劇場公開日 2017年2月25日

彼らが本気で編むときは、のレビュー・感想・評価

全208件中、141~160件目を表示

3.0新宿ピカデリーにて観賞

2017年3月6日
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生田斗真扮するリン子に仕草から表情まで実在感があり、子役や桐谷健太との情感も説得力がある。言葉のテンポも良く、涙を出す場を捻ったオチもありだ。

登場人物が理解ある人、偏見を持つ人で二分されており、特に後者の人物像にリアリティが無いのは勿体ない。

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shallowwhite

5.0凄く良かった❗

2017年3月6日
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リンコさんの美しさが心から、来るものなんですね。
子供に対する気持ちが全くない女性が多い気もします。
こういう夫婦があっても良いでしょう。
リンコさんの愛で、強く逞しくなって良かった。

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レナ

5.0深く切なく、優しく温かい

2017年3月6日
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鑑賞方法:映画館

この作品を見て、井上ひさしさんの言葉を思い出しました。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、
ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、
まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうゆかいに」
見るまでは少しハードな内容をイメージしていましたが、実際は、様々な母と子の関係を公平な目線で描いた、なんとも優しく温かい作品でした。人によって共感ポイントはそれぞれでしょうが、私は11歳の少女の成長物語として鑑賞し、観終わった後は自分の大切な人たちに想いを馳せました。いわゆるお涙頂戴映画ではないけど、静かで温かい涙がすぅーと流れる、そんな秀作に出会えてとても良かったです。

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nutscrackwave

4.5あたたかかった

2017年3月6日
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鑑賞方法:映画館

あたたかさに包まれた映画でした。
それぞれがどんな気持ちで、「それ」を本気で編んだのか。そこに至るまでにどれだけの時間と、感情の渦があったのか。子役の方々が特に素晴らしく、リンコさんの少年時代の演技には涙が流れました。
ただ、カイくんのその後というか、感情や行動の変化があったはずなので、そのあたりがもう少し観たかったです。

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U-i

2.5良くできた映画だがステレオタイプすぎる

2017年3月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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めい

5.0泳魚

2017年3月5日
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鑑賞方法:映画館

騙された。
タイトルからてっきりホイチョイの新作バブル映画かと思ったら、とても丁寧に描かれた“今”の映画だった。

たくさん見てる訳じゃないけど、荻上監督と言えば、日曜の昼にウトウトしながら家のTVで観るような映画を丁寧に撮ってるイメージがあって、いや、今回もそれの延長線上ではあるんだけど、そういう人が撮るからこそLGBTQというデリケートな“今”が上手く描かれているんだなと感じた。
ある人にとってはこれだって日常系映画かもしれないし、でもある人にとっては到底受け入れ難い題材かもしれないし。
劇中の小池栄子やミムラだって、あれが現実ではまだまだマジョリティだと思うし、映画というフィルターを通さなかったら悪人とも言い切れないと思う。
この問題に限らず、みんなが想いを一つにする必要はない、認め合えればそれでいいんだけど、まあ、それこそがとても難しい事だったりするし、“個性”として活かせるかいうのはその人の特性や環境にもよるし、皆が皆スイミーやマツコ・デラックスみたいに上手くいく訳じゃない。
だからこそ、ゆっくり、こうした映画を通して理解を広げて行くことが大切なのかなと。
それにしても、飛び交うチンコ、燃え盛るチンコで涙ぐむとは思っても見なかった。
35

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ヨッシー

3.0温かさとたくさんの問いかけ。

2017年3月5日
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ゆめ

4.0とてもとてもとてもいい映画でした。 この世に生まれてきたこの唯一無...

