で机を集めて食事するというなんでもなかった時間が愛おしく思えました。
この作品は(前作もですが)アメリカンニューシネマの精神性が宿っています。ほろ苦い挫折がありますがその次の展望もあり、そこはかとない希望を持たせてくれているのがニューシネマの次のステップなのかもしれません。
ファンと映画製作者の良い関係によって、良い映画が製作される、理想的。
あと、大畑優衣がきらりと光ってます。
いろんな意味で卒業。
このシリーズのファンとしては満足な卒業展開。子供達は見かけも演技もおっきくなってるなー、と。テレビ版と変わらぬお話の展開ながら随所でスケールアップ。ごうとの絡みが中心だけど宗方先生はじめ各キャラクターとのサラッとした絡みがお話にしっかり深みつけてるし。給食のことばかり考えていながら子供達を守るヒーロー映画だったりもするし。楽しく笑ってサラッと泣けて、最高です。
これぞ最高のエンタメ。おかわり!(追記あり)
ついこの間までドラマも前作映画も知らなかったんですが、今作のポスターを目にして気になって、ちょうど配信で見つけたのでゴールデンウィークに一気見しました。めっちゃ面白い!
市原隼人さん、あんなカッコいい見た目で全く躊躇なくあんな全力で振り切ったコメディやられちゃったら、あんなうまそげに食べるとこ見せられたら、ホレちゃうじゃないですか!
今作も良かった〜。
クラスの子たちが、とうとう最後まで、給食時間中のあの甘利田先生を放っておくっていうシュールさが大好きでした。
最後においしい給食を食べられて、ホント良かった。
どうせなら海坊主が失脚するところを見たかった気もするけど、立場の違いがチカラの違いっていう苦々しさも、このドラマに散りばめられた味のひとつ。世の中そんなに甘くない。
それでもヨダレが出そうなくらいの最高の笑顔でイカめしを想像してる甘利田先生には、立場とかチカラとか全く効かなそうなのが、ざま見ろって感じ(あら言葉づかいが乱暴)。
映画館に集まった観客の老若男女具合も良かったなぁ。子供も若者も中年もお年寄りも、ホントいろんな年代の人がいて、笑い声が連鎖するのもまた楽しくて。
実はこんな人気だと思わなくて、公開3日目ならミルメークは余裕だろうと思ってたら貰えなくて残念。
こういう映画を家族で楽しめる人たちがたくさんいることは、良いことです。
続き、期待しててもいいかなぁ。
●●● ここから5/20追記 ●●●
ミルメークがもらえなかったので、入場者特典第2弾のうまそげバッジ目当てにおかわりしてきました。
(甘利田先生の缶バッジはさすがに付けては歩けないので、お守り代わりに)
2回目にして更に泣けた( ;∀;)
なんだろうもう、美味しそうに食べてるの見てるだけでも泣けてくる( p_q)
給食センターで帰り際、四方田さんに声をかけられた時、神野くんを守るようにスッと前に出るとこが好きだったなぁ。
数十人の大人が神野くんひとりををつるしあげしてた後だから余計に、きっと考えてのことじゃなく反射的だったその動きに甘利田先生の本質が見えて、本物の先生だなって。
最後の最後、神野くんとお別れした後、主題歌がかかっていたから声は聞こえなかったけど、甘利田先生、神野くんに「またな!」って言ってるんですよね。
続編、期待してます!
駄作になるかも…しかし個人的偏愛ドラマ、もう見る(出資する)しかな...
