劇場公開日 2022年2月25日

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愛なのにのレビュー・感想・評価

全132件中、101~120件目を表示

4.0いろんな意味で達者な人たちが集まったハッピーな映画

2022年3月5日
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すべての映画がこのような見応えがあって欲しいというように俳優の演じるキャラクターをしっかり追いながら楽しめました。
古本屋の奥に座ってるメガネで髭面の瀬戸康史が意外とこの役所にあっている。一番道徳心を持っていて共感度高いキャラクターで、朝焼けの帰りで作りかけの晩飯を食うシルエット、と繋がりの足元の猫と女子高生の足、もうこれは探偵映画のルックとして完璧。
河合優実は最強だし、中島歩はこんなのやらせたら最強なのはわかりきっているのだけど、やっぱり端々に味がある。
「好きです結婚してください」と女子高生に告られるところからはじまるアンサンブルの中、グルグルっと人間関係が回って諦められぬ恋の決着はつかぬまま日はまた登る的な気持ちいい映画でした。
セックスがマストの企画のようだけど、むしろセックス抑えめのほうが客は入ったのではないかと思われる。

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ONI

4.0群を抜いて下手

2022年3月5日
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一番印象に残りました。
いきなり古本屋で告白、貫き通し増したね。
岬は、なんかカッコよかったです。
夫になる男の不倫、それを知って自分も不倫。
多田が上手だったんでしょうね!
期待どおりの作品でした。

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かん

4.5ヘタ

2022年3月5日
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鑑賞方法:映画館

41本目。
有名人でもなければ、あんな事言われないよ、羨ましいと思うが俺の年齢では、もうありえない。
えー、まさかこのまま終わってしまうのかと思ったけど、ホッとした。
キャラだったり、画の構図が凄く面白い。
でも男のつまらない意地なのか、ヘタと言われる時に、優越感に浸っている自分が情けない。

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ひで

4.0金城武っぽい

2022年3月5日
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中島歩が自分勝手な風に描かれていて面白い。
河合優実ちゃんはこれから楽しみな女優さん。

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michi

4.5愛おしすぎる登場人物たち

2022年3月4日
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どの大人の登場人物にも足りない部分があるが、その足りない部分はどこか共感してしまうことだらけ。

そんな、足りたい大人たちが愛おしく感じる作品。
人間ってそんなもんだよなぁ。でもそんなところも含めて人間味なんだよなぁって思わせてくれる作品だった。

そして、河相優実さん演じる女子高生の岬の純粋さとの掛け算で登場人物の愛おしさが増幅していく。

この足りないけれど愛おしい世界をずって見守っていたくなる作品だった。

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モトコ

4.0群を抜いて下手ですよね?

2022年3月4日
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とにかくこのシーンで笑った。

中島歩、カッコいいんだけど声の質感が情けないからこの役にぴったり。

河合優実は、ちょっと思い出しただけ、の印象と全く違う高校生って感じの役柄も完璧に演じてた👍

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トニー

4.0愛おしい登場人物たち

2022年3月4日
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やってることは凄くドロドロなのに嫌悪感を感じるキャラクターのいない
爽やか〜な気分になる映画でした。

とにかくまっすぐで純粋な岬ちゃん、
クソ野郎なのにちゃんとダサくて憎めない亮介、
多田の好意を利用した一花には最初モヤっとしましたが
その後の展開は妙に説得力があって、しょうがないかもね、となりましたし
超〜悪女的な立ち位置のウエディングプランナーも
あっさりしててあざとさがなく観てて疲れないですし、
なによりも多田さんが本当に誠実で相手を思いやっていて心地よい人。
人も猫も惹きつけるあたたかな雰囲気。
あの猫ちゃんは次作の逃げてきた猫…??

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I am R.

4.5人を好きになるって気持ち悪い

2022年3月4日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

幸せ

女子高生に「結婚してください」と告白された古本屋店主多田にはずっと好きな一花という女性がいて、その一花の旦那もまたウェディングプランナーと浮気をしていて、、という色んな人の恋愛の話。

相変わらず今泉さんらしい、人が人を好きになってもがく様子をダサくも愛らしくも描く話。基本的に『愛がなんだ』とやってることは変わらないけど、監督が城定さんだからか登場人物達とある程度距離が取ってあって見やすかった。『愛がなんだ』は近すぎてかなりホラーだったからな。

この一歩下がって「人が人を好きになる行為」を見させられると、友達の恋愛を見ているようでもあり、自分を見ているようでもあり、恥ずかしい。見ててなんであんなに恥ずかしくてイタイことできるんだろうと思うけど、その時は出来ちゃって、我に返った時その時のこと全部消したくなる。そんな痛点を刺激されまくった。

結局、ある人が言う「気持ち悪いです」という強い言葉が全てて、人の恋愛話って結構気持ち悪いなって思うところあるし、でもその感情は正しくてそう思ってる自分だって誰かにとっては気持ち悪くて。その「気持ち悪い」の先に「プライバシーですから」があって最高だなと思った。

恋愛のところだけでなく、かなり笑えるシーンもあり、さすが城定監督濡れ場もしっかりあり、場面ごとのトーンが全然違って飽きない。私が好きだったのは、日本で牧師への告解をやってみたらどうなる?が面白かった。確かに「御心のままに」ってね(笑)あとはやっぱり「下手くそ」最高!

