オールドのレビュー・感想・評価
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昨今の時事ネタを思いついたんですね
今回もなにか引っかかったというか、ツッコミ処満載のシャマランっぽい作品でした。
ワクチン開発急いでやってるけど、安全性担保はどうするんだろう?そうだ、こんな不思議な場所があったらいいよね!って感じで思いついたのかな?
にしてはちょっと無理ありすぎで、ミステリー要素入れようとして破綻した感じでしょうか。最初どうやって発見したの?シャマランは毎回発想は最高なんですが、なんか詰めがもう一歩なんですよねぇ。まあわかって見に行ってるのですが。
金髪奥さんの殺し方は無理クリホラー要素入れて逆に笑いました。で、ビーチの端までいって山肌つたいに脱出とか思いつかなかったのかなあ。というより敵側も、もっと合法的に納得づくでやれる方法考えれば??って思ってしまいました。一応人類のためにやってるんだから。
でもまたシャマラン作品は見に行きます。
好奇心を大満足させるどんでん返し!
治験のカメラマンは監督?30分が1年であるという驚異的な時間の経過は、人間の未熟さゆえに様々な事件を引き起こします。その魂レベルの低さ、というより、ビーチに来た人間はほとんどがなんらかの病気を持っているので、致し方ない面もあります。この恐怖のビーチで10人余の人間が亡くなり、1匹のわんちゃんも亡くなります。そしてたった二人の人間しか生き残りません。二人には病気はありません。6歳の子供があっという間に50歳になるのですから、奇想天外というしかありません。ネタバレしたくないのですが、何故こんなことになったのかという理由を知らないと、全く意味がありませんので触れます。製薬会社が薬の研究には何年も時間をかけますが、このビーチでは一生があっという間ですから、寿命を時間換算して薬が効くかどうか確かめることができるのです。そのためのビーチでした。完全なる企業の犯罪です。家族愛、兄弟愛、親子愛、夫婦愛が急速な年齢進行の中でどう変化していくか、その皮肉な設定に心が痛みましたが、愛情あふれるシーンでは感動もありました。好奇心を大満足させてくれた2時間でした。
裏切られるストーリー展開
海岸に取り残された全員が年を取りながらも力を合わせて脱出するのかと思ってたら・・・。あっりゃー、なんと片っ端から死んでいく。主役みたいだったのも死んでしまう。ということは、不条理な設定の上にイヤミスみたいな、何ら解決されるものがなく救いようのないバッドエンド映画かぁと思ってたら、再度裏切られる。ちゃんとオチはあるのね。海岸のそんな使い道、思いもつかなかった。口、あんぐり、あまりに驚きの展開だった。でも、その後の生還のところ、要るか?「そして惜しいところで誰も居なくなった」の方が良くない?さらに、警察官が出てくる場面以降、必要?ま、どおりで、前半に子どもたちがビーチでくつろぐ人に名前だけでなく職業まで聞き回っていたわけだ。とても不自然だったけど、ここにつながるのか。
繰り返すと、製薬会社がほくそ笑むところで終わってくれてた方が良いと思う。そこで終わっていれば、星4つにしたかもしれない。会社にとってはメデタシメデタシの驚かせられたオチの、その場面での映画終了の方が衝撃的だったはず。次の対象も来ましたぜ、で舌なめずりのエンディングじゃダメ?なぜ勧善懲悪にしなきゃならんの?
ツッコミどころとしては、体の成長は良い、許す。そういう設定なんだから。しかし、頭の中身・考え方は6歳のままのはずじゃないのか。あと、ナイフは無機物なので短時間での老化劣化なし。ということは、初めから錆びていたのか。最初に切りつけられたラッパーは頬の傷口がふさがってたけど。さらに、リゾートでのんびりしてたあの警察官はあのへんに住んでいるのね。でなきゃ、お前は誰だ?どういう権限で緊急要請しているのか?って言われるわ。もう一つ、爪や髪が伸びないのは死んでいる細胞だからということなら、死んだ人間の体が異常に早く劣化したのはなぜ?最後に、一つのメモ帳にどうやって歴代行方不明者が書き込まれていたんだ?閉じ込められてからでは無理、前々から調査してなきゃ不可能。そういう不審な事実が判明してたなら、警察に連絡しとけよ。以上、説明求む。あら探しを書き連ねて私も意地が悪いなぁ、ウハハ。でも、脚本の段階で辻褄合わせをしておいて欲しかった。ところで、この監督は運転手役で出ていたけれど毎回出演してるの?ヒッチコックみたいに?