駄作になるかも…しかし個人的偏愛ドラマ、もう見る(出資する)しかない。待ちに待った封切。
まずはナポリタンで一興。ただドラマの食シーンを大袈裟にしただけなのか…しかしここからが凄かった。給食センター潜入、ウイスキーボンボン。声あげて笑った。
そしてしっかり感動。変な理屈でなく、楽しく食べることの大切さ、みんなで食べることの醍醐味。給食を食べていた頃に戻りたくなった。
集大成としてはほぼ満点の出来栄え。さてシリーズはここで完結なのか。
エンドテロップに私の名前があったはずだが、確認出来なかった。くそ〜(笑)多すぎるぞ「おいしい給食当番」(私も一員です)パンフレットも売り切れだった。もう一回見ろということか(笑笑)
心温まる大変素晴らしい作品だ
前作は未見だが、すんなり物語に入り込めます。始めは市原さんのオーバーなリアクションに少し戸惑いましたが、本当に給食に熱い映画で、懐かしさを感じます。
土村さんのパートも良いアクセントになっており、飽きさせません。
上映館が少ないのが残念です。もっと広めてほしい日本の誇りである作品です。
12:45の舞
テレビドラマおいしい給食season2の続編で劇場版も第2弾。給食命な神野ゴウが中学3年生となり、同じく給食命な担任甘利田幸男が給食と向き合う話。
想像力と妄想力と相変わらずの全力リアクションで給食を食し、ゾーンに入る甘利田と、それを超えてくるアレンジをみせる神野、そしてフルスイングなリアクション芸で笑いどころ満載。
甘利田ビジョンとか、誰だお前は?とか、何がみえちゃってるんだよ!w
そこに教育委員会鏑木の陰謀や、校長や宗方との給食以外のエピソードも加わって、基本おふざけに前のめりだけど、ちょっと大人な本質論を説いたり熱さがあったり。
神野の卒業でこのバトルは見納めになる訳だけど、まだまだ続きをみたくなる面白さだった。
家族団欒で見られる究極のエンターテイメント
完成試写会からもう3回みてます。
Season1.2と映画2回目ですが、お金を掛けて作るのではなく、人間関係や熱意、アイデアを持って映画を作り上げたのが伝わります。
私と同年代が設定というのもすんなり受け止められたかと思います。
甘利田先生のぶっ飛んだ、それでいて熱い教師像を是非堪能してください!
絶対オススメ‼️
ベリーショートの土村芳が良かった
1986年秋。黍名子中学3年生の担任を務める甘利田幸男は、進路指導はそこそこで、相変わらず給食の献立表ばかりを気にしていた。学年主任の宗方早苗はそんな甘利田に呆れつつ、進路指導もこなしていた。ある日、給食メニューの改革が決まり、試食会に行った甘利田はまずい給食に愕然とした。しばらくして、給食改革が実施され、給食は美味しくなくなり、残す生徒が続出してきた。今までのおいしい給食を取り戻そうと神野と甘利田は教育委員会に乗り込むが、さてどうなる、という話。
コメディだから甘利田役の市原隼人の動きが大きいのはわかるが、前作同様大袈裟過ぎて白けて観てた。神野ゴウ役の佐藤大志は今回はちょっと熱血漢ぶりが観れて良かった。
何より宗方早苗役のベリーショートの土村芳が良かった。彼女が居るだけでほんわかした雰囲気になり、出しゃばらないのに存在感有って良かった。
確かに面白い
テレビシリーズも楽しかったが、今回はさらにエスカレートした姿が見れて良かったです。
上映中も館内は爆笑。満足度は高いです。
しかし完結編ではないようで終わり方は微妙。
シリーズが続くのかと思うと心配になりました。
とにかく時間を忘れて楽しいひとときは味わえました。
40代以上の給食世代は是非ご覧下さい
「おいしい給食」が食べたくなる!
テレビドラマ「おいしい給食」の劇場版第2弾ですが、ドラマも前作も観ていません。しかし、小学生の甥っ子に勧められ、せがまれ、一緒に鑑賞してきました。率直に言って、メッチャおもしろかったです。
ストーリーは、給食を食べるためだけに教師になった甘利田と、彼のクラスの生徒で給食を巧みにアレンジして食べる神野ゴウが、栄養重視の給食改革を進める給食センターと教育委員会に立ち向かい、おいしい給食を全力で守るというもの。誰もの思い出にある給食をテーマにしながらも、誰も気づかなかった給食の魅力を存分に伝えていることろが、本シリーズの最大の魅力です。
