ランボー ラスト・ブラッドのレビュー・感想・評価
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最後のニューシネマ
s・スタローンの代表作である「ランボー」シリーズ最新作で完結編?
そもそも、スタローンの原点にあるのは「アメリカンニューシネマ」
「ロッキー」はプロデューサーにラストを変えられた結果、皮肉にもニューシネマを終わらせる1作になるんだけど、その大ヒット後に撮ったのがこの「ランボー」第1作でこっちはアクション満載の娯楽作ながら、スタローンはこの作品で念願?のニューシネマをやりきったわけだよね。
その後、両シリーズは続編を重ねるごとに酷評されて一度は終わるんだけど、誰も期待してなかった「ロッキー・ザ・ファイナル」で見事復活したスタローンは、「ランボー・最後の聖戦」で二人の分身の人生にキッチリ幕を引いて見せた――って思ったんだけど…。
正直、本作は映画としても出来は良くないと思うし、「ランボー」シリーズとしても蛇足感は否めない。体も殆ど動かないから、過去の栄光で食ってるおじいちゃんプロレスラーのしょっぱい試合を観てるような気持ちにもなる。
それでも「ロッキー」とは対照的に、ニューシネマを出自に持つランボーはたった一人で闘い続けるしかない宿命だし、報われることはないんだよね。
こっちは、そんなランボーにずっと付き合ってきたんだから、そりゃ出来はどうあれ最後を看取るつもりで観に行くしかないでしょ。
お帰りなさいランボー❕
元気してた?ランボーお互い年取ったね、嬉しさの余り涙😢がでたよ。
さすが元グリーンベレー、キラーマシーンの腕は衰えてないね。
今はゆっくり休んで又あおうよ。
なんかさー、場所を変えた方が良かったとか、あの場面可笑しいとか、辻褄合わね~とか本当の戦争知らないガキどもが騒いでたわ。
また機会があったら必ず会おうぜランボー❕
やっぱり帰って来た!
前作で「終わったかな?いやいやひょっとしたら」と思ったけど、やっぱり帰って来たね。全作観ましたが(やっぱり1作目が一番良い)シリーズの中で一番えげつないランボーだね。可愛い姪の仇なら鬼にでもなるか。R15仕方なし。で、ラストのロッキングチェアのシーンあれどうなの?「あー疲れた~、一休みするか」でいいのかな?
あと、回想シーンでもいいからジョンの両親でるかなと期待してたんですが残念。
ひたすら主人公ランボーを観る映画
クリント・イーストウッド、アーノルド・シュワルツェネッガーなど、ハリウッド俳優は老人になってもカッコいい。若いときのスマートな感じも悪くないが、年齢を重ねた味がある。人生に求めるものは何もないが、やるべきことはやらねばならぬという骨太な哲学が垣間見えるのだ。本作品の主演であるシルベスター・スタローンも歳を取ってなおカッコいい俳優のひとりである。
本作品はランボー第1作を踏まえているから、本作品を観る前に第1作を観るか、第1作の知識を頭に入れておくべきである。若いときのランボーは怒りとエネルギーに満ち満ちていたが、本作品では歳月を経た哀愁がそこはかとなく漂っている。喜びも悲しみも罪の意識もすべて胸の裡に秘めて、日常の仕事に紛らわすとともに、日々の小さなことにささやかな喜びを得て、人生の最後を淡々と過ごしている。
冒頭のシーンがいい。本筋とは無関係だが、田舎で平穏に暮らすランボーが、実はいつ死んでもいい覚悟で毎日を送っていることがわかる。彼の精神にとって死が身近にあることも同時に理解できる。そして暴力。ベトナム戦争の悪夢は、何十年経ってもPTSDの薬を飲み続けなければならないほど深くランボーの心に傷をつけている。人間の本質に絶望し、道を踏み外した人間の更生など信じない。悪い人間はどこまで行っても悪い人間で、関わり合いにならないか、関わってしまったら殺すしかないと思っている。暴力によって傷つけられた心は、結局暴力によってしか癒やしきれないのだろうか。
究極のニヒリストとなったランボーだが、平凡な日常のために薬を飲んで怒りにブレーキをかけていた。しかし守るべきものがなくなってしまった結果、薬を捨てて怒りを解き放つ。そのエネルギーは凄まじいが、怒りと痛みを冷静にコントロールする訓練された軍人としてのポテンシャルがやみくもな暴発を防ぎ、緻密に計算された容赦のない暴力へと突き進む。ランボーの心の中では戦争はまだ終わっていないのだ。
映画としてのストーリーは一本調子で平板で、人間関係の機微などはないし悪人も没個性のステレオタイプだが、ランボーの心の背景にあるベトナム戦争の悲惨な影が見え隠れしていて、それだけで作品としての奥行きを感じることができる。この作品はひたすら主人公ランボーを観る映画なのだ。
戦いすんで日が暮れて、ランボーはこれから何を探しに行くのか。ハリウッド映画にしては余韻のあるラストシーンだと思う。往年の西部劇「シェーン」を思い出した。