こんな島絶対やだ(ó﹏ò。)
感想!! 面白いー!!
老化が進む島、それには隠された秘密が!!
人を救ってるようだが、一部の人間がそれの犠牲になっていた。
子供達の老化のスピードは凄まじい、
大人の、老化はゆっくりゆっくりじんわり
役者さんの自然な老化の演技が素晴らしく
本当の老夫婦になってました。
さすが、M.ナイトシャラマン監督!!!
今日も素晴らしい作品に出会えて感謝致します☆
うちの娘をキズモノにしやがってと言うヒマもない
早すぎる❗
だいたい、普通の妊娠自体が10ヶ月で、あんなにでかくなるんだから、すごいと思うのにだよ。妊娠以上に早く大きくなる腫瘍なんかないんじゃないかとも思っているのにだよ。
それが3歳ぐらいの女の子があっという間に思春期になり、親がちょっと目を離した隙に6歳だった坊やの子を生んじゃう。おいおい、初潮が来るヒマもないじゃないか。排卵日いつだよ。えー、お赤飯炊くヒマもないぞ。早老症じゃなくて、早漏症じゃないと間に合わないぞ。チロウだとタイミングを逃すな。閉経しちゃうかもよ。
早すぎて、ついていけないよ。
わたしの若草物語の三女、ベビー・ティースの女優さん(エリザ・スカンレンちゃん)がまた観られてよかったけどね。
OLDっていうわりに、老けるのはそんなに早くなかった。閉経したのに気が付かない程度。早老症の急激な容貌の変化を特殊メイクで綿密に撮るのは大変なんだろうね。
傷が直るの早すぎ。ナイフで切った脇からふさがっていく。消毒しないで、人のお腹にみんなで手を突っ込むのやめてよ~
年取って骨が折れやすくなってんのに治る方が早くて変形したまま怪物化するシーンは作りたいだけですよね。若い人の骨折でならわかるけど。変形したままくっついちゃうの。
白骨化も早すぎて、葬儀屋いらない。
時間がものすごく早く過ぎているだけなのだから、てんかん発作を押さえるクスリの効果がものすごく長くなったって、喜ぶのどうなんでしょう。クスリの代謝はあんまり変わっていないんじゃないの?だってさぁ、代謝が亢進しているんだったら、どんどん水飲まないとすぐ熱中症で死んじゃうし、水飲んだら、オシッコばっかり行ってなきゃならんよ。セリフ言ってるヒマもないよ。みんな紙オムツだよ。だいたい、てんかん持ちの心理療法師(カウンセラー)に診てもらうの、こっちの方が不安だわ。
ルーファス・シーウェルは気持ち悪くて、いいね👍 ファーザーの不気味な介護福祉士だか精神科医師役からコブつき愛人とバカンスに来ているアブねーサイコパス外科医の役。
これは中学生がみんなで観てワイワイするのがいいような感じ。R18マイナスって感じ。
やはりラストが最高!
途中までは、あまり驚くこともなくただただ時が流れるのが早い!の描写で、人がバタバタ死ぬところは、こんな感じで映画終わったらどうしようって思いました。
そんな訳ないですよね。
さすがのシャマランです!
最後、すごく面白かったです。なんで人が見張ってたのかとか、ホテルの子供が心配そうにしてたのとか、なるほどーー!ともなるし、怖さもある。完全に現実離れしてるわけではないオチなのがすごい。
世界観に没頭する映画でした。楽しかったです!
旅に誘われたら人生の終わりが早まります
フォロワーいただいてる方のレビューを読んで、このビーチで何が起こってるんだろう?と気になり、観てきました。
現実でもあり得そうな話なので、ストーリーはよくできていたと思います。
しかし、細かいところにツッコミたくなるところが多かったです。
子供サイズの水着と服しか持参してないはずなのに成長するにしたがって大人サイズに...