一花は多田とのsexだけが好きで、岬はその行為はいらなくてただ一緒にいたいと言い、おそらく恋愛的な魅力はあるのだろう一花の旦那はsexのテクニックがないという。なんというか、それぞれが掛けてるピースを埋め合ってるようなちぐはぐさが好き。

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せつこん

3.5なるほど、今泉力哉だ。

2022年3月3日
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出だしは危なげなく、中盤は危うく、最後はきれいにまとめてくる。
これは、完全に今泉力哉のペースだ。
そこに、城定秀夫のエロが乗っかっているというところだろう。
爆発的ではないが、静かなペースで、人の感情を描いてくる。
たいていは、「はぁ、何それ?」という展開があったりするが、あくまでインパクトを狙わず、ある意味古典的に、ある意味普通に、サラリときれいにストーリーを展開させてくる。
しかし、今泉力哉の普通は、ただの普通ではないところが非凡なところだ。
海外で評価されることはないだろう。そして、超感動作をつくることもないと思うが、独特の立ち位置で、今後も作品を作っていくのではないかと思う。
次の「猫は逃げた」も期待して待とう。

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caduceus

4.5ふたりの監督は見せ方を知ってますね

2022年3月3日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

結婚式場のウェディングプランナーが新郎を誘ったら?という着想はピンク映画そのもの。実際の新郎は結婚に際して出席していただく上司の派閥が頭をかすめたり、ヤバいことを言わないスピーチ役の選定などで頭が一杯でそんな余裕はないので、よほどウェディングプランナーが魅力的で、新郎がどアホでない限りあり得ない設定ですが、楽しませてもらったので、その点は相殺させて戴きました。
古本屋の店主に歳の離れた若い女性が惚れるという設定はよくある設定。セックスがヘタかどうかがメインテーマになってしまった感があります。コメディ映画としては面白いけども、女性からしたらヘタでも愛していれば、濡れるし、感じるし、チン○ンついてりゃ問題ある?って思った人も多いでしょうね。確かに身体の相性は長い人生だから重要だけれども、風俗行ってもヘタはもっとヘタになるだけですよ。ほないこか(さとうほなみ)はもうバンド(ゲスの極み乙女)は辞めたのかどうかで、帰ってからカミサンと揉めてしまいました。つい、脱ぎっぷりのいい柴崎コウみたいだったと発言してしまい、ドン引かれてしまいました😫
美し過ぎるドラマーということでは文句ないんですけど。

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カールⅢ世

4.0下手っていうか…下手ですね

2022年3月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

萌える

女子高生の岬は古本屋に通い詰め、店主の多田へ猛烈に求婚。
来店するたびにプロポーズの手紙を渡している。
一方、多田は一花のことが忘れられない。
その一花は亮介と婚約中。
結婚式の手伝いなど、何もしてくれない亮介に不満を抱いていた。

城定秀夫×今泉力哉なんてつまんないわけないじゃんか。
城定監督のエロスと今泉監督の男女間の空気作りが上手くマッチして、観たかったものをしっかりと観せてくれた。
お互いの足りない部分がお互いで補完出来てて◎

食い違ってなかなか1つに集約しない愛。
それぞれがすれ違ってもどかしくて腹立たしくて。
でもそういう不完全こそ愛なのかも。代用したり復讐したりするのは少し違う。
「結婚は相手の親と自分の親と生まれてくる子供たちのためにするものだよ」
どうしても愛を結婚という形に収めたがるけど、愛は別にあっても良いという、新しい愛の形を見つけられた気がした。
毎回、新感覚で独特かつ納得のいく恋愛観を提示してくる今泉脚本。
多田は岬にとって“ただ”1人の男性、一花はこれから“一家”を築く、とか勝手に思ってる。
本屋のお爺ちゃんとか逆上がりの親子とか主人公たちの隙間にいる人たちもなんだか良いよね。

