劇場公開日 2021年5月14日

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ファーザーのレビュー・感想・評価

全328件中、201~220件目を表示

4.5映画が認知症の疑似体験装置になるとは!ちょっとズルいけどスゴい作品です

2021年6月5日
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デビルチック

3.5視点

2021年6月5日
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鑑賞方法:映画館

アンソニーの目から見える世界を通して、その混乱の中に入り込む
誰かを認識すること
時間の流れ
周囲の人の生活の変化
いろんなことが混乱し、
観ているこちら側まで、何が現実か分からなくなってくる
最後まで観ても、結局あれは?というのがあったりする
ちょっとしたサスペンスみたいに

そのストーリーを際立たせるのは、
やはりアンソニーホプキンス
そしてオリヴィアコールマン

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yukarin

4.0単なる家族映画かと思ったら‥

2021年6月5日
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Sakiko

4.0精神世界が崩壊する狭間の孤独

2021年6月5日
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シネマディクト

5.0文句なしの五つ星

2021年6月5日
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月並み過ぎるが、「いい映画」だと思った。
父を介護する家族の苦労を描いた映画ではない。
介護を受ける認知症の父の苦労・混乱・悲しみを描いた映画だ。
アンソニーホプキンスの演技は、半端じゃない。
アカデミー賞を受賞して当然の名演だ。
また、今年の作品賞受賞作のノマドランドを私はまだ観てないが、ファーザーこそはアカデミー賞作品賞に相応しいものであると感じた。

見ようかどうか迷っているあなたには、絶対の自信を持ってお勧めする。

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T A

2.5眠くなる作品

2021年6月4日
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怖い

難しい

寝られる

こうなったらと思わず心配させられました。でも、正直言って眠くなる作品・・・体調万全で見ないとついていけないかなぁ。

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イ・ジア

4.0名優が誘う知らない世界

2021年6月3日
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asumo

タップダンスに胸締めつけられる

2021年6月3日
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鑑賞方法:映画館

認知症を患ってからの日々を当人の視点で描くと、こんなにサスペンスフルな映画になるんだ。ナイスアイデア。面白かった。

一方で、やっぱり胸がつまるところもある。こんなふうに悪い夢の中にいるみたいなのかな、認知症の当人は、と思うと。

アンソニー・ホプキンスの役がまた、うちの父(今のところは体も脳も元気)に少し似ている。新しく出会った若い女性の前でおどけてみせたりする感じなんか、あるある。認知症になるまでは、自分の世界をしっかり持ちつつも社交を楽しんだ人なんだろうな。

寂寥感はあるけど、決して絶望的ではなくて、いいエンディングだった。少なくとも、心無い言葉でいじめてくる男(娘の当時の夫)はもういないし、娘はわざわざ会いに来て一緒に散歩を楽しんでくれる。

私から薦めると傷つけそうだからダメだけど、両親がどうかしてこの映画に出会ってくれたらいいなとちょっと思う。

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デブリ

4.5見なきゃわからない恐怖…

2021年6月3日
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JYARI

3.5混乱する思考❗️

2021年6月2日
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おさむ

5.0晴れの日を楽しもう。

2021年6月2日
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知らないうちに、世界が変容していく。

あいつは誰なのか。
ここはどこなのか。
話が違うのではないか。
なぜ自分をそんなふうに扱うのか。

「my flat」私の家への侵略者、私の日常への侵略者。

そして、私はいったい何者なのか。

認知症をこんなふうにして見せ、その認知の歪みを体験させるこの映画の凄まじさ。関わる人々の力量。
主要な演者はたったの6人なのに、誰が誰なのかわからなくなり、混乱するようなこの感覚が、「それ」なのだ。

アンソニーに忍び寄る不安の表現に、エンドロールでは涙が止まりませんでした。忘れられないアンソニーの最後の表情、最高の演技に、最大限の感謝を示したい。みんなに見てほしい。

ふっと出てきたフラットの共有庭のオブジェや、より深く伝えるために計算し尽くされているであろう家の作りやインテリアなどにも注目したいので、もう一度観たいと思っています。一度では追いきれず…涙

そしてどんなに認知が歪んだとしても、愛情が伝わる瞬間が、少しでも多くあればいいなと願ってやみません。

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Kiki

3.5「老い」の疑似体験できる秀逸な一本

2021年6月2日
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泣ける

笑える

悲しい

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Haihai

3.0アイデア一発

2021年6月2日
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Scott

3.0アンソニーホプキンス、さすが✨

2021年6月1日
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もけけ

4.0言い方悪いけどある意味ホラー

2021年6月1日
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見ていて浮かんだ言葉はこれだった。
あらすじを知った上で覚悟してたけれど…。
現実がどれなのか?誰が本当の家族なのか?周りが嘘をついている?では誰が嘘をついているのか…?
終盤までそれが延々と続き、少しずつ真実が見えてくる。

でも、これはあくまでも私がこの映画を見た真実であって、主人公の真実ではない。

「私達には現実でないことでも、彼らには現実だから」と、介護関連の記事で読んだことがある。まさにそうなんだなぁと感じた。

正直、誰から構わずお薦めする映画ではない。私には苦しかった。

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ゆの

3.5リトル・ダディ

2021年5月31日
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悲しい

自分もこうなったらどうしよう?