何故この状況で恋愛し、子作りをしたのか(笑)
ナイフで切られても一瞬で回復するのに総医長は人を殺めてしまうのか
時の流れには逆らえないので、老いとはどういうものか変化や夫婦間で考えさせられることはありました。
さて、現実な話、懸賞で旅行が当たったり、誰かに誘われてどこかのビーチリゾートに行ったらそれはあなたの人生の終わりが始まっているかもしれません(笑)
岩盤に囲まれ、鉱物がビーチに埋まってるとあなたも治験モニターの一人になっています。
信じるか信じないかはあなた次第です!w
ナイト・シャマランが描くミステリー
ホラーやオカルトを練り込んだミステリアスな異次元空間に引きずり込む、ナイト・シャマラン作品。最後には必ず、サプライズを用意し、観る者に驚異の世界を突き付けてくる。そんな監督の新作。決して期待を裏切ることなく、その謎に満ちた展開は、シャマラン・ワールドらしい内容だ。
舞台はあるリゾート・ホテルのプライベート・ビーチ。特殊な磁場を含む岩に囲まれたそのビーチは、外の世界とは隔離され、時間の過ぎるのが異常に早く、1日で外界の50年の年月が過ぎていく。
そこに、リゾート・ホテルに宿泊している何も知らない3組の家族が、閉じ込められる。
そこからは、不思議で、不吉な出来事が、3組の家族に襲い掛かり、一人、また一人と原因不明で命を落としていく。脱出を試みても、岩の磁場が影響して頭を圧迫されて、途中で気絶してしまい、脱出も不可能。それぞれの家族が、サバイバルな命懸けの時間が過ぎていく。
こうした閉ざされた恐怖の異空間の中に、各家族と一人一人の曰く付きな役割を、明確に配置することで、身勝手な思惑や他者との信頼関係が崩れていく醜悪な人間模様をも、鋭く描いてもいる。しかし、そうした滅びのシチュエーションの中、主演の家族の家族愛だけが、一つの明かりとなって灯される。
また、時間が早く過ぎていくという時空間を描写するのは、なかなか難しいが、子供の急成長、赤ちゃんの誕生、視力や聴力の低下、病気の進行、顔のしわ、そして死…というような様々な演出で描かれていた。爪と髪が伸びない理由は、やや無理があったかも…。
ラストは、ネタバレになるので詳しくは書けないが、ナイト・シャマランにしては、意外にも、ホラーでもオカルトでもない、現実的なミステリーとして締めくくっていた。最後のホテルでのサプライズも、ちょっと見え見えだったかな。
ナイト・シャマラン自身も、最初と最後の重要な役で出演していました。(笑)
さすがに、お姉ちゃんに手は出さないよねぇ~
「シックス・センス」を観たときは、その手法に驚かされ、「おぉ、この監督の映画おもろいやん」と思った。が、しかし、その後「サイン」「アンブレイカブル」、そして「ヴィレッジ」を観たが、正直「つまらない」印象の方が強くなってしまい、それ以降、ずっとM・ナイト・シャマランの映画は敬遠していた(実際、何年も観ていない)
しかし、この「オールド」の予告を劇場で観たとき、「お、久々に面白そうやん」と感じ、観に行くことにした。(以前以上に、ホラー色が強いように思えたし)
果たして、結果的には満足できる内容の映画だった。
まず文句を吐き出しとく。登場人物の職業がなにやら特殊なものばっかりで、そんな偶然タリバン、やなくて、アルカイダ!ってほど、偶然な集団。(ま、あとでそうなるように仕向けられてたことが判明するんやけど。)
で、その各人の特殊能力の叡智を集めて脱出するのかと思いきや、これが、ことごとく失敗。
そうこうしているうちに、数時間もせず子供たちが徐々に成長し、しまいには(しまい、といっても終わりという意味でなく、話の途中であるが)、その子供たちが、そのまた子供まで作って出産の上、死なせてしまうしまう、という、なんかすごい事になってました。
(他のレビューでも触れられているが、成長していく子供~中年の役の俳優陣が似ている、というか違和感がないのがいいですね。)
