22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
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展開はおもしろい、題材は…
ネタバレの後振り返ると、単純な伏線がしっかりあったことに気がつく、そんな単純なことをバレずに丁寧に作り込んだストーリーと演技に脱帽です!
連続殺陣っていう題材は万人向けじゃないな…
初めて藤原竜也いいなって思った
突っ込みどころはあるけど良かった
藤原竜也が犯人で事件が22年前って、何歳設定?と思いました。
10代で犯行してるって事ですよね。
見てて違和感がありましたが、最終的になる程と思いました。
あと後半の一番盛り上がる所が迫力に欠けるイメージでした。
役者さんはとても良い演技をしていたと思いますが、演出的にもっと切羽詰まった感じを期待してしまいました。
雑な所や突っ込みどころは少しありましたが、見終わって良い映画だったと感じました。
韓国映画のリメイクだそうですね。
違和感や突っ込みどころは、もしかすると文化の違いから感じてしまうのかもしれませんね。
なんでわしが総理の時にこんな大事件ばかり起こるんじゃ!
1995年1月17日、阪神・淡路大震災発生。3月にはオウム真理教による地下鉄サリン事件。そしてこの5連続絞殺人事件。本当にあった話ならばかなり小さく扱われた事件だったかもしれない。世の中は世紀末思想に走ってるんじゃないかとも噂された時期、この2年後に神戸連続児童殺傷事件が起こる・・・
映画では冒頭から震災の映像を流し、殺人事件の時効廃止の説明が行われ、文句はあるまいなと訴えてきてるようでした。すなわち連続殺人事件は15年という時効が存在するときに行われ、2010年には刑事訴訟法改正が行われたもののギリギリ時効になってしまっているのだ。そこから7年経ち、真犯人が堂々とメディアの前に顔を出し、告白本まで出版するというおぞましさ。被害者遺族からの恨みやバッシングなどもある中で、出版記念サイン会などで殺人犯を支持した狂信的なファンにも囲まれたりする。神戸連続児童殺傷事件における少年Aも一部で神のように崇められていたことも思い出しますが、映画ファンならば『デスノート』のキラも思い出されます・・・なんとその殺人犯曽根崎とキラが同じ藤原竜也だった!
やがてテレビ局も曽根崎にインタビューすることになり、「NEWS EYES」のメインキャスター仙堂(仲村トオル)が大役を買って出る。彼は事件前は渡部陽一氏のような戦場カメラマンであり、フリージャーナリストとして連続殺人事件を扱ったことによって今の地位となっていた。曽根崎がテレビ出演を果たした直後、「俺が真犯人だ」と訴えてくる者が現れた・・・
韓国映画『殺人の告白』がオリジナル。未見なので何とも比較のしようがありませんが、今作の場合、年齢設定に突っ込みどころがあったり、遺族たちが犯人を殺したいほどに復讐心を駆り立てられるという不自然さもある。現実では4番目の被害者遺族の山縣医師(岩松了)の対応が最もリアルだと思います(尤も、これには裏があったわけだが・・・)。
22年もの月日は復讐心をかなり和らげてくれると思いますが、今更名乗り出ることの意味は真犯人をあぶり出すための計画されたものだったとわかり、謎も氷解。上手く作られてます。もっと納得がいったのはエンドロールで渡部陽一の名を見つけたことでした!
感慨深い
飛行機の中で観たんですけど、なかなか…でした。タネは結構わかり易かったから見始めてすぐ判ったけれど、時効、殺人、愛情について深く考えさせられる映画だったと思います。人の生命は、自分一人だけのものじゃない。ってことが、ミステリーなのに凄く伝わってきました。見た後に胸が張り裂けそうでした…
展開や設定が面白い
時効や時効撤廃の時期を上手く利用していて、設定そのものに興味をそそられる。
内容は過剰なまでに劇的だと思ってしまった。特異な設定であるが故の違和感を所々で強く感じたけれど、ナルシシズムを貫いた作風に結構心を持っていかれてしまった。クライムサスペンス…オブラートに包み込むこのレッテルも悪くない言葉だなーとつまらん事まで思ってしまった。
今度は連続殺人犯(!?)