これは、これで良いと思っている
本作品、本国全米では、去年の9月公開で、日本では去年10月かお正月に公開されると思っていてなかなか公開予定が立たなかったので、公開延期のイライラ込めて大変に楽しみに待っていました。
前作の「ランボー/最後の戦場」から11年も経っているんですね・・・・まだ5年位前の公開されたような気がしています。
また、本作品の最初の作品が「ファーストブラット」だったので、今回の作品が「ランボー ラスト・ブラッド」と言う事で、また、本作品のラストにも有りましたが、「ランボー」から最初から38年も経っているんですね。主演のシルヴェスター・スタローンも変わっていないようで、やはり大変に老けましたね。
最初の「ランボー」の舞台が本国アメリカで、その後、ベトナムやアフガンと言ったある意味他国の戦場で、本作品がアメリカ本国と、何ともラストととしていいシュチエーション。
正直、好都合な展開では有りましたが、内容がシンプルだったので、これはこれで良かった気がします。
今回のシリーズの中で、本作品が唯一、前半、ランボーが話に登場しない分、ランボーシリーズではなく、単にシルヴェスター・スタローンの他の主演作品を見ているような錯覚を起こしやすいですが、もう少しランボー自身に話を傾けてしまえば、見ている人もランボーシリーズとして納得出来たのかな、例えば、今回の娘じゃないんだけど、彼女が成人してジャーナリストになり、ISの取材で、中東に行ったら拘束されて、ランボーが助けに行くとか、全編にランボーがお話の中に出ていれば、何となくランボーシリーズぽかったかな・・・・
今回のランボーは、シリーズ中、一番ランボーの怒りが凄いかな、タイトルも邦題をつけるのなら「ランボー/怒りのランボー」と言った具合に、結構シリーズの中でも、グロイシーンが多く、ランボーの怒りの沸点が荒ましい、これまで以上に残忍な作風になっていて、ファーストブラットでも、残忍と言うか人の理不尽さがテーマでしたが、本作品もある意味テーマが最初に戻りました。
しかし、本作品、綺麗事では済まされずにお話が進んで行く部分は、正直、私的には好みの話の展開でとても良かった。
強いて難を言えば、もう少し敵になる側の紹介と言うか、残忍さや汚さをもっとリアリズムに紹介して欲しかったな・・・・
「ランボー ファーストブラット」の良さは、警官たちの理不尽さが、見ているこちらをイライラさせ、警官である彼達が狩られる姿になぜが胸をスーとした思いが有りましたが、意外にもラストは凄いのですが、しかし、なぜかあっさりと言う感じで終わった勘があるよな・・・・
とりあえず、「ラストブラッド」と唄いましたが、次回作もシルヴェスター・スタローンがやる気があるのなら作ればいいと思っています。
これはランポーではない?
政治的な背景や人助けみたいのがテーマだったけど今回はプライベートで猟奇的過ぎる普通に殴ったり撃ったりすればそれで良いのにこれじゃホラー見所はラストの30分の対決シーンで冒頭から中盤まではドラマ仕立てで遅いテンポで話が続きちょっと退屈 別のタイトルの作品でもよかったような⁉️
これがランボー版96時間
アリゾナの牧場で友人のマリアと静かに暮らすジョン。ある日、娘のように可愛がっていたマリアの孫娘がマフィアに拐われてしまい…。
シリーズ5作目。怒り満点、殺意全開のランボーがマフィアと戦う、ランボー版96時間であり独特の湿気と残虐性がそそる作品でした。
完全にシュワちゃんを超えたスタローン
スタローン、シュワちゃん、ジャッキーが大好きなものとしては最高の映画でした。
スタローンの映画人生に賭ける情熱が分かる気がします。
単純なストーリーではあります。ランボーシリーズは元々単純なストーリーなのでそこがまたいいんですよね!
過激な描写はランボーシリーズでも屈指です。ランボー最後の戦場よりずっと過激です。
怒りが半端ないので(相手を確実に殺す)っていう感じで容赦ないです。
長年、PTSDに悩まされた帰還兵が開放され覚醒した、そんなランボーでした。
やっぱりスタローンかっこいい!
ただラストブラッドは子供には見せれないのでそこだけ減点ですかね(笑)
日本公開日に観ることができて嬉しく思います。
ロッキー1みたい! スカッとします!
ピークを過ぎた男が、なんのイベントも無く、世から外れて生きているような場面からスタートします。ロッキー1のバルボアを思い出しました。
そのあと復讐を始めて、人間のクズのような奴らを次々と成敗していきます!実際にはできないことですけどスカッとします!
かなり過激で地上波では放映出来ないかもしれませんが…
また、復讐の準備をしているところとかは、ロッキーのトレーニングシーンを彷彿とさせます!