最後の最後に、ネタバレされるのだが、あれ、ネタバレせんと、姉弟の2人のまま残されていく、というストーリーやったら、どうかなぁ~。救いようがない分、そっちの方が「怖さ」は増すやろうなぁ~、とは思った。
せやけど、それやと内容が謎だらけで、モヤモヤ感が半端なく残ってしまうから。やっぱりタネ明かしは必要やったかな。ま、今回の映画の結末でも、自分としてはOKやけど。
それからタネ明かしの前に、一瞬だけだが崩壊しかけた家族が一つになる瞬間があったのは、少し心温まった。(多分、監督はあれを一番描きたかったんやないかと思う)
ただ1点、お母さんから取り出した、メロン大?の腫瘍? もっとグロく、UPで映してほしかったな(悪趣味?笑)
テレビで放送したら、もちろん観ます。
徐々に、だから受け入れられる
30分で約1年 歳を重ねるっていうビーチで過ごす よく考えたら恐ろしい話なのですが、確かに1日で約50年経つなんて私なら耐えられないと思います 笑
老いは、ゆっくりだから受け入れられるものであり、
とくに幼い子供の50年後なんて誰も想像が付かない分、ショックも大きいことでしょう。
そして見どころのひとつでもあると思いますが、皆さんが1日で徐々に老いていく姿がとても自然でした。シワや目のくぼみ、肌の下垂などが上手に年齢を表しています。
ラストも良かったです。あまり長くないので気軽に観れると思います。一緒に観た友人は、どんなジャンルかも、少しの予備知識も無く鑑賞したそうですが、面白いと言ってました。
人の欲は怖い😑
率直にコロナワクチンの早すぎる治験を風刺しているように感じた。
最初は、歳をとるのは自分が思っているより早いからつまらないことで争わないで周りを愛しましょう、というメッセージを伝えているかと思ったが、丘の上から監視をしている男の伏線からまさか歳を早くとることを逆手にとって闇のビジネスをしていたとは思わなかった。
その上でこれは今ぼくらが置かれているコロナとワクチンのことを暗に伝えているのかな、と思った。
命を救うために必要なことと未来の命を守ることを天秤にかけた時に、冷静になにが本当に必要かを考えることの大切さを教えてもらった気がした。
話が急速に進む
普通に楽しめた作品。
そんなに怖くないし、ホラーが苦手な人でも大丈夫。グロもほぼなし。
歳を取るのは悪くないとは聞きつつこういう映画を観ると老いは怖いな、と。
映画館を出た後は鑑賞前より確実に歳を取ってるんだよなーとか当たり前の事考えたり。
主人公の女性が物語が進む度に老化が少しずつ進んでおり顔のシワも増えていく‥そして脱出ももう「どうでもいい」と。。
医者のおっさんは人に危害を加えた時点で両腕を縛っておくべきだった。
発覚から逮捕まではあっという間でちょっと拍子抜けした。
珊瑚を抜けたら助かるってなんでや。笑
監督は出たがりなのか?結構台詞もありましたね。
エンドロール中の波の音に癒やされた。
視聴時間は…
108分だけど映画とリンクさせると役3年(予告合わせると4年かな?)
いやー発想が面白い
30分で1年経過する島でのおよそ24時間(50年)
子役のキャスティングがまた絶妙
6歳から50歳までの違和感がほとんどないくらいそれぞれ似てるし、ガイとプリスカの老衰するまでの声の変化とか、やっぱり役者ってすごいな
年齢を重ねるごとに生じる心の変化、恋愛、出産、病気、そして死
やっぱりこの監督面白いわ
自分が島で産まれたらほぼ1日経過してると考えたら残り半日あるかなぁ…
そんなこと考えた映画
ポスターのシーンは無い
エンドロール後の続きはないのでヘリコプターのシーンが終わったら退席して大丈夫
犬も死ぬ(老衰)けど姿は映さない
人ってセックスの仕方を知らなくても自然と?本能的に?できるのか?あの年だったら彼の方が知ってた?