韓国映画のリメイク作品。
良い作品だからリメイクしたんだろうけど、なかなかよく出来てて、想像以上に良い作品でした(^^)b
ただ、殺された人物がなぜ殺されたのかって理由がちゃんとあったら、もっと良い作品になった気がする…
さて、日テレ系映画の藤原竜也、いつも変な役が多くて、なんとなくかわいそう…
と、思ったら、今回はそうでもなかった。
強いて言うなら、44歳って設定は無理があったかな(^_^;)
ってゆーか、あれは早乙女太一かぁ~
なんか見たことあると思ったら…
無理
殺人犯が事項成立後に名乗り出る話。でも、無理な設定がリアリティーを壊してて、反抗動機含めて色んな所に矛盾が出てて、観てて苦しくなる。
妹が殺された理由が分からんし、行方不明で生死が分からないのに自殺する恋人も分からんし。。
ちょっと設定に無理が有りすぎるのではないか。
痛く、苦しい…
時効って何だろう…。
被害者家族にとっては、時効の0時を過ぎたからといって、傷が癒えるわけでもなく、殺人事件なら殺された人が生き返るわけでもなく…。
きっと世の中には、こうした苦しみ中で、毎日を生きている人もいるのでしょう。
単にサスペンス映画というより、社会風刺的な要素も絡めて、登場人物像に同化しながらのめり込んだ2時間でした。
痛く、苦しく、切ない作品で、観終わった後、ドッと肩に力が入っていたのが、抜けて行きました。
しかし、相変わらず藤原竜也は、藤原竜也を見事に演じていました。
これで終わりと思っていたら、最後のオチは、やっぱりって感じでした(笑)
面白かったけど、やっぱり『サイタマノラッパー』みたいな映画が見たいような気がする。
最近日本映画でよく見かける感じのクライムサスペンス物。
原作は韓国映画らしいけど、内容的には『64』みたいな感じでした。
こういうのは犯人のキャラ設定にかなり無理があるものがほとんどで、最初は面白そうだけれど、最後はかなり変な感じで終わるものが多い。
でもこの映画はそれに近いものはあるけれども、ぎりぎりそうなってなかった。
どんでん返しがあるのだけれども、これも現実にはありえないと思うけれど、映画的にはアリかな?ぐらいのレベルだった。
現実の出来事もうまく盛り込んでいるし、登場人物の設定や人数、配役もちょうどいい感じ。
特に藤原さんがよかった。
同じような作品で『藁の楯』にも犯人役で出ているし、刑事役は大沢たかおさんではなく伊藤英明さんになっているけれども、似たようなイメージの人なので、『藁の楯』と一緒にセットで楽しむのもいいかもしれない。
入江悠監督が好きなので見たのだけれども、いろいろちょうどいい感じで、うまく組み合わせてあって、監督の才能は感じたけれども、入江悠監督らしい作風はなかった。
原作物だからしょうがないのかもしれないけれど、なんとなく不満だった。
メジャーデビュー2作目の『ジョーカーゲーム』から変わったような気がする。
『ジョーカーゲーム』は週末興行収入1位になれなかったけれど、この映画は1位になったので、これで名実供にメジャー監督の仲間入りということになった。
売れるためにはしょうがないのかもしれないけれど、こういうありきたりの映画ではなくて、出世作の『サイタマノラッパー』みたいな映画が見たかった。
でも、やったとしても、ああいうダメ男が主人公の地味な映画では、興行的に当たるわけがないのでやむおえないのかもしれない。
同時期にテレビの深夜ドラマで、なぜか入江監督が『サイタマノラッパー』の続編やっていて、なんでやっているのかよくわからなかった。
でもこの映画みたら、宣伝的なものもあるのだろうけど、今までのファンに申し訳ない気持ちとか、やりたいことできない不満みたいなものもあるのかもしれないと思った。
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