ナミヤ雑貨店の奇蹟

劇場公開日:

ナミヤ雑貨店の奇蹟

解説

東野圭吾の同名ベストセラー小説を、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介と名優・西田敏行の共演で実写映画化。過去と現在が繋がる不思議な雑貨店を舞台に、現実に背を向けて生きてきた青年と悩み相談を請け負う雑貨店主の時空を超えた交流を描く。2012年。養護施設出身の敦也は、幼なじみの翔太や幸平と悪事を働いて1軒の廃屋に逃げ込む。そこは、かつて町の人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」だった。現在はもう廃業しているはずの店内で一夜を過ごすことに決める3人だったが、深夜、シャッターの郵便受けに何かが投げ込まれたことに気づく。投げ込まれていたのは1980年に書かれた悩み相談の手紙で、敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くことに。やがて、この雑貨店と浪矢の意外な秘密が明らかになり……。監督は「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一。

2017年製作/129分/G/日本
配給:KADOKAWA、松竹
劇場公開日:2017年9月23日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第41回 日本アカデミー賞(2018年)

ノミネート

最優秀作品賞  
最優秀監督賞 廣木隆一
最優秀脚本賞 斉藤ひろし
最優秀助演男優賞 西田敏行
最優秀助演女優賞 尾野真千子
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(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会

映画レビュー

3.0製作委員会方式の弊害なのか

2017年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

東野圭吾原作、ジャニタレ主演に豪華共演陣、監督は売れっ子の廣木隆一と、お金も手間ひまもかかった映画なのに、つらい観賞体験だった。

冒頭で夜中の商店街(街灯は点灯)を逃走する不良3人。職質を気にしているくせに懐中電灯つけて無駄に目立つ。これは頭の悪そうな話だと早々にげんなり。林遣都が火事の孤児院に飛び込んで、2階テラスで救出対象の子を発見。燃えさかる屋内に戻っていくのだが、幼児を抱いて飛び降りれば軽い骨折程度で済んだのでは?山下達郎に劇中歌を書き下ろしてもらったから2コーラスは流そうという判断なのか、歌手に扮する門脇麦がライブシーンだけでなく、とってつけたようなPV風の映像で踊らされる。冗長。

廣木監督の好きな作品も多いのだが、本作に限っては「俳優が泣いて音楽流せば感動するでしょ」みたいな安っぽい演出が鼻につく。いろいろ大人の事情で、妥協の産物になってしまったのではないか。

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共感した! 48件)
高森 郁哉

3.0印象的な世界観

2024年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

やっぱり少し他のと毛並みが違うので興味深く観ることができた。

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isshii

2.5え?スカスカ、、

2024年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

原作は読了済み
この尺だとあまりにも無理があるのはわかるけど、人間の描写が重要なこの作品であまりにも端折りすぎてるなのに無理やり感動させようとしてるからこんな違和感があるんだと思う、実際はもっと心に響きます
歌の部分ももっと感動できるはずなんだけど薄っぺらく見えてしまうなんでだろう、本当に死んだあの人を思ってるように見えなかった
曲はよかったんだけど笑
西田敏行だけ圧倒的に演技うまくてなんだかもったいない
全体的にチグハグな映画でした

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まあ映画好

5.0最高に感動

2024年1月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

難しい

幸せ

東野圭吾さんの小説に人生救われた過去があります。
そして、西田敏行さんが大好き。
もう見るしかないでしょ。

と思ってみたら、序盤は退屈で観るのやめようかと思ってしまった。若い俳優のワチャワチャが見てられず、訳のわからない不思議ファンタジーと入れ替わる物語り。街並みが似てるから関係あるんだろうなと思いつつも、なんなんこれ?と序盤はしんどかった。

がしかし

その後物語が展開し始めるとあとはもう一山越えたジェットコースターのように怒涛の展開。意味不明な不思議設定がどうでも良くなる程涙が止まらない展開に。

東野さんご本人もこれは挑戦だったと書いたらしたけど、ホントその通り。一歩間違えれば駄作になりかねないギリギリラインを見事にブレイクスルーしている。

結果的に大感動です。

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シマケン