心はどうやって老けていくか
わずか1日のうちに人生で起こりがちな大半のイベントを経験すると、朝6歳や10歳だった子どもも、肉体の年齢相応の心の成長を遂げるものだろうか。
鑑賞中、ずっとそのことが頭から離れなかった。
子どもたちが、老いていく自分の両親の最期を看取ることに対する受け入れの姿勢が、どうしても解せなかったからだろう。
シャマラン監督の十八番である伏線は、もう20年来の経験により、緩やかに慣れてきたせいか、「あ、それ飲むと…」とか「その暗号」とかなんとなく予想できた。
だからもうつまらない、ということではなく、いいよいいよ、そうその調子!という温かい目で観ることができている。
それは、登場人物を救う鍵になるアイテムには監督独自の愛情のあるメッセージが感じられたからだろう。単に観客をあっと言わせてやろう的な野心ではなく、からくりを知ることによって愛や命、地球のことを考えようねと優しく語りかけてくるような意識の変化を感じた。もしかすると以前からこの監督はそういうことを伝えようとしてきたけれど、我々の方がどんでん返しや伏線に気を取られて、見過ごしてきたことだったかもしれない。「ハプニング」とかもそういう映画だったはずだ。
監督も年齢を重ねて、そのへんの見せ方が熟練の域に達してきたのかもしれない。
そのうち、ものすごく文芸的なスリラーでもつくりそうな、そんな新境地を期待してしまう。
今はその過程にあると考えよう。
MY UNCLE DOESN'T LIKE A CORAL. シャマラニストはツッコまない
「シャマラニスト」とはシャマランの全てを肯定し、一生ついていくと決めたファンの事である。
個人的には「シャマラニスト」って言葉は映画を観る人にとってはもう一般用語になっていると思っているのですが、実際どうなのでしょうね?Twitterでも普通に使われてますし、もう「現代用語の基礎知識」に載っててもおかしくないような・・・
などと前置きが長くなりましたがシャマラン監督新作の「オールド」です。緊急事態宣言中にも関わらず観に行った映画館は1席飛ばしでしたがほぼ満席。多いなシャマラニスト⁉️そんな皆大好きシャマランの新作でしたが・・・また妙チクリンな映画を作ったもんですよね。
ビーチに行くと歳を取るって発想は流石シャマランです。そんな変な設定なかなか考え付かないでしょう。そのビーチを製薬会社が治験に使っているという落とし所も上手かったと思います。ただ・・・あの脱出条件がやたらと厳しいビーチどうやって発見されたよ?っという根本的な疑問が浮かび上がってしまうのは私がシャマラニストになりきれていないからでしょうか?自分にはツッコミを入れず全てを受け入れる覚悟はまだ足りてないようです💧
「ジョジョラビット」にも出てたトーマシン・マッケンジーちゃん可愛かったですね☀️同じシャマラン女優のアニャ・テイラー=ジョイと共演している次回作も楽しみです。シャマラン監督、実は子役の発掘が一番の特技なのでは?アレックス・ウルフはムロツヨシ感が増してきました。いつか親子役で共演してもらいたいものです。
しかし、本作を分類するとすれば何系映画にあたるのでしょうね?スリラー?ホラー?ヒューマンドラマ?なかなか難しいですが、既存の枠にはまらない作品を作ってしまう所がシャマラン監督の魅力なのではないかと思います。ちなみに今月(2021年9月号)の映画雑誌「DVD動画配信でーた」にシャマラン特集が載っていて、シャマラニズムを考察してありました。シャマラニストの方は是非‼️
これ予告編でほとんど出てますやん
っていうのが私の最初の感想
最近予告編を観ておくといい意味で裏切られる作品観てたから
なんかそこに対応してないことにちょっと不満を覚えた
内容は老化が進むビーチに導かれた家族の至る運命を描いたモノなのだが
終わりの方の展開には納得がいかない感じだったなぁ
岩のせいで老化が早い?
まぁいいだろう
しかし、何でサンゴ?
