ナラタージュのレビュー・感想・評価
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登場人物の再現度が高い。 映画全体の色合いが緑色とセピア色で芸術的...
登場人物の再現度が高い。
映画全体の色合いが緑色とセピア色で芸術的だった。
有村架純さんの熱演もとても良かった。
映像化で一番期待していた主人公のドイツ旅行が無くて残念。
辛い
有村架純ちゃんが好きなのでと軽い気持ちで見始めて、事前情報ゼロで視聴開始したので最初はサスペンス系だと思ってました。
高校教師と恋愛って中々現実味がない(まぁ物語なので…)。
坂口健太郎じゃん!とか松潤だ!って思ってたけど松潤の役、結構クズで死んだ笑
私も好きな人にこんな風に雑に扱われても好きだもんな、と架純ちゃんに謎に共感して見てました。なので実際に大事にしてもらってないかも、と思ってちょっと辛かったです。高校の後輩が死ぬ割にストーリーの中でははい、死にましたって感じであまり話題に上がらないところが主人公が先生以外に関心がなくどうでも良いという表れなのかな?そこはよかったです。
靴職人の子、、ってなりました。あまりにも可哀想で。濡場多いので電車では見れません。
女性向けなんかな?
元々恋愛物が苦手で(じゃあなんで観るねんって話やけど)
正直最後まであまり良くなかった
色々頭の中で出来上がった感じのストーリー
まぁ映画なんやし現実感なくていいんやけど
京都に帰郷した時は関西弁やのに、メインの富山の時は全員標準語なのがなぁ
葉山先生は元々東京っぽいからいいとしても
聞きやすくしたいのは分かる
でもなぁ
【教師と元生徒の“禁断の恋”を描こうとした作品。この作品を支えているのは、有村架純さんが確かな演技で、駄目駄目な二人の男に見切りを付け、新たなる人生を歩み始める姿である。】
ー 手元には今作のフライヤーが三種ある。だが、当時私は今作を鑑賞しなかった。理由は明確にある。ー
■大学2年生の春、泉(有村架純)は高校の演劇部の顧問教師・葉山(松本潤)に、後輩の卒業公演に参加してくれないかと、電話で誘われる。
葉山は高校時代、孤独な泉を救ってくれた教師だった。
誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉は、再会により気持ちが募っていく。
◆感想<可なり、男目線で、批判的に書いています。>
・葉山が、自分の妻、美雪(市川実日子)が精神に異常を来し、家の納屋に火を放ち、東京から逃げるように富山に赴任して来た背景の描き方が粗い。
・そこで、出会った泉が孤立感を深めて行く中、演劇部に誘う葉山という設定だが、泉が孤立感を深めて行く過程が、キチンと描かれていない。
ー 故に、葉山に対する泉の想いが伝わって来ない。ー
・泉の卒業時、葉山が”自分を慕っていると知っていて”泉の唇に触れるシーン。
- 男として、どうだろうか、この行為は・・。-
・更に、随所で卒業した泉に電話を掛けてくる葉山の姿。
- 再び書くが、男としてどうなんでしょうか?若い女性を迷わせているだけではないのか?-
・泉は、葉山への想いを吹っ切る様に、自分に想いを持つ小野(坂口健太郎)と付き合い始めるが・・。
- 小野の、恋焦がれていた女性、泉に対する態度の微妙な変化を坂口健太郎が絶妙に演じているが、観ていて”この野郎!”と思うシーン多々あり。
夜中に葉山から掛かってきた電話について、着信履歴を見せろとか、男としての器が小さすぎる。しかも、別れの際に、自分で作って贈った靴を脱いでくれ!という言葉に至っては・・。-
・葉山も、妻の父が訪問して来た事で、グダグダになり、泉へ助けを求めるシーン。
- 何となく、葉山の妻が精神的に異常を来した理由が分かる。
【葉山は優しいが、男として”ここぞ”という時の力が無いのである。】ー
・再後半の、女生徒が歩道橋から身を投げた理由も台詞で語られるのみで、隔靴掻痒感が半端ない。
<行定勲監督監督は、恋愛映画の名手とされているが、この作品は男から見ると、駄目駄目な二人の男に翻弄されつつ、自分の道を歩み始める強い女性を描いたように見える。
監督の作品制作の意図がそうであれば、という想いと、有村架純さんの身体を張った熱演に対し、評点を付けた次第である。
女性の方が今作を観てどう思われたかは分からないが、男から見ると、繰り返し書くが、駄目駄目な男二人に翻弄された女性を有村架純さんが、確かな演技で演じた事が見所であった作品であると思う。
彼女が、駄目駄目な男達に見切りを付け、新たなる人生を歩み始めるラストシーンは、そういう意味では印象的であった作品である。>
思い出の箱が...
