雨を告げる漂流団地のレビュー・感想・評価
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突き放されてモヤる
子どもたちの感情の起伏、その絵と声の演技など、実に豊かな表現はさすがの石田監督作品。
『ペンギン・ハイウェイ』の海の中や水だらけの街を進むシーンを120分みたいな異次元迷い込み冒険系で、世界はファンタジーなのに、子どもが次々と傷ついていき、生死ギリギリの冒険になっていくのが、『メイド・イン・アビス』にも似た残酷なリアリティを伴うものでした。
ただ、子どもを描いているから仕方ない部分もあるけれども、意地の張り合いや、気まずさからの逃避が長すぎる。
対して、団地が漂流した理由や、のっぽの正体などを説明せずに、「感じてね」と突き放したところが、「わからない」「モヤっとする」みたいな感覚を生んでしまう。
主題は、子ども同士がちょっとした言葉の行き違いで、お互い謝れずに気まずくなることと、それを突破して分かり合えることにあり、漂流の理由は明確じゃなくとも快感ポイントはあり、映画として成り立ってはいますが……
脚本の拙さ、刈り込みの甘さが際立ち、後半がダレてつまらなく感じてしましました。
感情のやりとり部分の段階を区別し、漂流の理由をきっちり描き(例えば「落下して死にかけた女の子を助けたいと願った『付喪神』の神通力とかでもいいんだ)、85〜90分に収めたら、多分名作になっていたと思う。
それだけに、もったいなかった。
このままだと配信で倍速再生向き。
かつて無いクラスの駄作
🎥ペンギンハイウェイを作った人間と同じ人間の作った映画とは思えない❗こんなもの世に出してはいけない。怒りすら覚える。映画館で見たらどこかに八つ当たりをしていたことだろう。解釈しようと思えばできなくはないが、それにしても支離滅裂。シナリオの回収はお粗末以外の何物でもない。絵コンテの段階で破棄すべき代物。日本アニメ史の栄光を汚したと言って良い。どうしてこれを発表したのか首をひねってしまう。猛省してほしい。
冒険探検
本当良い作品だった 探検ゴッコ、おじいちゃんとの思い出 様々な事が思いだされ懐かしくなりつつ
しっかりとした物語として進むストーリー展開で成長する子供たち これ、できればテレビシリーズとして12話前後で新たに追加で作ってもらいたいなぁと
「声優さんがすごい」
今年104本目。
令依菜役の水瀬いのりさんは「心が叫びたがってるんだ」、今年5月の最高過ぎた映画「五等分の花嫁」の三葉役、2つの少し控えめな役とはうって変わって今作は快活な女の子。びっくりしました。今までにない役だったので。実際お会いした事もあって一番好きな声優さんです。そして花澤香菜さん、田村睦心さん、瀬戸麻沙美さんと声優陣が凄かった。
キャラクター重視なら楽しめる
航祐くん、どストライクでした。
ツンデレ思春期男子って感じですごく可愛かった。
小6くらいの年代は女の子の方が精神的に大人で、その辺の描き方がリアルで良かったです。
僕も引越しを経験しているので、夏芽の寂しい気持ちが理解できました。今でも夢に昔住んでた家が出てくることがあります。
航祐が夏芽に自分の気持ちを伝えるシーンは声優さんの演技力もあり泣けました。
令依奈はうるさくて少しくどかったのでマイナス。
ラストが少し間延びしたのと、尺が長い割に説明不足が否めないのは残念。
個人的にはストーリーよりもキャラに期待して観たので満足です。
もしあるから中学生編も観たいです。
少年少女が困難に巻き込まれ、乗り越える物語
映画館で観ました。
まず背景、作画、声優陣の演技は素晴らしいの一言です。
次にストーリーに関してですが、子供たちの心の動きを捉えるのが非常にうまいなと感じました。私自身はいい大人なのでそういった目線にどうしてもなってしまうのですが、彼らが困難な状況や思いがすれ違う場面に遭遇する度に「うんうんそうだよね、みんな偉いよ。がんばってるよ」という心情になりました。
そしてこれは『ペンギンハイウェイ』にも言えることですが、少年少女にぶつけるにはあまりに重すぎる容赦ない概念、世界の理(ことわり)のようなものに関する描写も圧巻です。観終わった後にも残る心地よい『謎』を提供してくれます。
逆に言えば、いわゆる子供らしい喧嘩や意地の張り合いといった類にストレスを感じる人や、「設定や世界観に関するフワッとした描写」にむず痒さを感じる人には受けないかもしれません。
いずれにしろ、映画館やテレビなど大きな画面で最初から最後まで一気に観るのをオススメします。
この異様なる‼️❓違和感❓❓みんなで解明しようではありませんか‼️❓
まるでAIが感動する項目、言葉を、ランキングして、アトランダムに、羅列したかのような、無機質で、人間性のかけらもない、ストーリーとセリフ。
脚本家は、ペンギンハイウェイの時より、格段に、冷血化している、私には、そう感じた。
だから、物語は、二時間、とても苦痛でした。
でも、映像は、声優はとても素晴らしい、良い仕事してました。
イメージビデオとして、観れば素晴らしい、映画としては落第。
脚本さえ、まともなら、ジブリにも負けない映像なのに、残念至極です。
ひょっこりひょうたん島?