くぐったから何なのよ?っていう
設定がどうしても適当感が拭えなくて共感できなかったな
突然、老化するっていう設定だけでもうちょっと面白くできたような気もしてます
シャマランの映画って昔から最初の一歩はいいんだけど
どこか踏み間違えていくような
そんな作品が多い気がする(好きな方にはゴメンなさい)
俺の感覚と相性の悪い監督なんだろうなぁとつくづく
それでも観てみなきゃわからないと思い観てみましたが
見事撃沈された感じですわ
さすがに次回作はもういいかな
そう言いながらまた観てそうだけどw
どのジャンルとして割り切るか次第
M・ナイト・シャマラン
インド系アメリカ人として1999年のシックスセンス
2000年のアンブレイカブルなど生死を扱った
奇妙な雰囲気の作風で知られる監督
最近はあんまり名前を聞いてなかったかな?
個人的には魅力的な舞台設定や
前半の盛り上がりに対して
後半が今ひとつ尻すぼみな作品が多い印象
話の設定やディティールは結構いい加減で
ホラーとして観るならまあいいやって感じですが
サスペンスとか謎解きと言われると
物足りない感じがいつもする監督です
勢い任せというか
で今作
豪華リゾートにやってきた
ある問題を抱えた夫婦と姉弟
支配人風の男に誘われて向かった
プライベートビーチは様々な人々がいましたが
そのビーチには特殊な鉱物の影響で
細胞の老化が早く一日で50年経ってしまう
とんでもない場所なのでした
逃げだそうとしても気絶してビーチに
戻ってきてしまうゲームっぽい仕様
6歳の弟と11歳の姉も見る見る成長していきます
他のメンバーも
妄想が止まらない統合失調症持ちの外科医
(たぶん)骨粗鬆症の妻と娘
外科医の母
看護師の男
てんかん持ちの妻
鼻血が止まらない(凝固しない)ラッパーの男
など様々ですが共通しているのは
何らかの疾患を持った者ばかり
冒頭からいる夫婦も妻に腫瘍があり
離婚するために最後の思い出にと
リゾートに来たことが徐々に明かされます
そして…山の上からは明らかに
監視している者がいます
早急な老化によりみるみるその
ビーチにいる者たちが倒れていきます
まず既に高齢だった外科医の母が老衰で死にます
屋外なのに密室かのような空間設定ですが
妻の腫瘍もみるみる大きくなり
外科医が摘出作業をその場で行います
妻は気絶していますが麻酔もなにも使わず
ええっ!という感じで切って開けると
胆石みたいに腫瘍が出てきて妻は助かって
しまいます
ここでもうああやっぱこの監督の映画だと
わかるテキトーなディティールが見受けられます
メンバーに医療関係者が妙に多いことで
医療的な話が関わってくるのですが
テキトーさとのバランスは悪い感じです
医療職の人は色々首をかしげることでしょう
そのへんのディティールをまあホラーだし
と割り切れればまだいいんでしょうけど
結局このビーチの特性はとある製薬会社の
長期的な治験に利用されていたのです
なにせ一日で50年ですから様々な疾患の
効能を調べるのには最適なわけです
…ただそう考えると50年で一度しか
服用しない薬ってちょっとありえない
気がしてきてしまいます
こういうとこなんですよ
それに製薬会社の陰謀ってのもまあ
ありきたりなものです
某ゲームみたく
ヘリで去っていく最後も一緒じゃねえかと
吹きました
経過と共に姿形が見る見る変わっていく
様は映画を観ている間特有の時間の進みを
感じられるのですが全体的にはなんかもっと
面白く出来なかったのかなと感じるところ
また精神疾患の患者を倒すべき脅威として
扱ってしまってるのもどうかと思う
確かに頭のイカれた奴が主人公に
襲いかかってくる映画はいくらでも
ありますが精神疾患の名前までは
明示してこなかったはずです
今作はハッキリ言っちゃってて
あれこれまずいんじゃないのと
思ってしまいました
まあそのへんも
ホラーだ映画ならなんでもありで
いいんでしょうが
妙に謎解きサスペンス風味を盛り込んでいる
せいで捉え方がブレブレな感じがする
あいかわらずのシャマラン作品でした
ひとつの発想をここまで広げるとは
最後まで緊張感があって面白かった。
●1日で老化していくという発想をさらに広げたのがスゴイ。単純に老いの恐怖という事以外にも成長、妊娠、出産とドラマが広がっていくのがよかった。
●死んですぐに白骨化とか、ケガをしたら変な治り方をしたとかアイデアがいい。錆びたナイフでケガしたらあっという間に体を蝕むとかスゴイ発想だ。
●サスペンスの描き方、見せ方がいい。
見せないで盛り上げる効果がうまい。サスペンスを描いたらシャマランは本当に才能があると思う。いつも微妙な映画になるのは何でだろうな?