学生の頃、片想いを長い事引きずっていました。
ある時自分で断ち切る事ができましたが、
盲目的な思い出こそ美化されていきますよね。
悪く言えば、葉山は泉を利用していたし、
泉はそれを理解せずに都合のいい女になっていた。
小野くんはそんな2人に振り回された可哀想な男。
学生だった泉は
葉山に都合良く利用されてるなんて気付けないし、
小野くんも余裕ある大人になんてまだなれない。
やっぱり大人の葉山が1番ずるいなと思いながら見ていました。
自分は登場人物たちに共感できたので、
最後までじっくり見れました。
そして思い出の蓋が開き、エンディングで回想してしまいました。
映像も邦画らしく繊細なので、
たまにふっと思い出の箱を開けたい時に見たくなる映画でした。
小野が不憫
静かで切ない大人の恋愛映画
だけどね、小野があまりにも可哀想だよ.....!!
携帯見てちょっとの束縛だけで良かったな
私だったら殺しちゃってるよ....!!小野で助かったな....!
それと雨のシーンが多過ぎてうるさいのと、倫理的に教師が生徒に手を出すのは御法度だけど松潤なら私は良いよ、喜ぶよ
別れ際がなにより大事
★3.8
高3〜現代(社会人数年目くらい)
高校教師に想いを寄せ、
近づいたり離れたりした愛の話。
卒業式のシーンは
松潤が勝手すぎてまじふざけんな、
って思ったけど。
松潤は連絡を無視したり
拒絶するような傷付け方はしなかったし、
最後にちゃんと全部話してくれて
いいお別れの形を作ってたから、
嫌な気持ちにならず最後まで観られた。
どんな恋愛にも幸せな時期はあるけど、
年月が経ってもう恋愛感情もなくなって
ふと振り返ったとき、
あー気分悪い、ほんとくそな男だった、
時間がもったいなさすぎた、抹消したい、になるか、
はは、あの頃は幼かったよね、、
あんなこともこんなこともあったな…
色々あったけど、それも経験だよね、
って笑えるかは、
最後どう別れるか終わるかにかかってると思う。
この映画は後者。
ヘアメイクや照明、
ビジュアルてきなものが全体的に綺麗。
有村架純がちゃんと高校生に見えた。
大学生にも見えたし、社会人にも見えたし、
衣装・髪型・メイクを使いこなして
しっかり棲み分けされてるのがよかった。
(制服姿を違和感なく見ることができた、のが大きい)
それによって、高校時代⇄大学時代を行き来しても
いつの話か戸惑うことなくノンストレスで話を追えた。
ただ坂口健太郎だけはちょっとなんか
すごい老けて見えたな🙃
有村架純と坂口健太郎の掛け合いも、
はじめての買い出し〜
衝突したり謝ったりまで、全部すごく自然で、
有村架純ってこんなナチュラルな演技できたんだ
こんな自然体で溶け込めるんだ、と驚いた。
原作通りのセリフなのか分からないけど、
「私から掛けたわけじゃないし」
「私やっぱり戻りたい、葉山先生のところに戻る」
「最後にもう一度だけ、先生の部屋に行きたい」
ここらへんのセリフすごくよかった。
靴を脱いだまま立ち去るのも良かった。
最近の、うまくいかない恋愛を描いてる作品は、
ものすごくメンヘラだったり、
どうしようもなくクズだったり、
終わりすらもちゃんとできない、
ぐちゃぐちゃのまま1人残されて、
自分1人で、
相手が何を考えてたのかどう思われてたのか
自分は、私たちはなんだったのか、
そんなことを自問し続けるみたいなが多いから、
どんな経緯であれ最後に二人のなかで
通じ合えるものがちゃんとあった、ていうのが
よかった。
生徒を救いたい、力になりたい、
救えなかった時の自分を責めてしまう
真面目で責任感のある教師らしい性格や、
教師っていう狭い世界のなかで生徒に行くところ、
幼いなかで辛いときに手を差し伸べてくれた教師に
いろんな感情を持ってしまうところ、
学校が舞台だからこその
あー、あるんだろうな、あるよな、という
現実離れしてない感じもよかった。
懐中時計の針が動くの、
主人公の気持ちの歩みと重ねてるのかとは思うけど、
普通にねじ巻いてないのに動くのは怪奇で怖かった。
でも、久しぶりにいい映画だった。
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◆備忘録ネタバレまとめ
舞台は富山県
高3で孤立、絶望の日々
気に掛けてくれた教師に想いを寄せる。
卒業に合わせて告白しようかというとき、
教師には別れた妻が居て、離婚理由は彼にあり、
彼はそれに責を感じていることを聞かされ、
交際を申し込むのはやめることにする。
卒業式の日、教師にキスされる!!!!!