いくつになってもスタローンはカッコいい‼️
面白かったです‼️
なんだかんだ言っても観てしまう
シリーズ1作目が1982年かあ。自分でチケットを買って映画に行くようになったのがちょうどその頃。ランボーはロッキーと並び、自分が映画好きになった理由の大きな一因です。
今回の作品もストーリーは単純そのもの。でもそれでいいんです。サプライズな展開なんていらないし、ピンチに落ち入るのも見たくないです。ランボーがラストになるのは寂しいけど、スタローンの作品は今後も観ますよ。
え?!
え?!って思うようなところで負傷する(笑)
でも、蓋を開けると圧倒的なワンサイドゲームというのが、シリーズで一貫している。
だから、最後はファーストブラッドの対になるように拘束されて欲しかった。
スタローンは頑張ったと思う。
たぶん、単純に楽しむのなら、前作を凌駕していると思うし、たぶん怒りのアフガンよりも良かったと思う。でも、途中からは、これで終わるのか…と感慨深くなってしまいました…。
でも…。
あれだけのことをやったら、アメリカの警察だって放ってないだろう?
それを追跡に来た警察や州軍と、またやり合うの?って、最後にもやもやが残った。
スタローンかシュワルツェネッガーか・・☆
コロナのために久しぶりの映画。
分かりやすく楽しめる映画でした。
往年のファンにはたまらない映画なのでしょう。
コロナ以外、世界にランボーの生きた戦争のない世界ならではの彼の闘い。
ラスト30分のために、全てが伏線のような映画でした。
敵を撃つために、ヴェトナム戦線で学んだ仕掛けを作るランボーに郷愁さえ
感じてしまった。
R15指定の血生臭い場面も多々あれど、あまり恐怖感は起こらない。
ターミネーターの最新作の時にも思ったけど、こういう種類の映画は
作り方がどんどん難しくなっていくのかもしれない。
ネットやSNSの方が現実を超えてしまっているような・・
予定通りの展開だが、それはそれで良かったです。
悲しいほどの怒りと憎しみに生きた男の最後の闘い。
ランボーが怒り憎しむ先に
大きな悲しみを感じた。
シリーズを通して、
怒りや憎しみがランボーを闘いへと
向かわせる原動力だった。
今作はその怒りや憎しみの先にある
悲しみを強く感じた。
ランボーが追い求めた物は
愛?安らぎ?平和?
最後までランボーは悲しいほど
怒りや憎しみ満ちた人生だった⁉️
激しく残虐で、悪人をどんなに
痛めつけても殺してもランボーの
怒りはおさまらない、
ただ悲しみが深くなるだけ
そこがランボーの魅力❗
スタローンは、静かなる怒りから
激しい怒り、そして悲しみの表現が
本当に凄い❗
最近はマッチョ系は
ドゥエインジョンソンや
ジョンソンステイサムの作品が
楽しみだったけど、
やっぱりスタローンには敵わない❗
圧倒的じゃないか…
アマプラで1から4を見直して鑑賞
(1〜3は30年ぶりくらいに見直したかも)
ラスト十数分のバイオレンス描写がとにかくエゲツない!
いい中年が目を覆うような
アクション映画っていうかまるでスリラー?スラッシャー?
ランボー、過去最高に怒ってましたよ
(セリフも過去最高に多かったかも)
自宅のテレビで見るんじゃあ勿体ない。ぜひ映画館の大画面でラストブラッドしてください!
自宅をジャングルに見立てて・・・
ん?エイドリアン似の女性?そのカルメンは何を手伝ったのだろう?と、置いてけぼりを食らってしまった。ジャーナリストだと言っていたけど、せめてランボーの生きざまを文章にしてもらいたかった。などと考えていたら、自宅牧場の地下壕や馬小屋をを仕掛けだらけにする様子、ランボー第一作目を思い出させてくれました。
4作目の『最後の戦場』が最後だと思っていたのに、やっぱり作っちゃうんですね。高齢スタローンもこうやってランボーを締めくくり、もう戦争なんかやってられっかよ!感が出てました。結局は乱暴者のランボーも常に巻き込まれ型の主人公を演じてきたわけで、誰しもが復讐のために命を懸けることがあるんだと教えてくれた。
平穏な生活を求めれば求めるほど、ベトナム戦争のトラウマがよみがえる。仲間、愛する人を救えなかった苦悩。人の痛みを知る人間だからこそ、キレてしまう性格。そんな彼を怒らせちゃったよね、悪人たち。
やっぱり鎖骨辺りに指を突っ込んで骨を引っ張り出すシーンが印象的。心臓まで取り出しちゃうなんて、魔宮の伝説じゃないんだし・・・。まぁ、雑な脚本ではあったけど、エンドクレジットの走馬灯のような映像が、もう終わったんだと寂しくもなるファン向け作品に仕上げてました。
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