●家族の再生の描き方が意表をついて良かった。
すれ違いの家族がある困難を一緒に乗り越えて絆を取り戻すという話はよくあるが、今作は違った描き方で面白かった。両親の不仲は年を重ねることで解消されるのだ。発想が面白くリアリティを感じた。
●きっちり伏線回収した。
姉弟が水平線を見つめる場面で、あれ、ここで終わるのかな?と思ったが、ラストを曖昧にしないでキッチリ伏線を回収し、悪者をやっつけてスッキリ終わらせたのが素晴らしい。
伏線の張り方も良かった。
●悪者の企みの内容が予想外でユニーク。
陰謀が製薬会社の人体実験という発想が意表をついてて良かった。
シャマラン作品て発想は面白そうだけど、見たら微妙というものが多かった。
今回は原作らしきものがあるそうだけど、その辺がうまく作用したのかな?最後まで緊張感を保ち、すっきりオチがついて面白かった。
設定は良いが、肝心な部分が雑過ぎる
そのビーチは時間の流れが早い。
人々は知らないウチに歳をとり、死んでいく。
そしてその事に気付いた時には、もう戻れない。
基本の設定は凄く良いんです。
予告編でもワクワクさせられて、楽しみにしていました。
全体的な雰囲気もストーリーも、そしてラストも悪くないと思っていて、ある一点さえちゃんとしていればワンシチュエーション・スリラーの新たな傑作になり得たのではと思います。
その一点とは、物語の根幹となる【時間の流れが異なるビーチ】というシチュエーションの設定があまりに雑過ぎる事です。
いったいどんな考察や考証を経てストーリーを作ればこうなるのだろうかと不思議に思います。
以下に、自分がおかしいと思った部分を抜粋しておきます。
思い付いた順に書くので順不同です。
違うよ、そこはこういう事だよ、という部分がもしあればコメント欄にてお教えくださると嬉しいです。
◾️両親と子供の時間の流れがおかしい
物語の終盤で、子供達の両親二人が老衰と思われる症状で亡くなってしまいますが、その時の子供達の見た目年齢がどう見ても20歳前後なのはおかしいと思います。
物語のスタート時点で弟が7歳前後(うろ覚えです)、お姉ちゃんは11歳でした。
そしてその両親は、見た目的にも30代中盤であったと思われます。
その両親が目が見えなくなり耳が聞こえなくなりで老衰で亡くなるのですから、普通に考えればその時80過ぎにはなっていたのではないでしょうか。
つまりビーチに足を踏み入れた時点から40数年分は老化が進んだ事になり、その計算でいけば子供達の年齢も50歳前後になっていなければ計算が合いません。
人によって老化のスピードが違うといった設定は無かったと思いますので、ここはおかしいなと思って見ていました。
◾️死体が白骨化するのはおかしい
ビーチ内ではもの凄いスピードで時が進みますが、それは【物理的な時間が早く進んでいる】訳ではなく、あくまでも岩礁の物質の影響により【細胞分裂のスピードが上がって、成長(老化)が加速化している】
だけに過ぎません。
現に、作中では物質や食べ物はその影響を受けません。
細胞が生きていないからです。
にも関わらず、物語の中で人が死ぬと、もの凄い早さで分解が進み白骨化、ついには灰になってしまう描写があります。
人は死ねばただの肉塊です。
言い方は悪いですが、食べ物と同じです。
もう細胞分裂をせず、ただの物体になってしまった人が、このビーチでの怪現象の影響を受けるのはおかしいですよね。
また劇中では、『髪が伸びないのはそれ自体は生き物ではないから』という発言もありますが、にもかかわらず髪の毛ごと分解されてしまうのは製作陣自ら矛盾を産んでいる事にもなると思います。
◾️傷や骨折の治癒が早過ぎる
劇中で、ザックリとではありますが、ビーチでの時間の流れは30分につき1年分であるとされています。
これまたザックリと計算すると、30分(1800秒)で1年(365日)進むという事は、1分で約12日間、1秒換算だと0.2日(約5時間)程度時間が進むという計算になると思います。