にも関わらずそれから2年一切連絡なし。
大学2年、教師から唐突な連絡。
文化祭の出し物を手伝ってほしいと。
同じく文化祭を手伝うメンバーとして
卒業生や他大学のイケメンもおり、みんなでわいわい。
イケメンに好意を寄せられ、
一度は教師のこともあり断るも
なんだかんだあってイケメンとの交際を開始。
ちなみになんだかんだ、のなかで、
弱った教師に呼び出されるとか
教師実は離婚してなかった!!!!とか
腹立つから熱湯シャワーかけてやるとか
抱きしめられてキスし合うとか
いろいろあった。
しかしイケメン、
携帯見たり人の手帳開けて未開封の手紙読んだり
嫉妬深いメンヘラで狂気やばい。
さらにある夜不審者につけられて怯えてるのに
イケメンは助けに来てくれなかった、
教師は純粋に心配してくれた。
そんななかで文化祭を手伝ったメンバーに関わる
とてもショックな事件が起こる。
弱った教師の姿を見て、
イケメンに謝罪と別れを告げ、教師の元に戻る。
教師はこれまで面会できなかった妻と再会を果たし、
これまでの自分の気持ちを整理し、話してくれた。
東京に戻り奥さんやり直すのだ、と。
そして教師は言った、
「恋ではなかったけど、必要としてた。」
「逃げ込んでただけだけど、君に救われた。」と。
最後に交わる二人
教師は父に貰った大事な懐中時計をくれた
大事なものだからこそあげたいんだ、と。
教師との思い出、教師への想い、
社会人になっても断ち切れないままでいたが、
懐中時計に刻まれた文字が
「幸せであるように」だと知り、
さらにはねじ巻いてない懐中時計が
勝手に秒針刻み出し、
なにか一歩踏み出せるような、
前を向いた気持ちになって終わり。
愛じゃなくて、恋…。。
松潤の演技の下手くそさにまずビックリ。
嘘臭い恋愛。というよりも薄っぺらい恋愛だと思う。
相手を心の底から思うという恋愛ではなく、ナルシズム的な愛を分かりやすく描いている。
自分が相手を好きだ!その気持ちだけに個々が終始翻弄されている。
肉体関係を持ってすぐに俺の女扱いするくだらない男の行動。
緊急事態を理由を建前に呼び出す。
最後の思い出作りという形でセックスをして別れる。
こんな感じの一連のドラマに感動など出来ない。
個々各々の個人的な思いはとても理解できるが、そこに全て終始している。
恋心は描かれているが、愛ではない。
この映画の一番の見処は、主人公の有村架純の演技力の素晴らしさ位しかない。
ズバッ!と言わせてもらいました。
残念な仕上がり
松潤って、ここまでカスな演技しかできなかったか?
多分、松潤にあってない。
それと、この映画、原作もこうなのだろうか?あまり読む気はしないが、人間がカスすぎる。現実的にも、こんな生き方してる人もいるのだろうが、本当にしんどい恋も生き方も、がんばりも全く書かれていなくて、中学生の人生経験レベル。人はそれぞれ複雑に入り組んだ人間関係や、社会があって、常にそういうものに苦しめられながら悩んで生きるもの。
その辺りは現実感がゼロで、非常に下らない。
中学生レベルと書いたのは、そう言う意味だか、感動や共感出来る人は多分これからいろんな事がこれからやってきて楽しんだり苦心だり頑張ったりするのだろう。
行定監督にしては、最低の駄作だな。いつもはもっと深いとおもう。
松本潤だとなんだかシュールに感じてしまう。 好みの問題だと言われれ...
松本潤だとなんだかシュールに感じてしまう。
好みの問題だと言われればそれまでだけど、こういう役は似合わないな。
主役2人はあまり感情的にならず無表情でセリフも少なめ。
まぁこういう内容でヒステリックに叫ばれても冷めるだけなので有りかなと思う。
個人的には2人にはプラトニックな関係でいてほしかった。
退屈にすぎない
よく言えば静かな映画。
悪く言えば退屈、時間の無駄。
すごく研ぎ澄ませば違うと
何か感じるのかもしれないが
ただの面倒な映画。
見たいと思わせる映画は
勝手にこちらが研ぎ澄まされる。
どっちつかずのダラダラした不倫男と
好きな女に対する感情を
あらわにしかできない若い男の子との間に
翻弄される不倫気質の女の子の話。
その間に主人公に近しい年頃の子たちの
様々な葛藤や生死が描かれようとしているが、
それもただ退屈の中にあるもの。
ストーリーの組み立ても、前後に現在、
ナラタージュの名前そのままに
真ん中に過去を振り返る構成は、
既視感が凄い。
何が言いたいのか、
何を感じればいいのか分からない。
有村架純の情事も色香はもちろん、
艶っぽさも刹那さもなく、
話題にした大人の気がしれない。
これなら素人の恋愛の方が面白いのではないかと思うほどの駄作かと。
松潤ファンは見ない方がいいかと...
