「3人を観る映画」リトル・シングス よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.53人を観る映画

2022年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

続殺人事件を捜査する刑事と、それをサポートする左遷された警官の捜査の行方を描く物語。

デンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレッド・レトの共演が話題となった映画ですね。
流石のオスカー俳優達。演技はそれぞれ見事で、一見の価値があるものでした。

ただ、サスペンスとしてみた場合、結局何も解決していないのが残念。
容疑者を特定した理由も、少しこじつけのように感じてしまいましたし、サスペンスとしての面白さはあまり感じませんでした。

後は、ラミ・マレック演じるバクスター刑事については、もう少し説明が必要なようにも感じました。エリート然とした刑事。その彼が示す行方不明となった女性への拘りは、少し過剰のように感じました。ディーコンに影響されたのでしょうか?最初は、気にもしていなかった行方不明事件でしたから、その変化に戸惑いを感じてしまいました。心情の変化を現すものがもう少し描けていれば、もっと彼の行動に共感出来たように思います。
バクスター刑事も、それを演じるラミ・マレックの演技も素晴らしかっただけに、少しだけ残念に感じました。

私的評価は、サスペンスとしての評価が低いこともあって、3.5にしました。

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よし