内容やその他諸々の中で“群を抜いて”良かったのは、亮介を演じた中島歩。
最近よく見かける俳優さんだけど、今作で大好きになった。
低めの声と濃いめの顔立ち。
亮介という男は色気ムンムンでカッコいいのに、やってることがカッコ悪い。
クズすぎてどうしようもないけどなんだか憎めない。
彼のシーンはずっとニヤニヤしてた。
河合優実も個人的ベストアクト。

愛について深く切り込んだり神に縋ろうとしたりすれど、結果的にはコメディ。
結局は気持ち良いからとか、御心とお心を間違えちゃうところとか、下手ですねの件とか、声に出して手紙読むところとか。
会話の雰囲気がとても好き。
『猫は逃げた』も楽しみです。

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唐揚げ

4.0ドロドロで緩くて清々しい

2022年3月2日
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一方通行の恋心。何度振られても、時間が経っても、なかなか好きな気持ちを消せない2人の男女の想いが交錯していく様が、ドロ沼不倫や歳の差恋愛とは思えない軽やかさと独特の緩さで描かれています。
城定監督と今泉監督らしい自然体の会話劇により、人を好きになることの楽しさや切なさ、愚かさが、おかしみたっぷりに表現されています。
各登場人物の言葉じりや口元の緩み、ちょっとした仕草や目線など、細かなところから心情の変化が伝わり、常識的に考えたらヒイてしまうような行動をとっていても、愛着が湧いてくるのが不思議でさすがです。

終わり方のほっこりとした爽やかさや軽やかさも素敵で、ゆるりと余韻を楽しめる心地よい作品でした。

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まだまだぼのぼの

4.0ニヤニヤ

2022年3月2日
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観ながらニヤニヤしちゃいました。
どんなシリアスなシーンにも笑えるネタや、リズムが忍ばせてあり。
今泉監督と城定監督のいいとこどりしたような、「日常の中のコミカルさ」が全面に出た作風でした。

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コージィ日本犬

4.0FLYING KIDSを思い出した

2022年3月2日
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楽しい

単純

幸せ

ここ最近のマイヒット、後味も良い

ここまで「応援したくなる」主人公は久しぶり

がんばれ、多田浩司!

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jung

5.0多田さんみたいな人いないかなぁ…

2022年3月2日
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masamasa

4.5ずっとみていたい

2022年3月2日
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掴みから、不思議な展開でひきこまれ、
そのまま、静かにかつ、いろんな登場人物像が絡み合っていく。
途中途中でコミカルな演出とベッドシーンで、終始飽きがこない。

それぞれの登場人物もよく描かれており、全ての登場人物に好感がもてる。

また、書店のシーンなど、本棚から覗き込むカメラワークが心地よかった。

最後まで気になるし、飽きがこず、30代の自分にもいろいろと重なる、とても素敵な時間でした。

2023年劇場鑑賞101本目
2回目に鑑賞すると、タイトルの意味がわかってくる。
いろんな愛があり、どれも、等身大。

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ひでぼー

4.0「群を抜いて」はショックだよ

2022年3月2日
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kenshuchu

3.5大人のためのラブコメ

2022年3月1日
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出だしは、はぁ?と思ったがストーリーが進むにつれ面白くなる。
なさそうでありそうな話。笑えないけど笑える、渦中じゃなければね。

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Oyster Boy

3.0二重とか初めて聞いたw

2022年2月28日
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笑える

楽しい

幸せ

過去片想いを引きずる30歳独身古本屋店主と、彼に関連する人物達の恋と交わりの話。

16歳の万引き少女に告白されて求婚された主人公の話と、主人公が片想いをしている女性と婚約者の話を軸に進行していくけれど、恋愛映画というのかなこれは?w

一見怖いけれど、無垢で爽やかなマジメ少女の淡い思いと、対比にもならない大人のある意味割り切った快楽の欲求とw

恋愛映画は苦手だけど。対比にもならない話の繋がりとか、ところどころぶっ込む笑いがとても面白かった。

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Bacchus

3.5男のファンタジーです、都合よすぎてすいません。

2022年2月28日
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鑑賞方法:映画館

R15の映画を今泉、城定お互い撮りあうという企画物らしい。友達か? 仕掛け人がいるならなかなか優秀な人だ。わたしは今泉に興味を持ち最近追っかけてる程度で城定は未見である。

古本屋の兄ちゃんと女子高生の恋バナかと思ったら大人の下半身問題が絡み浪漫ポルノぽく展開する。なかなか見応えのある作品になってます。
今泉監督の良さであり、悪さであるダラダラストーリーが進まない会話は綺麗に整理されており城定監督のテンポ感が上手く作用して奇跡のコラボかも。
この逆パターンが今から楽しみである。
城定監督の作品も最近まとめて見れるようなので観てみようかな。

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masayasama