劇場公開日 2018年2月16日 PROMOTION

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エターナル : 特集

2018年2月13日更新

ラストに待ち受ける驚くべき展開、この男の目的は、いったい何なのか?
その“目的”がわかったとき、《本当に大切なもの》を再認識する──
仕事、仕事、そして仕事──本作は“超多忙なあなた”のために贈る映画

脚本を読んだ国際派俳優イ・ビョンホンは、巧みな構成に魅了されて出演を即決した
脚本を読んだ国際派俳優イ・ビョンホンは、巧みな構成に魅了されて出演を即決した

仕事に多くの時間を割いてきたあなたに、この1本を勧めたい。衝撃的な物語展開と、身を粉にして働く人々に向けた真摯なメッセージが詰まった良質なサスペンスドラマ「エターナル」が、2月16日から全国公開される。出世コースまっしぐらだったはずが一転、すべてを失ったエリート会社員が、壮絶な経験の果てに見いだした“ある答え”とは? 本作はあなたにとって、これまでの仕事人生を振り返る機会となるだろう。今一度歩みを止めて、自分自身の“大切なもの”と向き合っていただきたい。


会社が破綻し失った───安定した収入、社会的地位、人としての信用
“全てを失った男”が取る《謎の行動》、そしてその《驚嘆の目的》とは!?

物語は、証券会社の支店長だったジェフンがすべてを失うショッキングな場面から始まる
物語は、証券会社の支店長だったジェフンがすべてを失うショッキングな場面から始まる

これまで積み上げてきたキャリアが、一瞬で無に帰す。その絶望感は、いかばかりか。会社が破綻し、収入も地位も、信用もすべてを喪失した主人公が失意のなか選んだのは、異国で別々に暮らす妻と息子に会いに行くことだった。だが、本作は再出発を描いた単純なヒューマンドラマとは一線を画す。現地に到着するなり、次々と謎めいた行動をとる主人公の“真意”とは? ラストに待ち受ける、驚くべき“真実”とは? 巧妙に張り巡らされた伏線に気づいたとき、深い感動と豊かな余韻が押し寄せる。

劇中、ジェフンはずっとスーツ姿のまま。異様な雰囲気が、ミステリーを加速させる
劇中、ジェフンはずっとスーツ姿のまま。異様な雰囲気が、ミステリーを加速させる

絶望感のなか、妻と息子が待つオーストラリアへと旅立った主人公ジェフン(イ・ビョンホン)。なぜ彼は、何の荷物も持っていないのか? それほどに動転しているということなのか、それとも……?

2年ぶりに家族の元へと向かったにもかかわらず、なぜ対面しようとしないのか?
2年ぶりに家族の元へと向かったにもかかわらず、なぜ対面しようとしないのか?

海を越えてまでやってきたなら、普通は愛する家族と1分1秒でも早く会いたいはず。だがジェフンは、物陰から妻を見守るなど異常な行動をとる。なぜ身を隠す? 彼は一体、何を考えているのか?

学生ジナを演じるのは、「新感染 ファイナル・エクスプレス」の注目女優アン・ソヒ
学生ジナを演じるのは、「新感染 ファイナル・エクスプレス」の注目女優アン・ソヒ

ジェフンは偶然にも、トラブルに巻き込まれて金をだまし取られた少女と出会う。同情すべき相手だが、所詮は他人。しかしジェフンは、家族ではなく少女と行動を共にすることに。その目的は?

一見すれば愛くるしいポメラニアンだが、実はある大きな“秘密”を抱えている……
一見すれば愛くるしいポメラニアンだが、実はある大きな“秘密”を抱えている……

ジェフンと初めて会ったはずの妻の飼い犬は、ほえるどころかなぜかジェフンを気に入り、後を付いてくるように。たとえ人懐っこい性格といえど、ここまで懐くのは異常だ。何か理由があるのか?

美しい妻スジン(コン・ヒョジン)にちらつく不貞の疑惑……ジェフンを絶望が襲う
美しい妻スジン(コン・ヒョジン)にちらつく不貞の疑惑……ジェフンを絶望が襲う

家族のもとを訪れたジェフンが目撃したのは、現地の男性と寄り添う妻の姿。怒り狂ってもおかしくない状況だが、彼はなぜか妻の行動をとがめない。心痛のあまり、現実逃避してしまったのか?


