三度目の殺人のレビュー・感想・評価
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観るたびに新たな発見が...
非常に難解な作品。表面的なストーリーの奥に隠された事実が隠されている。役所広司の底知れぬ不気味な演技に翻弄される映画。真実は何かを観る側が推理して納得できるまで何度も見たくなる。
是枝作品にはがっかり
犯人は特殊能力が有るのか無いのか?
素人でも解る法律を視聴側にも解り易くセリフで説明する意味があるのか?
結局、殺意はなんなんだ?
福山のカッコつけの演技は如何なものか?
夢のシーンでの雪合戦はなんだろう?
監督はもっと勉強して映画を作ってもらいたい。
この作品を評価する映画関係者の頭は大丈夫かな?
面白いのか?
期待してみたが、結局何が伝えたいのか曖昧だった。
結論もなく、盛り上がることもなく、理解に苦しむ。
役所広司の演技など見所ではあったが、それだけな気がしてしまう。この手の映画は視聴者を納得させてくれるエンディングを迎えてほしい。
是枝監督の作品デビュー
名画座デビュー♬
デビューとともに巡る✨
というわけで、本日2館目にて三作目。
そして期待せず観たこの作品、めっちゃ当たり🎯
なんかうまく言えないけど、真実と戦略(建前)と騙し合いなんかが入り混じってて後から後から筋が変わる。こーゆーの好き、面白い。
もう一回観たい♬(´∀`艸)♡♡
あ!
あたし、是枝監督の作品はじめてだ。
<備忘録・追記>
何が起きたのかを知るのは真実を明るみに出すためではなくて、あくまでも依頼人にとって有利な条件を引き出すための戦術を練るため。弁護士の仕事はそれだけであり、人間的な感情がそこに介入する必要はない。
そう考えていた重盛弁護士が三隅の事件に関しては知れば知るほど戦術とは関係なく自分自身が真実を知りたくなって人間味が増しているように思える。
一方で三隅はそんな重盛が自分に歩み寄ればよるほど逃げるという不思議な構図。
焼肉は自分で焼け!
現代の設定なのに、お茶出してもらったり肉焼いてもらったり、なんかそういうことに無自覚な人たちが「真実とは」みたいな高尚な話してもな〜と思ってしまった。
司法の現実的な一面は初めて知ったのでなるほど、大人の世界なんだと感心した。
福山雅治が空っぽな印象なので、対比役としていまいち説得力を感じなかった。役所広司はすごく良かった!
だいたい性的虐待ネタ最近多すぎないかな。この映画に限らず、映画やドラマで事件の動機に利用しすぎだと思う。たいして深みがあるわけでもないし、現実に苦しんでる人に失礼なきがする。
映画的高揚感が全くない
きちんと作られているとは思う。
ラストに関しても個人的には全く問題ない。
そうゆう映画も今までも沢山あったと思う。
しかしこの映画、見ている時、見終わったあと
一度もおもしろい!と思える瞬間がない。
高揚するシーンが1カットもない。
心理戦とか言っときながら、
顔面アップの切り替えて!
クソしょーもない演出しながらカッコつけた
結末とってんじゃねー!と思った。
それなら最後、決定づけてアッと驚かせろよと。
非現実的なイケメンおっさんの顔面アップで見せられれば見せられるほどリアリティもクソもなくなる。
こちとら2時間の映画観てんだから
一瞬くらい楽しませてくれよ。
だいたい結末あやふやにする映画って
それまでが面白くて、あ、そうゆう結末とったか!
って、ラストじゃない? バカにしてんの?
役所と広瀬
●2018年30本目(DVD鑑賞25本目)
福山主演だけど、役所&広瀬が印象に残る作品でした。面白いかそうでないかといったら自分は面白くありませんでした。
数々の映画賞をとりましたが、そこまでのもの?と感じてしまいました
4.0です。
福山演じる重盛朋章以外の登場人物についてセリフ以外の書き込みは一切ない。であるからして、彼らは体温のない亡霊のようだ。全編通して漂う不穏な空気。今作では、中心にある河川敷事件の真実も犯人さえ明かされない。モヤモヤするといった批評は正しい。答え合わせのない、或いは解答の返却がないテストに気持ち悪い経験をしたことはあるだろう。ただしかし、それこそが我々現代人が生きる世界のあり方そのものなのかもしれない。
上質な法廷サスペンス
映画館で観たかったのですが、時間が中々合わずにDVD化になるのを待って鑑賞しました。主演は福山雅治さん。共演に広瀬すずちゃん、満島慎之介さん、吉田鋼太朗さん、斎藤由貴さん、橋爪功さん。キーパーソンとなる人物に役所広司さんという何とも贅沢な配役。
鑑賞するきっかけになったのが、豪華すぎるキャストです。
ある日、食品会社の社長がクビにした元従業員の三隅(役所広司さん)に殺害されるという事件が発生。早速、重盛(福山雅治さん)たちは三隅に接見に行くが、証言がコロコロと変わり、事件の真相がますます遠退いて行くというお話。
見ている側も、三隅に翻弄され続けてしまいます。本当のことを言っているのか分からない…。重盛たちと事件を追いながらハラハラして見ていました。
広瀬すずちゃんは、足の不自由な女の子を演じているのですが、天真爛漫で快活なイメージを覆す演技に引き込まれました。
役所広司さんは、登場するたびにオーラが凄く、一言一言に説得力がありました。「命は選別されているんですよ!理不尽に。」何かを訴えながら重盛に話す姿は、胸が締め付けられました。
後味は悪いですが、深く余韻が残る骨太なサスペンスだと思います。
見て損はない作品です‼
好きじゃないけど凄く考えさせられる作品
初めこの映画を観たときは、「何だよこれ、動機とか一連の真相を全く解らせないとか無責任だろ!」と怒りを感じ、2017年に観た中でワーストクラスの作品だと思っていました。
しかし、日本アカデミー賞で作品賞を受賞したと聞いて、何故この作品が評価されたのかを改めてこの作品について思い出しながら考えました。
その結果、「真相が解らずじまいで終わってしまう」という事そのものが評価されたのだと感じました。
実際問題、司法というのは結局証言台に立つ人の証言だけで判決しなければならないので、ある種の限界が生じてしまいます。恐らく冤罪等も少なからず起きています。裁判の難しいところですね。
そして、自分達の都合の良いようにみんな証言してしまうが、それが全て真実だとは限らない。だから真相は闇に埋もれてしまった。
そういったところが評価されたのだと思うのですが、そう思ったときに自分は「この作品はどうあっても好きにはなれない」と悟りました。
ただ、キャストは概ね良く、福山雅治は普通でしたが、役所広司の不気味な存在感と広瀬すずのミステリアスで哀愁を帯びた演技はとても良かったです。
個人的にモヤモヤさせるよりもきちんと真相を明かす方が好きです。
だから、この作品は今まで観た映画の中で唯一「好きじゃないけど、良い意味で考えさせられる作品」でした。
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