とにかくこの甘利田先生がとてつもなく魅力的です。母の料理がまずかったというのが発端のようですが、彼がこよなく給食を愛する姿はもはや変態レベルです。しかし、これがなかなか微笑ましいです。配膳台の前に生徒と共にわくわくしながら並び、食べる前には嬉しくて踊り出し、おかわりジャンケンに勝って絶叫する、こんな教師にはなかなかお目にかかれません。そんな自他共に認める給食マニアの彼を、あざ笑うかのように独自のセンスで食べ方をアレンジしていく神野ゴウとの対比が、本作をさらにおもしろくしていきます。
実は自分は、今でこそ給食は大好きですが、子どもの頃は好き嫌いが多く給食が大嫌いで、登校を渋ったり、朝食を抜いたりしていました。作中でも語られるように、当時は完食主義が主流で、担任に許してもらえず、清掃中の埃たつ教室や下校後の薄暗い教室で、吐き気と闘いながら給食を口に運んだ忌まわしい記憶が鮮明に残っています。高学年になり、知恵がついてきてからは、毎日ビニール袋を持参し、嫌いな給食はこっそりとそれに入れ、帰り道に空き地に投げ捨てて我が身を守りました。あの頃、甘利田先生のような人と出会っていたら、給食も楽しい思い出として刻まれていたかもしれません。
主演は、市原隼人さんで、普段の彼らしい演技と、給食時の振り切った演技とのギャップが笑いを誘います。そこに、土村芳さん、酒井敏也さん、いとうまい子さんらを加え、佐藤大志くんら生徒役の子たちが素朴な演技で脇を固めます。
鑑賞後は、きっと誰かと給食の話をしたくなると思います。給食は、地方によって献立もマナーもルールもずいぶん異なるようですが、それを語り合うのは楽しいものです。本作は1986年の設定なので、懐かしの先割れスプーンも登場しますが、その後、犬食いや箸使いを覚えない等の問題から姿を消します。他にも、主食がパンから米飯へと切り替わったり、コスト削減のためデザートが減ったり、国際交流の観点から外国料理が登場したり、地産地消の観点から郷土料理が登場したり、アレルギー対応からいろいろな食材が姿を消したりと、その変遷をたどることは日本の歴史をたどることと同じです。そして今や、黙食が求められ、教室から会話が消えました。食事は、何を食べるかも大切ですが、誰と食べるか、どう食べるかは、もっと大切です。子どもたちの笑顔と会話のあふれる「おいしい給食」が早く教室に戻ってきてほしいものです。
食育とは、一緒に食べてこそ育まれるもの
前作、あまりにも衝撃を受けたので
今作、期待しすぎてあれってなったらあかんと思い、冷静に臨みました。
フラットな気持ちでと思っていたのも束の間
声を上げて笑ってしまいました。
だめだめ場内で1番大きな声になっちゃう💦
落ち着け〜堪えるんだっ
堪えて、ブハッとかフグって変な声になる…
心の中で
「また踊りながら校歌歌ってる!」
「やっぱり給食室行くんじゃん!」
「あ、ほら!神野くんに負けた!」
いちいち叫んでました。
あくまでも心の中で。
空想と現実の境目がわからないほどの
甘利田先生の妄想
でも現実に生徒の机の上にダイブしてるし!
冷静に見ている子供たち
笑いを堪える練習したでしょうね
校歌のたびに机に右手をぶつける甘利田先生
3回目にはもう期待して見てたわ
「あ、ほら、またやった✊」(心の中)
ところが、笑いだけでは終わらないのが
この映画
そうよ、今作も来た来た
なにやら不穏な給食センターの動きが。
って
甘利田先生の私服が。
「なに。それ?サングラスまで!」(心の中)
パイプ椅子の脚に自分の靴の裏を押し当ててるし。
それは緊張してる?
「子供か!」(心の中)
(あ、もう心の中って書きませんが、絶対に口には出してません。そこはちゃんとマナー守りました。)
ここで甘利田先生から出る
キーワード「本質を見失っている」
教育とは教え育むとは書くけれど
なんでもやりやすいように準備して整え
進みやすいように導くことではなくて
本人がもがきながら道を拓き
学びを得る過程を体験するもの。
食育も同じ。
本人が体験してなんぼ。
みかんの皮剥いたものを与えられてはみかんの皮の剥きにくさを体験できないじゃん!
小骨のない切身しか食べたことないと、魚に骨があることを学べないのと同じ!
神野くんが学校を飛び出したところから
一気に物語が加速!
「ええ?どするの?」と気持ち昂るところで
神野くんが手を上げ
「え?そのポーズは?もしや?」
まさかのタクシー止めて、乗り込む!