一度立ち止まって考えてほしい──大切にすべきは本当に“それ”ですか?
現代を忙しく生きる「仕事人」にこそ感じてほしい《本当に大切なもの》

韓国映画では異例となるほぼ全編オーストラリアロケを敢行し、異国情緒あふれる作品に
韓国映画では異例となるほぼ全編オーストラリアロケを敢行し、異国情緒あふれる作品に

理想的な生活を得るため、家族を養うため、あるいは野望のため。プライベートを犠牲にして仕事に打ち込んできた人々と同じく、本作の主人公ジェフンも証券会社の支店長として仕事優先の生活を送ってきた。家庭をかえりみることなく走り続け、仕事が人生と化していた男が、異国の地で最後にたどり着いた“答え”とは? 技巧的で謎に満ちた物語の奥に隠された、本当に目を向けるべき本作の核……多忙な毎日を送るあなたにこそ必要不可欠な、“生きるヒント”を受け取っていただきたい。

大切なものは、失ってから初めて気づく……ジェフンとスジンの関係はどんな結末に?
大切なものは、失ってから初めて気づく……ジェフンとスジンの関係はどんな結末に?

地位や名誉と引き換えに、家族サービスや友人付き合いが蔑ろになってしまう。本作は、仕事と生活の両立に葛藤するあなたに、ある“気づき”を与えてくれる。緻密に計算されたストーリーにうなり、ジェフンと自身を重ねあわせて共感し、「本当に大切なものは何か?」という問いに思索するだろう。

イ・ビョンホンが、主人公が妻や息子への愛情を取り戻していくさまを丹念に演じきった
イ・ビョンホンが、主人公が妻や息子への愛情を取り戻していくさまを丹念に演じきった

本国韓国では、本作を鑑賞した記者たちが仕事を辞めるなど、感化される人々が続出。予想を裏切る驚がくの展開や美しい映像、イの卓越した演技のみならず、仕事人の心に深く訴えかけるメッセージ性が高く評価されている。本作は、あなたにとって“人生を見つめ直す1本”になるかもしれない。

これまでのヒーロー然とした役柄とは異なり、“普通の男”に扮したイの新境地にも注目
これまでのヒーロー然とした役柄とは異なり、“普通の男”に扮したイの新境地にも注目

本作が評価されている理由には、共感性も大きい。働き詰めで感情を失ってしまったジェフンは私たちの分身であり、彼が直面する苦悩もまた、私たちと同じ。だからこそ、思いもつかなかった展開に息をのみ、ジェフンの目の奥に映る哀しみが胸にしみる。本作は、自分を客観視できる作品といえる。



“ザ・韓流”映画ではない──「日本の皆さんこそ共感できる物語」(イ・ビョンホン)
なぜ韓国No.1実力派俳優が無名の監督作に出演を即決したのか?

多忙を極める超売れっ子ながら、出演を熱望。背中で語る圧巻の演技で、けん引する
多忙を極める超売れっ子ながら、出演を熱望。背中で語る圧巻の演技で、けん引する

「王になった男」「悪魔を見た」で類まれな演技力を見せ付け、「REDリターンズ」「マグニフィセント・セブン」といったハリウッド大作でも存在感を発揮する韓国きっての国際派俳優イ・ビョンホン。世界をまたにかけるトップスターが、次回作に新人監督のデビュー作を選んだというニュースは、映画ファンを驚かせた。それほどまでにイの心をとらえたものとは、一体何だったのか? 「最初から最後まで完璧なシナリオ」と心酔する彼の発言の数々から、本作の独自性と“すごみ”をひも解いていく。

本作で長編デビューを飾ったイ・ジュヨン監督(写真左)が、非凡なセンスを発揮
本作で長編デビューを飾ったイ・ジュヨン監督(写真左)が、非凡なセンスを発揮

新人監督のデビュー作にNo.1俳優が出演することは、異例中の異例。今回そんな奇跡が起こりえたのは、他ならぬイが脚本に心底ほれ込んだから。「このような上質なドラマが韓国にも登場する時が来たのか」と衝撃を受けたイは、「何度時間が戻ったとしても、私はこの作品を選ぶでしょう」と言い切る。

前半と後半でまったく別の姿を見せ始める練られた脚本は、百戦錬磨の名優もうならせた
前半と後半でまったく別の姿を見せ始める練られた脚本は、百戦錬磨の名優もうならせた

脚本と運命的な出合いを果たし、「なぜだか、自分が演じなければならないと感じた」と述べたイは、撮影中も納得がいくまで監督と何度も打ち合わせを重ね、寡黙な男の内に宿る悲しみをセリフに頼ることなく表現。感情を失った男が、人間らしさを取り戻していくさまを繊細に演じきっている。

日本人が投影されたともいえる本作には、なじみ深い“あるもの”が登場するシーンもある
日本人が投影されたともいえる本作には、なじみ深い“あるもの”が登場するシーンもある

佇まいから悲哀をまとったイは、「映画を撮影中、日本の方々が見たらどのような反応だろうかと考えていました。日本の皆様にこそ、気に入っていただけると思っています」と力を込める。そんなイの思いが十二分に映し出された本作は、我々日本人に向けた作品といっても過言ではないだろう。

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