帝一の國のレビュー・感想・評価
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邦画でひさびさのヒット!
邦画はあたり外れが大きくて、アイドルものは下らないか演技が下手すぎて見ていられないので、最近は韓国映画ばかりみていましたが、これはひさびさに面白い映画でした。カメレオン俳優と言われる菅田くんが流石でした。ストーリーも面白かったし、最後まで引き付けられました。オススメ!
秀逸なコメディ作品
先行してリリースされたスピンオフショートがまあまあつまらなかったので、少しハードルを下げつつ見させていただきました。ハードル下げて入ったせいか、かなり面白かったです。テンポが舞台演劇的でリズム感がよく、気軽に笑いながら見れました。
この映画については、それ以上語る必要がないと思います。というか、語るのは野暮というもんです。
全編で力み過ぎて疲れる!!
全編で力み過ぎていて観ていて非常に疲れます。特にストーリーが面白い訳ではなく、コメディにもなり切れておらず全く楽しめませんでした。内閣総理大臣は国際金融資本の走狗でしかないため、目標としては微妙で幻想としか言えず、経験を通じて他に真の目標を得る訳でもなく、その事ばかりで非常に下らない映画だと思いました。大層なタイトルですが、生徒会選挙をするだけなので、この内容だと90分くらいで軽快に見せてくれないと長く感じると思います。
エキストラだけが気になった!
とにかく面白かった!
計3回観に行きました。
真剣にふざけて真面目にギャグをやってる感じがとにかくおかしくて面白かったです!映画館で自分もまわりの人も笑っていました。
何度でも映画館に足を運びに行きたくなりました。
一緒に観に行った原作ファンの友達も良かったと言ってくれていました。
原作リスペクトも感じられました。
ただ原作の大鷹弾はもっとやんちゃな感じなのに竹内涼真の大鷹弾はただのさわやか好青年だった気がするから、ちょっと惜しかったような?
唯一気になったのはエキストラが・・・
明らかにおっさんの高校生役はまだ仕方なかったにしても
昭和の時代背景にはありえない現代人な装いの文化祭のお客達と、派手な髪色の高校生役のエキストラが作品に合ってなかったのが気になりました。
撮影時に大量のエキストラが足らずに苦戦していたようなので仕方なかったのかもしれませんが
カメラにしっかり映るところはちゃんと高校生っぽいエキストラを、あまり映らないところにおっさんや派手髪のエキストラを置く考慮くらいはできたんじゃないかなと・・・
女性のエキストラの応募は大量にあったみたいなので、文化祭のエキストラはもっと服装等に厳しくして欲しかったです。
せっかく衣装、セット、小物ひとつひとつ工夫されてたのにエキストラだけが勿体無いなーと思いました。
それでもやっぱり面白かったのには変わりないので★5です!!
きっと原作漫画の方が面白いんだろうな。
原作未読。どういう画風なのかはネット画像を後で調べた。
生徒会長を目指す主人公とその周りの人達が繰り広げる活劇。
前半から感じたことは漫画らしい演出がおとなしめだった為、「漫画だと面白そうだな」と。
未読なので比較こそ出来ないが、この映画には感情移入が出来ず、ついつい原作に頭が行ってしまった。
(割り切って観れなかった。)
わざとらしい演出は実写ではどうなのか?
喧嘩などもこんなわざとらしくしなくてはならなかったのか?
漫画であるからこその面白い演出なのでは?
それをそのまま持って来て面白いか?
そのまま持ってくるのであればCGなど多様してバック背景、フキダシや描き文字等を入れても良かったのでは?
実写の面白みは?
考える部分は沢山あった。
頑張っていたのは菊間演じる野村周平くんぐらいの印象。
昨今漫画の実写化が多いが、この作品は私にとっておとなしめな作品に映った。
悪くは無いんだけど、もっと面白く出来ただろうにと。
最後に美美子のダンスは罰ゲーム?
いいね!
劇場で予告を見たときにはスルーを決めてかかってしまいましたが、BDで自宅鑑賞。面白かったです。
若い役者さんがイキイキしてる映画はホント好き。
永野芽郁さんかわいいね。男性キャストも花盛りって感じで景気がいいね!
吉田鋼太郎も正しく配されていたね笑
菅田くんはほんとに上手いね。次は抑えた役も見たいな。
演出や脚本も思ったよりバカバカしてなくて、きちんとしてました。予告よりずっと良かった。
笑いました!
