劇場版 おいしい給食 卒業のレビュー・感想・評価
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この映画は、最高のスパイス!
密かにものすご〜く楽しみにしていた本作。前作の「劇場版 おいしい給食 Final battle」は、映画館が再開して初めて見た新作映画だったこともあり、一生忘れることが出来ない思い出の作品。甘利田先生がまた劇場で見れるということで、かなり期待していた本作。面白さは保証されているから、超安心して鑑賞したが...期待を上回る面白さで驚きました。もう、だいっすき。脅威の今年ベスト4!
ドラマ版には手を出せていない私ですが、本作はもちろん、完全初心者でも大いに楽しめます。しかし、前作の劇場版は見といた方が2人の給食愛とキャラクター設定に対して理解が深まり、面白さが倍になると思います。「私は給食が好きだ」のセリフだけで鳥肌。うおお!!我らが甘利田先生が帰ってきた!!!前作と比較しながら、この「おいしい給食」という作品の素晴らしさについてレビューしていきたいと思います。
このシリーズの魅力。
それはずばり、市原隼人演じる給食しか頭にない教師・甘利田幸男である。普段は冷酷で厳しい教師なのにも関わらず、給食の時間が始まると一転、思いが溢れ出し少年のようにはしゃいでしまう。そんな彼の顔芸とリアクションと身振り素振りが、笑えて笑えて仕方がないんですよ。校歌をウッキウキで歌ったり、給食のメニューの歴史を語ったり、給食の王者・神野ゴウに嫉妬をしたり、大人気ないところを生徒に見せたり...と、本当に愛おしいキャラクターなんです。1度見たら好きになるに違いない。
「かぐや様は告らせたい」の時に平野紫耀と橋本環奈も言ってたんですけど、心の声のシーンって演技するのめちゃくちゃ難しいらしいんですよ。確かに、声に合わせて演技をしないといけないから自分のリズムでいけないし、演技の幅も限られそうで大変そう。でも、市原隼人にはお手のもの。はしゃぎ、暴れ、大騒ぎ。これ、撮影現場めちゃくちゃシュールだろうな〜と思いながら見てました笑笑 動きだけでこんなに笑いを生み出すってすごい。今年一、笑った気がするし、今年一、劇場で笑いが起こっていたと思う。ブラボー!!
前作のストーリーがめちゃくちゃ良かったから、あれを超えるのは厳しいだろうな〜と思っていたけれど、容易に超えてきました。2人の給食に対する愛がより深く感じられた映画で、給食を通して色んなことを教えてくれる映画でもありました。おいしいって素晴らしい。健康的でも不味かったら意味が無い。自分が正しいと思いながら逃れようとする大人よりも、単純で安直な子どもの方がよっぽどいい。胸に染みるセリフも多くあって、前作以上に見応えたっぷり、うまそげたっぷりでした。
ラスト20分は笑いながらもウルウルと涙が込み上げてきて、心がすごく浄化されました。お見事な伏線回収で後味スッキリ。給食のシーンがもっと見たい気はしましたが、色んな要素盛りだくさんながらに綺麗に纏まっていて文句ひとつない締め方で最高でした。強いて言うならば、もっと神野以外のキャラクターも活躍して欲しかったなと。最後のいただきますはグッときたけどね...。
もし自分が教員だったらこの作品を生徒たちに見せたいです。食のありがたみの他に、感謝・挨拶の大切さ、人の温かさ、喜びを分かち合う素晴らしさ、などなどを感じさせてくれる作品だから。毎度ストーリーを考えるのは難しいかもしれないけど、ずっと続いて欲しいシリーズのひとつです。
この映画を見たらお腹がとてつもなく空いてしまう。
空腹は最高のスパイス...ではなく、この映画は最高のスパイス!毎日のご飯が美味しくなる映画です。是非とも、お子さんがいる方は一緒に劇場へと足を運んでみてください。あ、でも、今晩のご飯に期待されてしまうかもしれませんので、ご注意を。
最高といえば、私史上、最高に面白い入場者プレゼントを頂きました。なんとそれは、ミルメーク!!!!これほど映画にあったプレゼントが未だかつてあったでしょうか!!映画見る前からテンションが謎に上がってしまった、サプライズでした。
【”私は給食のために学校に来ていると言っても過言ではない。”給食を愛する先生と生徒との面白すぎる給食バトル第二弾。早く、皆で笑いながら給食を食べれる日が来ますように・・。】
- 私は市原隼人さんのファンである。武士を想起させる漢らしい風貌。そして、以前ラジオで聞いたインタビューの際の謙虚で、真摯な受け答えに感心した。
このシリーズは、そんな市原さんがコメディ俳優としての魅力を開花させた作品なのである。そして、給食の大切さもキチンと描かれている。-
🔳敢えて記載するが、原作既読である。
◆感想
・前作に引き続き、甘利田先生(市原隼人)と神野ゴウ君(佐藤大志)の給食道を極めようとする姿が、可笑しい。
- 必ずさりげなく給食室に行き、事前確認をする姿。給食のおばさんも前作同様、いとうまい子さんが演じているのも、嬉しい。-
・神野君の給食アレンジ爆発シーンや、甘利田先生が提案した、給食前に校歌を全力で歌うシーンの甘利田先生の給食を前に踊る様に歌う姿の面白さよ。
- 普段の厳格な姿とのギャップと脳内ナレーションが、可笑しすぎる。-
・先割れスプーン問題や、ヘルシー給食問題等もキチンと描かれて物語に厚みを持たせている。
- 先割れスプーンは、子供が上手く箸を使えないきっかけである等と言われていたなあ。-
・甘利田が、給食の味が変わってしまった事に対し、給食センター職員達に言いはなった言葉は胸に響く。
- 今作品が良いのは、給食を愛する甘利田先生と神野君が、力を合わせて"子供の健康の為"を唱いつつ、却って不味くなってしまった本質を見失った給食改革に抗う姿である。そして、彼らは想いを遂げ、校門で別れるのである。-
<甘利田先生と、学年主任の宗方先生との恋の行方も作品に華を添えている。ウイスキーボンボンであんなに、酔っぱらうかなあ。あー、可笑しい。
給食の大切さを、コミカル要素を絡めながら描いた今作品シリーズ。続続編を強く希望したい。>
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