「いやいや、ここ絶対に流しのタクシー通らないでしょ!そんなバカな〜(笑)」
追いかけてきた甘利田先生
『中学生がタクシー乗るな!』
だよね笑笑笑
甘利田先生、上履きのまま全速力で走る
「もう2台目は来ないよね〜。靴を履き替える暇なかったもんね〜転けないでね」
無駄に心配しちゃう。
給食センターで会議室のシーンには驚いた。
「え、なにこれ、まるで被告人扱い、酷い!」
それでも懸命に発言する神野くんに感動。
なんて立派🥹
そこへ甘利田先生走り込み、開口一番
『中学生ひとりを相手に、なにをしてるんですか』
(正確にセリフを思い出せません。なんかこういうニュアンスの言葉だったような…)
このセリフに感激!
そうよこの場で神野くんを責めるのではなくて、周りの大人の行為を責める。
これが甘利田先生なのよ。
いやそれが普通。
だけど、最近、子供に原因をなすりつけて自身の保身ばかりに走る大人のニュースが目立つので、この当たり前の言葉に安心感を覚えた。
2人の信頼関係からすれば当然なのだが。
期待通りでよかった。
そして、教育委員会鏑木に放った一言
「私は給食が大好きです。」
それだよ!真っ直ぐで偽りのないその言葉!
待ってたよ!
スッキリした!言ってやったぜ!!!
宗方先生とのちょっぴりロマンスも。
どうなっちゃうの?と心配していたら。
なんて優しい…
宗方先生もはっきり決別の言葉は口にせず、
かと言っていつまでも待っていますとか未練の言葉でもなく。
「(甘利田先生とはお別れですが、甘利田先生がお嫁さんにしたいと思うくらいの人だと、私を認めてくれたことは)間に受けておきます。」
大人には大人なりに、承認欲求がある。
世の中には認めてもらえない辛さを抱えて生きている人がいっぱいいる…
このワンシーンだけでそんな社会問題がフワッと思い出されて、同時に心温まる。
甘利田先生素晴らしい!
それにちゃんとありがとうって言える(最後の笑顔がありがとうって伝えてる)宗方先生も素直で素敵。
真面目な行動ばかりの宗方先生だけど、この最後の土村さんの笑顔がピカイチ輝いて綺麗だった。
四方田さん作成の給食だよりも
給食センター主任の立場としてある意味とてもリアリティのある伝え方。
大人も気付き発見をして成長するのです。
甘利田先生が関わる人が影響を受けて変化するという、これもまた物語の幅が広がる良きエピソード。
1の時と同じく最後は甘利田先生と神野くんの未来への思いを語るシーン。
ジャンケンで勝ち取ったロールケーキを餞別にと神野くんに差し出す甘利田先生。
僕が勝ったら同じことするつもりでしたと、神野くん。
ええ子や!感涙🥹
教師になるんだろ、お見通しだ、と言う甘利田先生に、
教育委員会に行く(鏑木の座を奪って)先生の
給食を守る、と言う神野くん。
なんていい子なんだ!感激🥹🥹🥹
嗚咽しそうになって、いやそれは泣きすぎだろ自分(笑)
この言葉を聞いた時の市原くんのなんとも言えない嬉しそうな恥ずかしいそうな、そして生徒の成長に感動したような笑顔が
これまた
素晴らしかった。
いいなぁ
ちゃんと未来へ繋がっていく。
別れは旅立ちなのだ。
いろんな映画があって
心を揺さぶられるのは嬉しい。
バイオレンスものやホラーなどを
完全に否定するつもりはないけど
やっぱり観た後の気持ちが温かくなるものがいいな。
パンフレットで市原くんが言っている
「柔らかくて優しいキングオブポップ」
に本当になっています。
私の子供たちにも観るように勧めよう。
きっとまたその子供たちに観せたくなるはず(まだいないけど)(笑)
給食シーンが大幅に増加
受け持ち生徒の卒業が迫る中、給食を生き甲斐とする甘利田は給食の味に異常を覚え…。
劇場版第2作。甘利田の給食シーンが定期的にやってくるためそれだけで前作よりもかなり満足度が高い。馬鹿らしいのに給食の持つ意味をしっかりと考えさせてくれる映画です。
き〜びなごちゅう〜がっこ〜 ガン!
2022年劇場鑑賞114本目。
ドラマファーストシーズンから大好きでこれが最後だと思うと本当に残念ですが、給食を取り上げる話としてはもう出し尽くした感もあります。
前作の映画はシリアスシーンが多くてちょっと物足りないなという感じでしたが、今回は給食のシーンが多めで満足です。
入場者特典のミルメーク、750ml分なので普段牛乳買わない自分には中途半端でちょっと困りましたが(笑)
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