劇中ではメスで切った傷や骨折の箇所がものの数秒で治ってしまう描写がありましたが、この計算でいくと傷痕は数十秒、骨折に至っては数分は待たなければ治らないはずだと思います。
腫瘍に関してはよく分かりませんが、傷や骨折はもっと治るのに時間がかかるはずで、劇中の表現はあまりにもおかしいというか、ストーリーを進める為のご都合主義のように感じてしまいました。
◾️身体と一緒に精神まで成長するのはおかしい
子供達が成長して大人の身体になるにつれ、何故か中身の精神まで成熟していく描写がありますが、精神とは日々の経験や学習の積み重ねの末に出来上がるものであり、身体が大人になったからといって中身まで大人になったかのような状態はおかしいと思います。
100歩譲って、大人になった男女が抱き合ううちに気持ちが昂り、セックスをしてしまった部分までは有り得るかも知れません。
本能であり3大欲求の一つでもあるので。
でも急に難しい言葉を使い始めたり、精神的に安定し始めたり、頭の回転が良くなるのは矛盾があります。
あの3〜4歳の女の子などは、身体は大人でも心は子供のままで喋り方も片言でなければおかしいのでは。
◾️バレずに治験者を集め続けるのは無理がある
上で言及したある一点の部分からは逸れてしまうのですが、本記事を書いてるウチに思った事です。
劇中では治験対象者を事前に絞ってピックアップし、旅行に来るように誘導し、来た時の交通の痕跡から自宅のパソコンの履歴まで全て消して足がつかないようにしているという描写がありましたが、旅行に行くとなれば当然親や親戚や友人にその事を詳しく話すかも知れませんし、場合によってはホテルに着くまで、あるいは着いてから先の様子も全部SNSで実況中継している可能性もあります。
楽しい旅行にご招待の体なので、旅行客が仮にそうしていたところで、それをやめさせる権限はホテル側には無いはずです。
ホテル内に一般客と治験対象者が混在しているのも本来はまずいですよね。
仲良くなった他の客に何を話すか分かりませんし、可能性的には低いものの、そこに元々の知り合いがいる可能性もあります。
その状態で一家が丸ごと行方不明になれば、当然騒ぎになりますよね。
そういう懸念がある中、今まで何の騒ぎも起こす事なくホテル側が治験を続けて来られたというのには、無理があると思います。
まぁ、結果的にそれがキッカケで今作は解決した訳で、そうなるべくしてなったなと。
細かく挙げればまだまだありますが、主に以上の事のような矛盾点が気になってしまい、物語に全然集中出来ませんでした。
素人でも思い付くこれらの問題点を何も解決させずにプロットを組んでしまった事に、驚きを禁じ得ません。
そこをきちんとクリアーさせた上で今回のストーリーを成立させる事は決して無理な事では無かったように思うので、その雑さは実に勿体ないなと感じました。
どんな映画でも、アクションでもヒューマンドラマでもコメディでもホラーでも、95%の真実の中に5%の嘘や非現実を紛れ込ませるくらいが丁度良いと、個人的には思っております。
例えどんなぶっ飛んだ内容でも、有り得ない世界観でも、基本的な部分、例えば人の行動や考え方、今作にも言えますが科学的な考証であったり歴史的な考証、そういった部分はちゃんと一本筋を通した上で、上にフィクションを被せて味付けするくらいでなければ映画は成立しないのではないでしょうか。
今作はその根幹の部分逸脱の幅が少し大きかったが故に、新しいシチュエーションスリラーの傑作誕生!のポジションに入りそびれてしまったように思います。
いつもの事ですが、大変長くなってしまい申し訳ありませんでした。
最後までお付き合いいただき、ありがとございます。
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