2017年3月5日
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とてもとてもとてもいい映画でした。
この世に生まれてきたこの唯一無二の自分を生きるために、つらいこと悔しいこと痛いことどうしようもないこと、きっといっぱいある、それでも生きるの。
優しく優しく、この社会に横行している「普通」というケモノと戦うの。
人は、それぞれで、いいのよね。

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豆

0.5生類憐みの令

2017年3月5日
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鑑賞方法:映画館

やりきれない気持ちを昇華する物語。

マキオを演ずる桐谷氏の棒読みの台詞や、ぎこちない表情が気になって仕方がなかった。
また家庭内でのだらしのない仕草や、リンコさんを抱き締めるシーンでは筋肉の強張りが感じられ、トモの強張りを解く馴染みやすい役柄として不適当である。

また、生々しい家庭・社会問題の上澄みのみ掬うかの如く陳腐で時代錯誤な表現の数々からは、偏見に対する偏見が見受けられ、時折挟み込まれるリンコさんの母親の無神経さをギャグとして見せられても嫌悪感しか抱かない。
自分もトモと同じ母子家庭で、大変な苦労を経験なさっているだろうに、娘のパートナーに対して「片親だからラッキー。」などという非常識な台詞が出てくるなどまずあり得ないだろう。
勿論、敢えてそういう態度であっけらかんと受け入れ昇華しているという表現だが、その演出意図を含めて下品極まりない。
それから、末尾での「姉さんを宜しく頼む。」という叔父の発言にも納得がいかない。
しっかりしていようとトモは子供だ。
何故これ以上、大人の態度・行動を背負わせるのだ。
どうして「いつでも遊びにおいで。」と言ってやれない。
監督の倫理観に疑問符が付く。

現実に子供が思い詰めて自殺する世に於いて、片付けられた部屋を映して締めとせず、理解無き人間に対して、どう向き合い行動していくのかを示す責任があるのではないか。
本気で編む事は大事だが、苦難に対する解決には繋がらない。
本作をトモやカイと同じ様にネグレクトやいじめの渦中にいる子供が観た時、四面楚歌の中で編み続ける孤独を是としかねない。
また、本来助けを求めるべき児童相談所の人間まで理解無き大人として描かれている為、現実的且つ効果的な解決法の全てを封じてしまっている。
これでは立ち向かったり、逃げたり、理解を得ようとする心を育む事など到底叶わない。
トモの様に強く優しい人間が臨界点に達した時、どうなるのか。
死を選ぶのだ。

某Webマガジンのインタビューにて荻上監督は、「自分が決めた道を歩んでいるのであれば、周囲が何と言おうがどうでもいいと思う。」「自分が選んだ道を進んでいる限り、私は誰に嫌われても平気なんです。」と語られている。
成る程、監督は理解なき人や物事に対して無頓着に生きてきたのだろう。
それは他者との連帯から掛け離れたものであるという事を知るべきだ。

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たろっぺ

4.0揺れる時代に必見!

2017年3月5日
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LGBTについては、世の中全体が、まだまだ戸惑いや否定的な意見が多く見られる。本作は、本人、親、身内、従来の「常識」に囚われた他人など、LGBTを取り巻く状況をうまく描いていると思う。
予想以上の秀作。

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こばりん

4.0『彼らが本気で編むときは、』 以前トランスジェンダーの人とお仕事を...

2017年3月5日
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悲しい

『彼らが本気で編むときは、』
以前トランスジェンダーの人とお仕事をしていたこともあり、なんとなく映画館へ。
この映画を通して今頃になって彼がどんだけ生きづらかったか。当時は理解してくれる人もいなかったんだろうなって。
涙が止まりませんでした。

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あやこきん

5.0期待以上!

2017年3月4日
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渚カヲル

4.0切ない

2017年3月4日
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すごく良い映画でした。りんこさん素敵すぎる。お母さんとの関係性てほんとに大事なんだなぁと思いました。とも役のりんかちゃん、演技上手!泣いているとかわいそうでかわいそうで一緒に泣きそうになりました。りんこさんもともちゃんも幸せになれますように。

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みみみ

3.0むずかしい

2017年3月4日
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難しい

こういう人とはいえ出会った事ないので、自分が果たして、どう感じどう思うのかわからないから、理解しようとせずに拒否反応示す人に怒りとかは感じない。
子役の子はアイドルになれそうだ。
斗真くんはむずかしい役を良く演じてたと思う。
もう少し背の低い他のジャニーズなら、似合い過ぎたんだろう。
斗真来んの背がこの役に必要だったのだろうね。