予想以上に面白く考えさせる部分もある良作
コミカルな描写と闇の部分に焦点が当てられた人間の心の動きを対比させてビビットに描いている。
ストーリーの展開もベストに感じた。俳優陣の演技もハマっていてとても面白かった。
DVDで観ました。
原作を読んでいたので
『夏合宿は!?』
『遊園地は!?』
『氷室先輩の坊主姿は!?』
などないんかーいがありましたが、
DVDで良かったです。
声出して笑いました。
ただ、ほかのレビューにもありますが、一本完結じゃなく何本かに分けた方が楽しめた気がします。
なんならもう原作全部でドラマ化しましょう。
思った以上に〇
思ってた以上に良かった。
原作読んでないし、予告編観て笑いのテイストが強いのかと思いきや、立派に青春&ヒューマンドラマやっていたように思う。
銀魂といい、帝一の國といい、今年はジャンプマンガ実写化の当たり年だったな。
いちいちの一言が面白い
最初は、どうせくだらない実写映画の一つだと思って、原作が好きだったので、何気なく借りた一つだったが、いちいちの一言・いちいちの演出が面白い、人のツボというものを抑えている印象。
全てをなぞるようなものではなく、大きくハズレないが、オリジナル帝一の國という感じで、観ていて飽きないです。
将暉の年
最初予告編を見た時はくっだらねぇーアホみたいな映画だと思った。
流行りの漫画の実写化で、女子がキャーキャー言いそうなイケメンを揃えてのコスプレ祭り。
こんなの、ぜってぇーつまんねーよ。
が、いざ公開してみると、ヒット。評判もすこぶるいい。
こうなってくるといつものミーハー心で興味が沸き、見たくなってくる。
見もしないでの偏見、数々の御無礼、大変失礼致しました!
名門・海帝高校。代々生徒会長を務めた者は将来、官僚や総理大臣への近道。
将来総理大臣になり、自分の國を作る。入学したその時点から、赤場帝一の闘いが始まった…!
ズバリ!分かり易く言えば、帝一は『ちびまる子ちゃん』の丸尾くん。
そんな丸尾くんがどんどん異常になっちゃって高校生になって、周りも同じ輩。
総理大臣になるには生徒会長になる事。生徒会長になるには次期生徒会長の派閥に入る事。
その為には手段も選ばない!
犬にだってなるし、靴も舐めるし、ふんどし姿で太鼓をも叩く!
迫力ある音楽や全体の音。(これは単に大音量でヘッドホンしてたからかもしれないけど…)
スカッと高揚感すらあるテンポ。
痛快愉快な生徒会バトル・ロワイアル!
若手俳優たちの熱量高めの演技を見ているだけで楽しい。
見る前は菅田将暉以外皆同じ顔に見え、誰が誰だか区別出来るかなと心配要素あったが、その必要ナシ!
それぞれキャラ立ちもしっかり。皆揃いも揃って個性強烈過ぎ!
誰が敵で、誰に取り入るか。
『シン・ゴジラ』の台詞を思い出してしまった。「政界はシンプルだ。敵か味方しか居ない」
野心の塊。天才と狂気とバカは紙一重。…いや、同じ?
爆笑必至のテストの点数対決での血管ぶちぎれそうな怪演だけでも座布団十枚!
こうして見ると改めて、菅田将暉は面白い役者だと思う。
今年は主演作続き、“帝一の國”ならぬ“将暉の年”。『あゝ、荒野』や本作など変幻自在、主演男優賞の“票取り”はほぼ固いだろう。
帝一の最大のライバル、菊馬。『モンスターズ・インク』のランドール的なポジションで、野村周平が憎々しさと嫌味たっぷり。
帝一の心強い味方、光明。志尊淳が可愛い顔で強力サポート。
次期生徒会長最有力候補で、帝一が犬になりたい氷室。異彩を放ち、俺はまだ間宮祥太朗を知らなかった。
同じく次期生徒会長有力候補。氷室が“動”なら、“静”の森園。2年生だけど、千葉雄大が一番下級生に見える…。
そんな中で弾=竹内涼馬がまとも過ぎて明らかに唯一浮いている。でも、爽やかな好青年の彼に何度も助けられた。
吉田鋼太郎もいつもながらの大声量インパクト。
山路サンが実は意外と初老で驚き。どうしてもステイサムのイメージなので…。
永野芽郁は可愛ければそれで良し。
本作、単なる学園コメディに留まっていないのは、我々がよくニュースで耳にする醜聞を面白可笑しく、それでいて辛辣に置き換えている点。
政界。選挙戦。
派閥争い。票集め。賄賂。…
卑怯な策士は策に溺れ、傲慢な者には必ずしっぺ返しが来る。
トップに相応しいのは…? トップに相応しい“もの”は…?
何の為にがむしゃらに闘い、トップを目指すのか。
ほんの些細な理由。
たった一つのそれが、自分を突き動かす。
欲を言えば、“彼ら”の生徒会長戦は続編作ってやって欲しかった。
最後、思わぬ行動を取った帝一。
闘いの中で友情や人望を…NO!
帝一は帝一。
全ては、“マリオット”。
まだまだ野心と國造りを見たいぜ!
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