退屈な映画でした..。最初は面白いかなと思って観てたけどだんだん長く感じてきた。実際長い。
原作はきっと繊細で素晴らしいお話だと思うんだけれど、それが映画にしたらうまく伝えられてないんじゃないかと思いました。原作読んでないけど何となくそう思ってしまいました。
先生役は松潤以外にいなかったのかなぁ?
ジャニーズ使えば売れると思ったのかなぁ...決して松潤の演技は悪くないけれど、もっとこの役にぴったりの俳優さんがいたのではと思います。
先生は前の奥さんと寄りを戻すみたいになってたのに、最後に自分に想いを寄せる生徒と思い出づくりのように関係を持ってしまうところとか、柚子ちゃんが変な男に付き纏われて結果自殺しちゃうところとか、これは物語とどう関係あるの?ハテナ???が止まらなかったです。原作を読んでいないからわからないこともあるかと思われますが...。
松潤ファンにはシンプルにしんどい映画かなと思います。
あと、嫉妬が過ぎてサイコパスっぽくなった小野くん役の坂口健太郎の演技は光ってました。逆にそれ以外はあんまり印象に残らなかったかな...あ、古舘佑太郎もよかった!!
個人的に有村架純が好きなので、それでこの映画を観ましたが、久しぶりに早く終わらないかなぁと思ってしまいました...(有村架純は流石の演技でした!見事に役を演じきったと思います)。是枝監督だったから、期待してましたが、⭐︎⭐︎です。
腑に落ちないメロドラマ。その理由。
細マッチョ専門に堕とす涙目のロリ。
腐れ縁ものの成瀬浮雲をひとり見る女。
この依存関係を純愛と定義して時に泣き、この後もズルズルと煮え切らぬ彼らとの関係を引き摺るだろう。
嫁とその親、お可哀想に。
そうは正面から撮らぬから腑に落ちない、変に王道らしき浅いメロドラマ。
期待以下でした
有村架純さんだけに期待していたが、こうもつまらない映画だとは思わなかった。
ストーリとしてありがちではあるが一定レベルの成立はしていた。
しかし、それを演出するための重要なポイントは、主演である有村架純さんのベッドシーンがこの映画の切なく狂おしい恋愛を引き立たせるはずなのに、それがあまりに形だけのベッドシーンに終わってしまい完全にトーンダウン。
それが何度かあるが何度も失敗状態で見せられるもんだから、こっちは余計に面白くなくなっていく。
ここ、しっかり演じられる女優か、そういうシーンをこの年でこなせる女優さんをキャスティング出来なかったスタッフの完全なる敗北。
有村架純さんがそこまでやると言ったか言ってないか、もしくはそこまで必要ないと判断した作り手か、定かではないが、このナラタージュという作品がどういうお話なのかしっかり理解していれば、こんな後味の悪い結果にはならなかっただろう。
葉山先生が、
どうしても受け入れられない。
美しい松潤が演じてるのに。
女々しいし、生徒に手出すし、はっきりしないし、
もうなんなんという怒り。
泉の気持ちはよく、わかる。
忘れるために新しい恋をするけど、結局戻ってしまう。
せつない。
その分葉山先生に怒りがわく。。
割と長めの映画。
泉が葉山先生を忘れる?ために付き合う小野くんが突然性格な豹変する感じとか、
柚子ちゃんがレイプされてて、ずっと悩んでて自殺しちゃう流れとか、
突然の描写が入り込む。
葉山先生や小野くんと散々な恋愛をした泉が、会社の後輩の彼とうまくいくことを願う。。
切ない
共感する部分は、なかったけど、すごくリアルな映画でした。
自分の今の彼と勝手に重ね合わせてしまったり、生きていく上で、こんな男の人いるよねぇ、なんて考えさせられたり。
葉山先生の優しさはずるいってすごく思いました。
泉のまっすぐに葉山先生を思う気持ちに対して、最終的に、葉山先生はその想いにこたえない。ハッピーエンドじゃないからこそ、なんか心に残るものがありました。
泉にとって忘れられない恋かもしれないけど、客観的に見て、ただの都合の良い女なのでは?と感じました。
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