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花形右京

4.0まもり方

2017年3月4日
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くり

5.0また観ようかな

2017年3月3日
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また観たいな、と久々に思う映画だった。
優しくて、暖かくて、切なくて、笑えて、泣けて。
人生色んなことがあって、いいことばかりではなく、苦しいこともある。
その時どうするか。
わたしも編もうかな。

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えーみ

4.0暖かい春の映画

2017年3月2日
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LGBTを主人公においた日本映画で一番自然な描き方をしていたと思う

暖かく優しく穏やかで、でもたまにクスッと笑えて

小池栄子がまたものすんごい嫌な役というか
この人が悪役やる映画って大抵いい映画だなと思います
ドラマとかでも

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さくこ

5.0彼らが本気で編むときは、

2017年3月2日
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泣ける

笑える

職業柄、予告も気になっていったので観に行った。
トランスジェンダーもテーマだが、母親ってのが大きなテーマのような感じがする。
色々な母親が出てくるが、別に押しつけもなく、考えさせるような感じがまたいい。世の中の親は観て、考えてほしいもんだが。

一部実話があるらしいし、切なく、笑えるシーンもある映画だ。
久々にもう一度観ようかと思う映画だった。

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mo12

4.0尋常でない包容力を持ったひとのハナシ

2017年3月2日
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小学5年生のトモちゃん(柿原りんか)は、母親とふたり暮らし。
しかし、母親は時折、トモちゃんを残して男の許へ走ってしまうことがある。
ある日、またしても、トモちゃんを残して、母親は出奔してしまった。
ひとりになったトモちゃんは、母親の弟マキオ(桐谷健太)が勤める書店を訪れる。
マキオに連れられていった彼の住まいで、トモちゃんは、性転換者のリンコ(生田斗真)と出逢う・・・

というところから始まる物語で、サイドストーリーとして、同性愛に悩む同級生の少年カイくん(込江海翔)の物語が絡んでいく。

異色の題材だが、奇妙なところなどまるでない、至極フツーの物語として、荻上監督はこれまで培った淡々とした演出で撮っていく。
これがとても好ましい。

ひとそれぞれに悩みはあり、そんな悩みがあることはフツーだし、そんな悩みを抱えているひとを優しく包んであげたい。
監督の、そんなやさしさが溢れている。
尋常でないかもしれないほどの、やさしさである。

しかし、そんなやさしさには、当然のことながら、簡単に到達できない。
ときには、怒り、悔しい思いもする。
そんなときは、そんな思いをぐっと飲みこんで、毛糸に一目一目ずつ託して編んでいく。
タイトルの『彼らが本気で編むときは、』は、そんな意味だ。

こんなことを劇中のリンコさんが言うわけだが、古いことで恐縮するが、森崎東監督の昔の映画で、「女は、悲しいとき、ぐっとこらえて、ごはんを食べるんだよ」という台詞を思い出したりもした。

この映画、ただやさしいだけでなく、終盤、凛とした気概もみせる。

出奔したトモちゃんの母親が戻ってきて、トモちゃんを連れ戻そうとする件、母親は女性性に基づく母性を振りかざすが、「女性や母性を振りかざす前に、親として弱いものを守ろうとしないの」と問うリンコは凛としている。
たしかし、シングルマザーには生きづらい世の中だ、だからといって、自己都合で子どもを打っ棄っておいていいはずはない。
リンコは戸籍上の性を変更した後は、マキオと結婚して、トモちゃんを引き取る覚悟があったからだ。

こう考えると、リンコもそうだが、マキオの包容力も尋常でない。

尋常でない包容力を持ったふたりのハナシなのだ。

リンコ、マキオ、トモちゃんの三人が毛糸で何を編んでいるかは、ここでは明かさない。
最後に、リンコがトモちゃんに渡す品物も、同じく明かさない。

それらの品物は性を象徴しているが、しかし、性から解放されていくことを考えると、かなり興味深く、かつユーモアに溢れている。

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りゃんひさ

4.5優しくならなきゃいけない

2017年3月2日
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暖かな春の訪れを感じさせる優しい物語です。

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おちとしひろ