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マリエル

5.0混乱、怒りや悲しみ、そしてその理由

2021年5月31日
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悲しい

知的

難しい

忘却とか混乱というものを、なるべく主観的に表現しようという意志を感じました。それ故に難しくて複雑な気がしますが、見ていて訳わからんとなることこそが、この忘却と混乱の本質なのかもしれない。
細切れに、なおかつそれが連続する内容の時間軸や真実味が実に曖昧で、見ていて不安になるしイラついたりするかも─。でも、時に怒ったり、時に意味不明だったり、時に泣き出したり…奇異に思えるような言動には確かな理由があるということを気づかせてくれる。
それなりに理由や意味が分かってくると、意外と幻想的な作品にも思えてしまったけれど、現実社会で実際にその渦中に入ってしまうと難しさしかないのかも─。
ファンタジーとかサスペンスに見えてしまうようなところを、アンソニー・ホプキンスの名演で、心が悲しい現実に引き戻されるようだった。
革新的で優れた作品でしたが、そこには確固たる悲哀がありました。

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SH

4.5下馬評一蹴の受賞も納得のホプキンス

2021年5月31日
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 怖い映画だ。作品サイトには「切ないけれどおかしく、いらだたしいのにいとおしい」とか、感動作とか絆とか書いてある。それらの表現が全く当てはまらないとまでは言わないが、この言葉の連なりから連想されるイメージより、遥かに救いがなくて重い話だ。
 いわゆるホラーとは怖さの質が違う。大抵のホラー映画の中で起こる恐怖イベントは、現実にはまず起こらないことだ。一方、この映画で認知症が進行するアンソニーの主観で描かれる出来事の数々は、そこそこの確率で私たち誰もに起こりうる内容だ。自分の親や、更に時が経てば自分自身にも。そして、今のところ確実な予防策も、完治するような治療法もない。現実と地続きの恐怖だ。
 記憶のジグソーパズルが、見えない手によってばらばらに壊されてゆく。最初俯瞰で見ていた観客も、見取り図なしに提示されるパズルのピースを追ううちいつの間にか、アンソニーと同じフィールドに立たされる。断片的に、これは事実だろうと推測される場面も出てくるが、見ているうちにそれさえ何だか頼りなく思えてくる。
 若さと縁遠くなり、親が老境に入ったぐらいの人間の不安感には特に効く話で、とても外国の他人事とは思えない。今後の人生の予告映像を見せられているようで、恐ろしくて仕方なかった。
 世界に無数の当事者がいるこの疾病の、患者や家族が晒される心理を伝えることは、難しいと同時に重要なことだ。知っておくべき現実を、ご都合主義的展開無しに丹念に描く様は好感が持てた。怖さばかり先に書いてしまったが、観るべきものを観たという高い満足感を得られる作品だ。

 主人公は、アンソニー・ホプキンスと同じファーストネーム、同じ生年月日という設定だ。同年齢の人間が演じるというリアリティに加え、役者としてホプキンスが纏ってきた様々な役のイメージが私の脳内で残り香のように漂って、主人公アンソニーの不安定な精神の変化に説得力を与えているように見えた。
 もちろんそれは私の色眼鏡で、ホプキンス自身は以前の仕事など関係なく、この役を全霊で生きている。終盤の彼は特に圧巻だ。
 あんな圧倒的な演技をしておいて、アカデミー賞授賞式にはリモートでさえ姿を現さず中継中のコメントもなし。そこはまあコロナ禍でやむなくそうなったのかも知れない。しかし、結果的に下馬評を覆して受賞、ボーズマン待ちだった会場と日本の某有料配信局のスタジオは鳩が豆鉄砲を食らったようになった。それを見て、ホプキンスに失礼だと思う一方、本当の主役が姿を現さないなんてかっこいいななんて思ったりもした。そして、競り合ったボーズマンの熱演が素晴らしかったからこそ、本作の公開が一層待ち遠しかった。
 ホプキンスの演技は、そうして高まった期待を上回るものだった。外野の期待するストーリーに忖度せず彼の演技を評価したアカデミー賞に、心中拍手を贈りたい。

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ニコ

4.0mille-feuille

2021年5月30日
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重層的な演出はアカデミー賞俳優達のなせる技あっての出来映えであり、映画的表現の新たなページを開いた功績は大きいと思う。
好き嫌いがハッキリ分れる作品ではあるが、それでもジャンルとしての確立は成し得たであろう。
大変優秀な作品であった。

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いぱねま

4.0人間は必ず老いる

2021年5月30日
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鑑賞方法:映画館

不覚にも後半睡魔に襲われてしまったので、ところどころ、抜け落ちたところがあった。単に痴ほうになった老人の生活を描くのではなく、老人の頭の中の再現をしている脚本の妙があって、観ている側も混乱していく。
痴ほう症の追体験をしているようだ。アンソニー・ホプキンスは「羊たちの沈黙」での演技が強烈で、今作も痴ほう症とはいえサスペンスミステリーのような雰囲気になるのはアンソニー・ホプキンスの演技ならでは。
それにしても、介護の仕事ってめちゃっくちゃ大変というか、人間そのものへの深い愛情がなければ、やっていけない仕事だと思った。人間は必ず老いる。そのことを含めて人間を愛しているか否か、ってところを突きつけられる。

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菜野 灯