劇場公開日 2017年11月18日

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「エンドレス・ポエトリー」エンドレス・ポエトリー しょうちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0エンドレス・ポエトリー

2017年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2017年116本目の劇場鑑賞。
前作「リアリティのダンス」に続いて自身の思春期・青年時代をマジック・リアリズムのタッチで描いた自伝的ファンタジック・ドラマ。
前作「リアリティのダンス」から3年、
舞台はサンティアゴへ。
本作は前作のエンディングから始まります。
酔っぱらいが刺されてお腹から腸が出るし、
万引き客(男)に容赦なく暴行を行い、
万引き客(女)は大衆の前で全裸にされる。
冒頭から過激な描写が描かれてます。
ホドロフスキー監督は好きな映画監督として、
イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの名を挙げていまが、
小人やピエロや巨乳の女性が登場する点だけでなく、
主人公がボヘミアンな人々と交流しながら、
セックスや芸術や情熱や破壊というものに触れていく過程が、
フェリーニ色の強いものになっています。
R18+で観たのですが、
R15+もあるらしく違いはち〇こにボカシがあるかないかとか。
これからの方はぜひR18+でご覧ください。
前作と本作はアレハンドロ・ホドロフスキーの自伝的な物語ですが、
あと3本作りたいそうです。
しかし監督もすでに87歳。
元気に最後まで撮り終えて欲しいです。

しょうちゃん