劇場公開日 2017年9月29日

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「内容も良いけど音楽もGood!です!」ドリーム 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0内容も良いけど音楽もGood!です!

2022年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

内容自体は実話を元にした
「立場の弱い人が持てる力と強い意志で周囲の人々を変えて行く」話。

こういう映画は大好物なので手放しで褒めます!!(笑)

話も良いけどこの映画は
「ハッピー」でお馴染みのファレル・ウィリアムスが手がけた
1960年代風の音楽が最高に良い!!
初っ端から乗りの良さで思わず体が動いてしまった。

映画の冒頭、異常なほど警官を恐れる主人公達の態度から
どれほど当時の差別が激しかったが伝わって来る様な
人種と女性と言う二重の差別の映画でありながら
黒人の人々の明るいパーティーシーンや
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」を彷彿とさせる
黒人の本音シーンなどは音楽と相まって小気味よく
暗い気持ちに支配されることなく、楽しく観れます。

それとケビン・コスナー演じる上司が
単純に良い人というのでは無く、大きな仕事を成し遂げる為には
「差別など全く非効率なもの」として排除してゆく姿は
仕事でちゃんと人を評価してくれる
いかにも「仕事人間」っぽくて観ていて信用できる!!

また、オクタビア・スペンサーと白人女性上司とのやり取り。
「差別はしていないわ」と言う白人女性に
「解ってる。〜そう思い込んでる事も」
ああ、痛い!
自分も思い込んでいるだけではないだろうか??
思わず、胸に手を当ててしまう!

3人の女優達はみなそれぞれ流石の名演技でした。
中でもキャサリンを演じたタラジ・P・ヘンソンさんは
セリフだけでなくあの数式を覚えて黒板に書くのは
きっと大変だったろうな〜〜

とにかく、爽快でスカッとする映画です。
絶対観て!!!!!

★もう一度観るなら?「映画館で2度観た!!」

星のナターシャnova