幼い頃原っぱだった場所が団地になり、団地の子達と遊び、そして今、次々と取り壊されていく。
まさに団地の一生を見てきた一人としては、ものすごく郷愁を誘われる。
からっぽの団地の描写には胸がきゅーっとなる。
ただ、夏芽がとにかく面倒くさい。
本当に子どもなのか?っていうくらい。
小学生サバイバルと回想シーンが交互にあるのだけど、なんだかテンポが悪く感じて
冗長だ。
途中で眠くなってしまった。
のっぽくん、お疲れ様。
長すぎ
幼なじみの航祐と夏芽は姉弟のように育ったが、航祐の祖父・安次が亡くなってから関係がギクシャクしていた。夏休みに航祐は取り壊し中の、おばけ団地、に友達と探検に来た。その団地はかつて航祐と夏芽が育った家の有った団地だった。航祐は安次の家に入るとそこには夏芽がいた。すると突然、雨が降り、不思議な現象が起こり、気が付くと団地の周囲は海だった。海を漂流する団地の中で、航祐たちはサバイバル生活を送り・・・てな話。
団地が船みたいに海に浮いてて、他の団地がぶつかってきたり、途中まで沈んでて危なかったのが知らないうちにまた浮かんでたり、まぁ支離滅裂で長くてつまらなかった。
中だるみのところを切って半分の時間でも十分だと感じた。長ったらしい漂流時間はなんの意味も無いと感じた。
短かったら良かったかと言えば、それでもつまらなかっただろうけど。
映像美にはココロオドル
凄く興味深く観ました。
我々世代がORANGE RANGEやnobodyknows+が今テレビで観れることに喜びを感じるように、小学生のキャラクターにここまでノスタルジーを背負わせることはポジティブな事かと考えさせる。ある意味オトナ帝国的な話でもある。そのモチーフとして団地という設定はとても面白いなと思った。
とはいえ、ヒロインの闇の部分の描き方とか、当て馬の女の子はギリギリ良いとして他のクラスメイトの不要感が否めないこととか気になることも多く。アニメ的な映像としての快楽に、脚本のファンタジー性が追いついてないように思いました。
映像はキレイでしたがあまり刺さりませんでした。
小学生が漂流する話。小学生が漂流して生き延びる時点で設定に少し違和感を感じた。(食料が尽きることや怪我をすることなど)
しかしそれ以上にキャラ設定が見ていてイライラするものだった。いつまでも素直になれない主人公と幼馴染、常に我儘で人のせいにするお嬢様、うるさい黄色髪の少年など。お嬢様がヒロインに突っかかって、それをもう1人の女の子が止めるというるさいやりとりが何度もあって見ていてイライラした。
イラストは綺麗でよかったです。
時間の無駄作品
結局このアニメで見せたい軸が無いからこんな駄作になる。
とにかくここに出てくる小学生たちのめんどくさいことこの上ない。
見ていてストレス。
常にモメる
何かあればケンカ
怒鳴る
すぐわだかまる
小学生なんでしょ
こんか行動力あるかね??
もうエンディングなんか見てられない
しらじらしいセリフのオンパレード。
最初からそうしとけよ!とツッコまずにはいられない。
⭐️はアニメ品質
特に背景画
すばらしい。
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